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joe wayne stix
Wilton Felder

ウイルトン・フェルダーの笑顔を見ると何故かホットするものがあります。
おそらくこの人の人間性の故でしょう。人生の酸いも甘いも知り尽くした男のみが、ふと見せる懐の深さと暖ったかみを感じるのは僕だけでしょうか。

2012 WE ALL HAVE A STAR & INHERIT THE WIND
2006 Let's Spend Some Time
1993 FOREVER ALWAYS
1992 NOCTURNAL MOODS
1987 LOVE IS A RUSH
1985 SEACRET
1983 GENTLE FIRE
1980 INHERIT THE WIND
1978 星の伝説
1969 BULLITT
PERSONAL HISTORY
男の薫香
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
LOVE IS A RUSH ジャケット LOVE IS A RUSH ←back next→
黄昏時から効いてくる
1987 MCA RECORDS

このアルバム、1987年に発売されたものですが、不覚にも知りませんでした。
「4 O'CLOCK」、「SEA BREEZE」、「TENDER TOO SOON」の3曲がWILTON FELDER、 他5曲がJOE SAMPLEによる作曲。
演奏メンバーを見ますと、ドラムにEDWARD・SONNY・EMORY、パーカッションにLENNY CASTROなど、この年日本公演時のメンバーが名を連ね、もちろんピアノはJOE SAMPLEと、前年発表の「GOOD AND BAD TIMES」のスグ後に誕生したということが成る程と頷ける、きわめてクルセイダーズ色の濃い元気印のアルバムとなっています。
JOE SAMPLE作曲のものは、表題作「LOVE IS A RUSH」や「THE CHANCES WE TAKE」など、いずれもラブリーで叙情性豊かな作品。
片やWILTON FELDERの作品は、黄昏時から効いてくる、そんな印象を抱きましたヨ。夜のヘッドライトリバーや、繁華街のネオンサインが殊のほか似合いますネ。
伸びのある文字通り雄渾なサックスの轟きがボディーとハートにクリーンヒット、あのネオン瞬く光彩陸離とした懈漫界へすぐにでも飛び出したくなっちまいますヨ。要するにすこぶるアグレッシブにしてくれるサウンド。「沈んだ気持ち」なんて吹っ飛ばしてくれること必定。その秘訣、やっぱり「闘魂」だなって感じるんですよネ。  


1 4 O'CLOCK
2 THE CHANCES WE TAKE
3 LOVE IS A RUSH
4 SEA BREEZE
5 SOME THINGS NEVWE CHANGE
6 TENDER TOO SOON
7 DON'T LET YOUR DEFENSES DOWN
8 I'LL NEVER BE THE SAME