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これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄のものです。
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戲詩 冥王星 新星發見七十年、 今夜解消兄弟縁。 一任人寰論正否、 我從天理轉冥天。 |
新星発見して七十年 今夜解消す兄弟の縁 さもあらばあれ人寰正否論ずるを 我は天理に従いて冥天を転(メグ)る ***************** ・今夜=’06.8.25.この作は8.27日の夜 ・兄弟=ここでは惑星をいう ・正否=星の大きさによって惑星か否かの論議 ----わたしのひとりごと---- わたしは七十年前太陽系第三惑星によって発見されました。 それから七十年の長い間、お付き合いを賜り、ありがとう御座いました。 実を申しますと、わたしは何億年も前から、あなたをジーッと見つめていました。七十年、百年はわたし共の間では刹那の時間で、あなたが母である太陽の周りを、僅か百週するだけの短い時の流れでした。 その短い時の流れの間に、遥か幽遠な宇宙から、あなたの星での出来事をハラハラしながら見て参りました。以前は青く輝いてなんと素晴らし い星であろうと羨ましく思っていましたが、最近は何かボーツとした、暗雲 が立ち込めているように見えます。 想像すれば、わたしの星には存在しない、爆薬のせいではありませんか。 遥か以前にあなたの星でホモサピエンスという生き物が、横行していることを、仄聞したことがあります。 その生き物が万物の霊長とかに、進化したのでしょうか。 聞きますれば近く極氷が解けてなくなるとか、あなたの心労をお察しいたします。貴星には「山高きがゆえに貴からず」という格言のあることを聞きましたが、これは「星大きいがゆえに貴からず」に通じます。 わたしは今後も悠久な旅を続けて参ります。幾千年の後あなたに会える時を楽しみにしています。それでは Good luck 冥王星より 太陽系第三惑星さま |
2007.1.4 |
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