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◆深い谷底のロイダリウム-Uncanny Valley-(完結)

その壁を知る者がおり、その壁に臨む者がおり、
その壁に挑む者がおり、しかし越える者はいない。

    それを認めるわけにはいかないんだよ。
    そして、それを認められない自分を、受け入れなきゃならない。
    破綻を否定できないのなら、ね。

【序幕】誰も彼には届かない
【第一幕】青空は自由をくれるか
【第二幕】クラミニウムは命を喰らう
【第三幕】ロイドをお願いしたいのですが
【幕間一】我々は望みながら拒んでいる（前）
【第四幕】一滴の泥水と同じように
【第五幕】ランディング・ポイント
【第六幕】消えたように見えていただけ
【幕間二】我々は望みながら拒んでいる（後）
【第七幕】彼女はよく今のような表情を見せた
【第八幕】ありがとう、それでも私を、愛してくれて
【第九幕】もしかしたら、と、そう思ったんです
【終幕】何か問題があるのでしょうか？
(2008年制作・Ｋシリーズ第二弾・連短編集・111枚・須賀さくら様への贈呈作品)

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