瑛子仁徳御陵一周　碇豊長の詩詞　投稿

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　この詩は瑛子女士の作品です。 ******************

　仁德御陵一周
　　　　　　　

東西南北古墳連
跨越時空大廟前
栩栩如生陶俑笑
白雲照看幾千年

　　　仁徳御陵を一周す　（先韻）

東西南北　古墳連(つら)なり
跨越(タイム)時空(スリップ)して　大廟の前
栩栩たり　生くるが如く陶俑(とうよう)笑い
白雲照看(しょうかん)す　幾千年

〇栩栩＝生き生きと　　〇陶俑＝埴輪　　〇照看＝見守る

  ボランティアミニガイドさんと仁徳御陵の周りを一周する。
  クフ王ピラミッド・始皇帝陵と並ぶ世界三大墳墓。底面積では世界一。
  墳丘は三段に築成され、三重の濠が廻り、十四基の倍冢がある。
  緑に囲まれた約三キロの周囲は散策を楽しむ人・ジョギングする人・サイクリングする人・・・・
  世界的に貴重な墳墓も市民にとっては生活の一部にあるようだ。
  上から見ないと全貌は見えないけれど、「百舌鳥耳原」を歩くのは長年の夢だった。