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 この詩は瑛子女士の作品です。
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「百舌鳥耳原」由來
       




君主皇陵營造刻
狂奔少鹿驟蹁躚
耳中飛去敏才鵙
靈獸靈禽今尚傳



                                                                 
百舌鳥耳原由来の看板と仁徳天皇像

   「百舌鳥(もず)耳原」の由来   
(先韻)

君主の皇陵 営造の(とき)
狂奔(きょうほん)す少鹿(にわか)蹁躚(へんせん)
耳中飛去る 敏才の(もず)
霊獣霊禽 今尚(  )



〇狂奔=狂いはしる  〇蹁躚=よろめく

  日本書紀によると、仁徳天皇が当地で陵の工事をはじめられました。
  その時、野から鹿が走り出て、工事をしている人をめがけて突進してきましたが、直前でその鹿が倒れてしまいます。不思議に思ってその鹿を調べてみると、鹿の耳から『百舌鳥』が飛び立ちました。そして鹿の耳の中は、もずに食い割かれていました。工事人の危ないところを百舌鳥が助けた訳です。
  この百舌鳥の勇ましい働きをたたえて、この地を『百舌鳥耳原』と呼ぶようになったということです。

 


2016.3.18




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