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歎老

                        沈存中(沈括)

唯覓少年心不得,
當時感舊已潸然。
情懷此日君休問,
又老當時二十年。




    **********************


           老いを歎く

だ 少年をもとむるも  心に ず,
當時 きうに感じて  すで潸然さんぜん
情懷じゃうくゎい の日  きみ 問ふことをめよ,
また 當時よりいたること  二十年 。

            ******************

◎ 私感訳註

『聯珠詩格』より
※沈存中(沈括):北宋中期の政治家、科学者。1031年(景福元年)?〜1095年(壽昌元年)。このサイトでは、基本的に「姓・名」で表示しているが、『聯珠詩格』では字等で表記しているので、それに従う。姓は沈〔ん;Shen3〕。存中は字で、括が名。号して夢溪丈人。錢塘(現・浙江省杭州)の人。

※歎老:老いを歎く。二十年前(作者が四十歳代前半の頃?)に、老いを歎いたが、今はその時から更に二十年経ち(六十歳代前半の頃?)、一層深い老いを歎いている。重層化(?)された歎き。この作品は、後出・白居易の『洛陽春』の用韻(同一の韻字を自由な配列で使うこと)になろう。

※唯覓少年心不得:若かった頃の心(の華やぎは)さがしもとめることができなかったので。 *中唐・白居易の『洛陽春』に「洛陽陌上春長在,昔別今來
二十年唯覓少年心不得,其餘萬事盡依然。」と、同じ句がある。 ・唯:ただ。 ・覓:〔べき;mi4●〕もとめる。さがしもとめる。 ・少年:わかもの。ここでは、作者が年若かった時代のことをいう。 ・−不得:動詞の後について…することができない。…られない。「心不…」で心に…できないの意で、「覓(少年心)不得」で「覓不得」の意。

※當時感舊已潸然:その頃、昔のことに感じて思いを起こして、(その時)すでに涙が止めどもなく流れた。 ・當時:〔たうじ;dang1shi2○○〕その頃。当時。蛇足になるが、當時:〔たうじ;dang4shi2●○〕は「その時すぐに。直ちに。時に当たって」。ここは、前者。 ・感舊:昔のことに感じて思いを起こす。 ・已:とっくに。すでに。 ・潸然:〔さんぜん;shan1ran2○○〕涙が流れるさま。また、雨がぱらぱらと降るさま。ここは、前者の意。

※情懷此日君休問:心中の思いを今この頃になって、訊(たず)ねないでほしい。 ・情懷:心中の思い。 ・此日:この頃。今日(こんにち)。 ・君休問:(仮設の相手に対して、)訊(たず)ねることをやめよ。 ・休問:訊(たず)ねることをやめる。 ・休:やめる。

※又老當時二十年:あれからまた、二十年が経ってしまったのだ。 ・又:またもや。またしても。 ・老:老いる。 ・二十年:(「唯覓少年心不得,當時感舊已潸然」の時から)更に二十年経つ。





◎ 構成について

韻式は「AA」。韻脚は「年然」で、平水韻下平一先。(前出・白居易の『洛陽春』の用韻(同一の韻字を自由な配列で使うこと)。次の平仄はこの作品のもの。

○●●○○●●,
○○●●●○○。(韻)
○○●●○○●,
●●○○●●○。(韻)

2009.3.23
     3.24
     3.25
                               
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