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| これは井古綆先生の作品で、読み下しも井古綆先生です。
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思洞爺湖首腦會議其二 |
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驕邦蠻行北方侵、 同席白波端陸沈。 宰相看過無勇也？ 好機何解放翁心。 |
| 驕邦の蛮行に 北方は侵され、 白波に同席するは 端に陸沈。 宰相が看過するは 勇無き也や？ 好機 何ぞ解せん 放翁の心。 ********* |
・白波： 盗賊の異称。 ・陸沈： 昔を知って今を知らず、時代遅れで世俗に従わないこと。 ・勇無也：見義不為無勇也。 ・放翁： 南宋の詩人陸游の号。終生愛国詩人でもあった。陸游『示兒』  、『思洞爺湖首腦會議其一』※ 今朝６月３０日のＳ新聞の見出し「首相、北方領土を“封印”」を見て憤慨。 |
| ２００８．６．３０ |
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