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| これは風散士雅兄の詩で、読み下しも風散士雅兄になります。
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| 朱雀門 英姿輪奐繞飛軒、 今活平成朱雀門。 粉壁丹楹浮夕照、 金蚩銀瓦映晨暾。 鳴鸞冷冷想龍駕、 佩玉琅琅續掖垣。 偉業燦然無缺漏、 千年共耀匠人魂。 |
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| 英姿輪奐飛軒を繞らし 今平成に活（よみがへ）る朱雀門 粉壁丹楹（たんえい）夕照に浮かび 金蚩（きんし）銀瓦晨暾（しんとん）に映ず 鳴鸞（めいらん）冷冷竜駕を想ひ 佩玉（はいぎょく）琅琅（らうらう）掖垣（えきえん）に続く 偉業燦然欠漏無く 千年共に耀く匠人の魂 ********* ・輪奐＝宏大壮麗。 ・丹楹＝赤い丸柱 ・金蚩＝金色の蚩尾。しゃちほこ、鬼瓦の原型 ・晨暾＝朝の光。 ・鳴鸞＝天子の車につけてある鈴 ・佩玉＝高官の腰におびる玉 ・冷冷、琅琅＝鈴、玉の鳴る音。 ・掖垣＝宮中の正面の塀、また宮中をさす ※ ５，６句は竜駕が出御、入御されることを空想した作者の気持ち。 ※佩玉鳴鸞を王勃の『滕王閣』「滕王高閣臨江渚，珮玉鳴鸞罷歌舞。畫棟朝飛南浦雲，珠簾暮捲西山雨。閒雲潭影日悠悠，物換星移幾度秋。閣中帝子今何在，檻外長江空自流。」
 より得た。 |
| ２００７．５．２６ |
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