from 七色仮面氏 |
やっぱりそうだったかと膝を打ちました。「The Song Lives On」でした・・・
久方ぶりに七色仮面さんから連絡があったのです。
「Joe Sample 2003-04-09 Bremen, Germanyこの音源ってお渡ししましたっけ?」と。今しがた半斤八両さんから
居酒屋でJoe Sampleのアルバムが大挙リバイバルされると聞いたばかり。絶妙のタイミングでした。
ご厚情に甘えていただいた密造酒はJoe Sampleのソロピアノライブでした(本当に感謝いたします)。
ただし、収録された15曲の曲名に
ついては貴君にて調べられたし、とのこと。
私事ですが、300回の腹筋運動を日課にしているので、その際約20分ほどの合間に繰り返し聴いています。
クルセイダーズ関係はこうして運動の最中に聴く一方、じっくり耽溺したい時は、音量を大きめにヘッドフォン
で聴くことにしています。このやり方が、自分にとっては、闘魂がジワーッと体内に点滴される最適の方法です。
ところがどっこい、曲名が判然としない。冒頭の2曲については漠然と直感できましたが、未だ他曲は暗中模索。
というのも、当方にはクルセイダーズ周辺の知識しかないので、そのテリトリー外はお手上げなのです。
その冒頭の一曲が「The Song Lives On」だったという、これは恐縮ながら、ながーい前説。ちなみに二曲目は「Souly Creole」。
曲名確認のため、ひさしぶりに名盤「The Song Lives On」を聴きながら、
いつしかJoe Sampleという御仁に想いを馳せていました。大切な人の思い出や
プライベートな来歴を辿りながら、郷愁の甘い酩酊に誘ってくれる麻薬
めいた効力がこのメロディアスな曲にはあるのです。かと思えば、「Souly Creole」のような
ドスの効いたバラッドを編み出す腕力。Joe Sampleの曲をちょっと思い浮かべただけでも
「Soul Shadows」「Street Life」「Melodies Of Love」「Put It Where You Want It」
「Chain Reaction」「Ballad For Joe」など枚挙にいとまなく、その多面体ぶりには
驚嘆します。
湧水のように湧き出るこのサウンドの源泉は一体何なのでしょう。
むしょうに何処にもないJoe Sample物語を
読みたくなってきました。Joe Sampleに会いたい。
|