風散士大恐慌有感　碇豊長の詩詞　来信・投稿

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　これは風散士雅兄の詩で、読みも風散士雅兄のものです。　 ******************

大恐慌有感
希有恐慌呼激論、義捐閑却似鄕原。宛於隔岸傍觀火、高戸諸賢只巧言。

希有けうの恐慌は　激論を呼び、
義捐の閑却は　郷原に似たり。　　
宛ら　隔岸に　火を傍観し、　　
高戸の諸賢は　只巧言のみ。　　

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・義捐：	慈善・公益・災害救助などに金品を寄付すること。あらゆる分野においての、ワークシェアリングなど出来ないものでしょうか。
・閑却：	（自身の減給を嫌い）なおざりにすること。
・郷原：	村で君子らしくみせかける偽善者。
・転句：	対岸の火事。漢語では隔岸観火。
・高戸：	経済的にめぐまれた世帯。