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これは井古先生の詩で、読み下しも井古先生になります。
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嗚呼 平和之礎(いしじ) 恩讐一夢已茫茫、 史語沖繩劇戰場。 悔恨鎭魂銘逝者、 至言垂戒記無常。 ゥ賢勿踏前車轍、 羣勇毋開偃甲倉。 慘禍凄然埋竹帛、 猶令刻石激人腸。 |
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恩讐一夢已に茫々、 史は語る沖縄の劇戦場。 悔恨 鎮魂 逝者(ゆくもの)を銘し、 至言 垂戒(すゐかい)無常を記す。 諸賢踏む勿(なか)れ前車の轍、 群勇開く毋(なか)れ偃甲(えんかふ)の倉(さう)。 惨禍凄然竹帛に埋まるとも、 猶 刻石をして人腸を激せしむ。 ********* |
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・逝者= | 本来は歳月とか流水など、去って帰らないものをいうが、ここでは先の大戦で亡くなった人々にあてる。 |
・垂戒= | 不戦の戒めを説くことを指す。 |
・偃甲= | 武器をしまって使用しないこと、甲はよろい。 |
頷聯は流水対 | |
※ 作者は20数年前訪れたことがあるが、現在のように整っていなかったと記憶する。 |
2007.8.5 |
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