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 この詩は瑛子女士の作品です。
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探訪本所七怪談
       




江都本所七奇話
迷路巡廻顧歩遐
何處傳音狸囃子
幾時化片御駒葭
魚籃空乏置行堀
蕎屋燈無禍蹙家
最後尋幽藩主院
老椎樹立百年誇



落葉なき椎看板 狸囃子 片葉の葦 燈無蕎麦 置行堀







   「本所(ほんじょ)(なな)怪談」を探訪す  
(麻韻)

江都(えど)本所の(なな)奇話(ふしぎ)
迷路巡廻 顧歩(こほ)して(とお)
何處よりか音を伝う 狸囃子(  )
幾時(いつごろ)か 片と化す ()(こま)(あし)
魚籃(ぎょらん)空乏(からっぽ)  置行堀(おいてけぼり)
蕎屋燈無く 禍 (ちか)づく家
最後に尋幽 藩主の(やしき)
老椎(  )樹立 百年誇る



〇迷路=道に迷う  〇巡廻=めぐりまわる  〇顧歩=左右を振り返り ながら歩く  〇魚籠=びく  〇尋幽=景色のよい処を たずね求める  〇樹立=しっかりと立つ


 テレビ番組・歴史鑑定で「本所七不思議」(本所に江戸時代から伝承される奇談・怪談 古くから落語など噺のネタとして庶民の好奇心をくすぐり親しまれてきたもの)を取り上げた。前々から回ってみたいと思っていたところなので、良い予習が出来た。
一つづつ現代の科学で解明していく。ユーモアがあって実に楽しい怪談です。
それぞれ巡り歩き、今に名殘る「二八蕎麦」で遅い昼食をとる。

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狸囃子・ 馬鹿囃子ともいわれる。囃子の音がどこから聞こえてくるのかと思って、音の方向に散策に出ても、音は逃げるように遠ざかって行き、音の主が絶対にわからない。

片葉葦・ 本所にお駒という美しい娘が住んでいた。近所に住む留蔵という男が恋心を抱き、幾度も迫ったものの、お駒は一向になびかず、ついに爆発した留蔵は外出したお駒を追った。
そしてお駒を襲い片手片足を切り落とし、堀に投げ込んだ。それ以降付近の堀に生い茂る葦は何故か片方だけの葉しか付けなくなったという。

置行堀・ 堀で釣り糸を垂れたところ、非常によく釣れた。夕暮に帰ろうとすると「置いていけ」と言う恐ろしい声がしたので恐怖にかられ逃げ帰った。家に帰って恐る恐る魚籠を覗くと、あれほど釣れた魚が一匹も入っていなかった。

燈無蕎麦・ 夜になると二八蕎麦の屋台が出たが、いつ行っても主人がおらず、明け方まで待っても現れず、その間、店先に出している行灯の火が常にきえているというもの。此の行燈にうかつに火をつけると家に帰ってから、必ず不幸が起こるという。逆に「消えずの行灯」といって、誰も給油していないのに行灯の油が一向に尽きず、一晩中燃え続けている、という伝承もある。
そして立ち寄ると不幸に見舞われてしまうとも言われた。

落葉無椎・ 本所平戸新田藩松浦家の上屋敷に見事な椎の銘木があった。何故かこの木は一枚も葉を落としたことがない。松浦家も気味が悪くなり、屋敷を使わなくなってしまった。ここにその話のモデルになったといわれる木がある。

 

2015.11.23




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