ここに開陳しますは、謎の七色仮面氏の密造酒コレクション！どれもこれも垂涎のファンク酒

この密造酒、当サイトブートコーナーで紹介した「Snowflake in Colchester」と同一。 ジャケットに雪の結晶（snowy crystal）を大きく配した、あの一枚です。
「Chain Reaction」の、体に揺さぶりをかけてくるPopwel師匠の重低音のベースがとどろく出だしからして 「中野サンプラザ」でのライブを彷彿とさせます。続く「Sweet N'Sour」のさわやかな疾走感も格別。
「I Felt The Love」で顕著なのは、Wilton Felderのサックスの何ともいえない音の艶。鮎の甘露煮の 味わいとでもいいましょうか。肌は艶やかで、中身には思い入れの出汁がたっぷりと沁みている。 円やかで旨い。 Wilton Felderは、ちょうどこの時期に「ブリット」以来実に9年ぶりに ソロアルバム「星の伝説」を発表していますから、ノリに乗っていたのでしょう。
Joe Sampleの「There Are Many Stops Along The Way」は、ジョーサンプル版「昼下がりの情事」。 あい間あい間に聞こえてくるPopwel師匠のベースは不倫の轟きか。
そして匕首のように突きつけられるクルセイダーズの定番「Put It Where You Want It」。 クルセイダーズは快調そのもの、元気であれば、何でもできる、行くぞ、ダー！