ウイルトン・フェルダーの笑顔を見ると何故かホットするものがあります。
おそらくこの人の人間性の故でしょう。人生の酸いも甘いも知り尽くした男のみが、ふと見せる懐の深さと暖ったかみを感じるのは僕だけでしょうか。

ちょっとしたミスをやりました。
このアルバム聴いていて、２曲目に「SO FAR AWAY」があり、先祖帰りかな、温故知新やっぱり昔のクルセイダーズ風はいいぜと思ったらナント、どうしたわけか「クルセイダーズ１」のレコードと「シークレット」のを交互に間違ってジャケットに入れていたのでありました。
で、この「シークレット」。ダンディーとしか言いようのないMR.FELDERの渋い世界。控えめにシークレットというより実にアグレッシブ。雄渾なテキサス魂を感じさせる野太いテナーが鳴り渡る「思いつづけて」も良い。
でも、でもですよ、やっぱり昔のクルセイ、そしてあのウエインヘンダーソンとの危険なコンビを復活して下さいヨ、と思っているのは僕一人でありましょうか。