ここに開陳しますは、謎の七色仮面氏の密造酒コレクション！どれもこれも垂涎のファンク酒

わがプライドの統括部長高田延彦さんの試合解説の際の言葉遣いには 独特のスタイルがあり、頻出する「空気感」とか「生きざま」とか「熱」とか いった言葉群がプライドのリアルな劇空間を熱く彩ります。激闘を物語る時、それはシーンでも光景でもなく、例えば「いつもと変わらぬプライドの 風景」といった言い方で、あくまで「風景」という言葉が使われます。かくて プライド特有の「熱」や選手の「生きざま」が、絶妙の「空気感」を醸しながら こちらのハートをヒートアップするのです。
ところで、今回「七色仮面」氏から、1976年にFM放送されたという 「Montreux Jazz Festival Live」の貴重な音源の録音CDを頂きました。またしても幸いなるかな 「闘魂クルセイダーズ」で、ご厚意に感謝するばかりです。
このCD、馴染みの 「SPIRAL」や「GREASY SPOON」のライブ演奏が収録されているばかりか、 今回は、珍しく、あまりライブでは ご披露されることのない、どちらかといったら目立たない路傍の曲ともいえる 「THE WELL'S GONE DRY」、「MY MAMA TOLD ME SO」、「SOUL CARAVAN」の3曲が大手を振って 記録されているから快哉を叫びました。それも全篇をポップウエル先生 のベースがダイナミックに爆走し、野性を呼び覚まさんばかりの侠の空気感が 充満していますから、これは感激です。この熱のこもった空気感を作り出すには、 「GREASY SPOON」で終わるこの選曲と曲順が最適だと思わず膝を打って納得しまうほどの構成の妙。 そして・・・そう、 Joe sampleが、Wilton Felderが、Stix Hooperが、Larry Cartonが、欣喜雀躍として いつもと変わらぬクルセイダーズの風景を見せてくれています。

1THE WELL'S GONE DRY(from southern comfort)
2 MY MAMA TOLD ME SO(from those southern knight)
3 SPIRAL(from those southern knight)
4 SOUL CARAVAN(from chain reaction)
5 GREASY SPOON(from pass the plate)