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[2058] サイクリング・ブギ 投稿者:らくだ 投稿日:2022/05/18(Wed) 20:20  

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・雑   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎
名裏二・雑   自治体毎のドローン規制      こ
名裏三・雑  ガラクタの山の向こうの新天地    兎
名裏四・春   入学式の朝の胸キュン       こ
名裏五・花  撮影は花が散り止むときを待ち    ら

入学式といえば記念撮影、からのロケハンか何かへ。
先に
 散る花のなかを自転車漕いでゆく   ら
を出したのですが、ドローンもあったし自転車じゃないほうがいいかなぁと変更しました。
どちらでも。お捌きください。


[2057] YMO 投稿者:越冬こあら 投稿日:2022/05/15(Sun) 11:52  

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎
名裏二・雑   自治体毎のドローン規制      こ
名裏三・雑  ガラクタの山の向こうの新天地    兎
名裏四・春   入学式の朝の胸キュン       こ

新しい学校は正に「新天地」。で「キュンです」な気分ですと
付けてみました。
問題なければ、お次はらくださん、春の花の句をお願いします。



[2056] まりちゃんズ 投稿者:越冬こあら 投稿日:2022/05/12(Thu) 20:21  

兎六さん、ありがとうございます。
ちょっと離れた「新天地」のほうを頂きたいと思います。

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎
名裏二・雑   自治体毎のドローン規制      こ
名裏三・雑  ガラクタの山の向こうの新天地    兎

となりまして、お次は、私が春の句を付けます。
少々お待ちください。



[2055] 地上100メートル 投稿者:うりく 投稿日:2022/05/08(Sun) 17:50  

シャビエル、存じ上げませんでした。勉強になりました。
ありがとうございます。

規制、自治体ごとに異なると困ったものですよね。

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎
名裏二・雑   自治体毎のドローン規制      こ
名裏三・雑  お絵描きに供す手帳の一頁      兎

私事ですが、使わなかった4月部分の手帳を提供したのです。
現実は兎を書いていましたが、ドローンを書いていても面白いなぁと。
予備にて、下記もお願いいたします。
 ガラクタの山の向こうの新天地
離れすぎかなぁという。
ドローンの最新技術から、技術進歩なイメージで作ってみました。

よろしくお願いいたします。


[2054] ふらんしすこ 投稿者:越冬こあら 投稿日:2022/05/07(Sat) 09:30  

兎六さん、ありがとうございます。
現在、教科書では「シャビエル」と呼ばれているようですが、
肖像画の髪型は変わらず、落書きの標的にされているようです。
可愛い小鳥のまま、頂きます。

そして、

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎
名裏二・雑   自治体毎のドローン規制      こ

と、切支丹禁制から小型無線無人機規制につなげてみました。
問題なければ、終盤のつじつま合わせ順番となってしまいますが、
ふたたび、兎六さん、雑の句で続けて下さい。


[2053] お待たせいたしまして 投稿者:うりく 投稿日:2022/05/03(Tue) 06:37  

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら
名裏一・秋  ザビエルは小鳥の小の字不思議がり  兎

慢性的に残業多めになっており、かなりお待たせしてしまいました。
子犬・子猫は子なのに小鳥は小、と書くことを不思議がる知人から着想いたしました。

次点として、
 英単語覚えきれずに火の恋し
も提示いたします。
よろしくお願いいたします。


[2052] 遅れ馳せ。。 投稿者:越冬こあら 投稿日:2022/04/24(Sun) 21:02  

らくださん、そして、MAOさん、ありがとうございます。
捌き手として、きちんと意見を述べ、判断しようと逡巡している間に、
一件落着して頂きまして。たいへんに助かりました。

そして、らくださん、秋の句(酒と米)ありがとうございます。
既に酔ったふりしたり、命がけの宴会を催したりしているので、
ここは、お米さんをありがたく頂戴します。

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・恋   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡
名表十二・秋  新米ならばおにぎりにして     ら

さて、お次は兎六さん、もうひとつ秋の句でお願いします。



[2051] いえいえ 投稿者:MAO 投稿日:2022/04/24(Sun) 05:26  

 再開発で連鎖倒産
倉皇も悲嘆も照らし秋の月

 月といえば秋なのですが、こうやって切り取ったときに単に「月」だと、季節にブレが出るのかしらん、と逡巡した次第です(そこまで季寄せに忠実でない、というのもありますが)。

 納得いただけたのであれば幸いです。


[2050] すみません 投稿者:らくだ 投稿日:2022/04/24(Sun) 02:03  

はい、2番の解釈で、ただ「月」と詠めば秋の句になるのでは、という意味でした。

が、手持ちの大歳時記では月の秋しか載っていなかったんですが、
いつも利用しているオンラインの「きごさい」には子季語の中に「秋の月」が入っていました。
不勉強で申し訳ありません。

そして大変お待たせしました。

発句・新年  元旦や早くも回す洗濯機       らくだ
脇・新年    ひょんなとこから双六の駒     越冬こあら
第三・春   三島には三島の梅と申すらむ     赤胡
第四・春    海士の話を聞くともなしに     兎六
第五・春月  爺婆の寝息の先の朧月        こ
第六・雑    繰り下げせずにもらう年金     ら
裏一・雑   ワンコールだけの着信スルーして   兎
裏二・雑    じっくり焦らす十一時半      胡
裏三・雑   酔ったふりしてそれとなく指に触れ  ら
裏四・恋    凸包み込む凹に成りたし      こ
裏五・雑   夜っぴいて旋盤すなる町工場     胡
裏六・雑    LPで聴くポピー体操       兎
裏七・秋月  パラリンのメダルの如き今日の月   こ
裏八・秋    記念切手に赤とんぼ飛ぶ      ら
裏九・秋   裏庭のしいたけ採って兄弟は     兎
裏十・雑    末は博士と大臣になり       胡
裏十一・花  人死の出るまで続く花の宴      兎
裏十二・春   あとは野となれ春雨のなか     ら
名表一・春  熊穴を出づ目に染みるものがあり   胡
名表二・雑   堪えて耐えるは漢の鑑       こ
名表三・雑  悪筆のくせに万年筆が好き      ら
名表四・雑   晴れてときどきぶたのふる日に   兎
名表五・冬  猟人をジビエ料理で饗して      こ
名表六・冬   焚火の煙遠く長くす        胡
名表七・恋  逢いたくて歯痛くてもう眠れない   兎
名表八・恋   電話デートは寝落ちで終わる    ら
名表九・雑  「東京は」と主語を大きくひとくさり 胡
名表十・雑   再開発で連鎖倒産         こ
名表十一秋月 倉皇も悲嘆も照らし秋の月      胡

名表十二秋   鬼の居ぬ間に飲む新走り      ら
        新米ならばおにぎりにして

酒と米と両方出してみます。
お捌きください。


[2049] えーと 投稿者:MAO 投稿日:2022/04/23(Sat) 06:05  

>らくださん

 すみません、いまひとつご指摘の意図をわかりかねているのですが、この場合の「前句」というのは名表十一のことでしょうか、それとも裏七の秋月ことでしょうか。

 名表十一の場合、解釈が2つに分かれます。

 1:今回の月の句は、秋の月に限った話ではない
 2:名表十一は秋の月と相場が決まっているから、わざわざ「秋の」と但し書きする必要はない

 このあたり、もう少しお知らせいただけると助かりますが……。


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