読者のページ |
この詩は瑛子女士の作品です。
|
買飴幽靈 |
深夜敲門隳靜寂 幽靈窃窃乞糖飴 土饅頭裏嬰兒泣 母性温情無限慈 |
|
安田米斎画『子育て幽霊図』 |
飴買い幽霊 (支韻) 深夜の 幽霊 母性の温情 無限の |
||||
〇敲門=門をたたく 〇窃窃=声のかすかなさま 〇糖稀=水飴 〇土饅頭=お墓 水飴を売っている小さな店に、毎晩遅くなると青白い顔をした女が現れる。不思議に思った飴屋は、ある夜後をつける。その女はある墓の前でぱっとかき消えた。途端に墓の中から赤ん坊の声が聞こえる。墓を開けてみると、生きてい赤ん坊が泣いていた。その横には水飴が置いてあった。 死んでまだ温かいうちに埋められ、墓の中で赤ん坊が生まれたのだ。母親の霊が水飴で養っていた、というお話。 家人が女の手に持たせた、 三途の川の渡銭、六文銭が なくなっていたという。 |
2016.1.17 |
次のページ 前のページ 来信站メニューページ ******** |
辛棄疾詞 李U詞 李清照詞 陸游詩詞 花間集 婉約詞集 碧血の詩篇 抒情詩選 竹枝詞 秋瑾詩詞 毛澤東詩詞 天安門革命詩抄 燦爛陽光之歌 碇豊長自作詩詞 詩詞概説 唐詩格律 之一 宋詞格律 詞牌・詞譜 詞韻 詩韻 参考文献(詩詞格律) 参考文献(宋詞) 参考文献(唐詩) 本ホームページの構成・他 わたしのおもい |