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七言絶句                    
              唐 杜牧
過華清宮絶句


長安回望繍成堆,
山頂千門次第開。
一騎紅塵妃子笑,
無人知是茘枝來。


            華清の池 
     「中国 歴史散歩」より賜る
******

華清宮を
(す)ぐ 絶句
                       
長安 回望すれば  繍 堆と成り,
山頂の 千門  次第に 開く。
一騎の 紅塵に  妃子 笑み,
人の  是れ 茘枝の來たるを  知る 無し。

       

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◎ 私感註釈

 『聯珠詩格』卷六より
※過華清宮絶句:作者が華清宮を通ったときの作。華清宮は、長安東方の驪山の近くにある。現陝西省臨潼県驪山。玄宗(明皇)と楊貴妃の愛が結ばれたところでもあり、白居易の『長恨歌』「春寒賜浴華淸池,温泉水滑洗凝脂。侍兒扶起嬌無力,始是新承恩澤時。」でも有名。この詩でも二人の愛をベースにうたっている。『聯珠詩格』では『華清宮』とする(写真:右)。 ・過…:…によぎる。…をすぎる(すぐ)。

長安回望繍成堆:長安の方をふり返って眺めると美しい山並みの起伏がうずたかくつもり重なっている。 ・長安:唐の都。玄宗の都でもある。 ・回望:(華清宮から見れば西の方を)ふり返って眺める。 ・繍成堆:美しい山並みの起伏がうずたかくつもり重なる。錦繍山河が、幾重にも重なって見えること。或いは、繍嶺のことを指す。

山頂千門次第開:山頂の多くの門が次つぎと開かれていった。 ・山頂:頂上。 ・千門:多くの門。塀が幾重にも奥深く重ねられているさまをいう。 ・次第:つぎつぎと。白居易の『觀幻』に「有起皆因滅,無不暫同。從歡終作,轉苦又成空。次第花生眼,須臾燭過風。更無尋覓處,鳥跡印空中。」 とあり、後世、北宋・蘇軾は『食茘枝』で「羅浮山下四時春,盧橘楊梅
次第新。日噉茘枝三百顆,不辭長作嶺南人」と使う。 ・開:開かれていく。外部から、驪山の華清宮に入り込んでいくさまをいう。

※一騎紅塵妃子笑:一騎の馬が(浮き世の)埃を巻き上げながらやってくるのを、妃(きさき)は笑顔(えがお)で(迎え)。 ・一騎:馬に乗った人が一つ。この用法の「騎」は
になる。 ・紅塵:浮き世の塵。 ・妃子笑:きさきが笑む。楊貴妃が(好物の)茘枝を見て微笑む。現在はこの作品が元になって、“妃子笑”という茘枝の品種名にもなっている。玄宗が愛しい楊貴妃のために、季節に先駆けて一番に出来る早生の茘枝を四川より取り寄せたことから起こったという。

※無人知是茘枝來:誰も知らないだろうが(実は、楊貴妃の好物である)茘枝が届いたのだ。 *誰も 茘枝が来たのだ、ということを知らない。人の 知ること 無からん  是れ 茘枝 來たれりと。「無人 知  是〔茘枝來〕。」という句の構成になる。 ・無人:……という人はいない。だれも…は、いない。蛇足だが、その反対の「有人」は、「…とした人がいる」「と或る人が」になる。 ・知+是:…ということを 知っている。 ・無人知 + 是:…ということであると、分かっている人は、だれもいない。誰も知らない。元・戴表元の『感舊者歌』に「牡丹紅豆艷春天,檀板朱絲錦色箋。頭白江南一尊酒,
無人知是李龜年。」とあり、清・厲鶚の『秋宿葛嶺涵靑精舍』に「書燈佛火影淸涼,
夜半層樓看海光。蕉颭暗廊蟲弔月,
無人知是半閒堂。」とある。 ・茘枝:れいし。現代北方語では〔li4zhi1リーチー〕と言う。ライチともいうのを耳にするが、南方方言か、その訛りか。茘枝は楊貴妃の好物と伝えられている。 ・來:くる。きた。

               ***********




◎ 構成について

七絶平起。一韻到底。韻式は「AAA」。韻脚は「堆開來」で、平水韻上平十灰。以下の平仄は、この作品のもの。

○○○●●○○,(韻)
○●○○●●○。(韻)
●●○○○●●,
○○○●●○○。(韻)

2002.11.29
     12. 2完
2003. 5.31補
2004. 3.22
2007. 4.27
2009. 3.29版
2011. 5.18
2020. 7.16

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