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 これは井古綆先生の詩で、読みも井古綆先生のものです。
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識足

俗世牢騒行路難、
人間識足自平安。
山僧活計茶三畝、
漁父生涯竹一竿。





俗世 牢騒らうさう 行路難、
人間足るを識れば 自づから平安。  
山僧の活計 茶三畝さん ぽ
漁父ぎょ ほ の生涯 竹一竿。

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 おせっかい。

・牢騒: 思うままにならないで不平なさま。
・三畝: (茶畑が)三うね。
・漁父: 時に「漁夫」としている詩があるがこれは間違い。父は仄韻で夫は平韻。

※ 昨夜7月28日、この詩の結句『漁父生涯竹一竿』の一幅の鑑定するテレビを見て、ネット上を検索したら当詩の転句『山僧活計茶三畝』が対句であり、一休禅師の作であることを知り、禅師の人となりを考え前半の二句をお節介にも付け足し、転句の山僧・・・と、結句の漁父・・・とは直接には関係ないので、この二句を結ぶ語句を考えた次第です。

昭和28年頃だと記憶していますが、友達のポータブル蓄音機で「一休宗純」の頓智話のレコードを聞きました。


なお通称一休寺・酬恩庵には七八年前、門前下まで行ったことがあります。坂道や階段がきつく境内には参詣できませんでした。

2009.8.2




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