戦記のお部屋(第四分室) この部屋は、ヨーロッパにおける第二次世界大戦の、始まりから「英国の戦い」まで。 |
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まやかし戦争まで:不況から弱腰になったヨーロッパ列強。調子に乗ったヒトラーはついにポーランドへ。英仏はポーランドとの条約からついにドイツに宣戦布告したものの、どうこぶしを振り上げていいのやら・・・一方でやる気満々のドイツ人は着々とパンチをくりだす準備をしていたのです。
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ノルウェー:中立国を名乗ったノルウェーもデンマークも、ひとたび大国の都合が悪くなれば蹂躙されるのは時間の問題でした。このことでわかるとおり、中立という立場を守るためには、自己陶酔的に「中立」を唱えるのではなく、周りの状況をよく分析したうえで方針をたてた外交、国際広報活動と、それにマッチした防衛力整備をしなければなりません。蹂躙されてからそれまでの怠惰を棚にあげて復讐に走るのでは、無駄な血が流れるではありませんか。レジスタンスとかは、映画とかではカッコよく見えるけれども、結局は平穏に生きたい他人の生活を巻き添えにし、無駄な血を流させます。(しかも、国のため!という口実で!) やっぱり、あいてに最初から攻める気を起こさせないのが一番。
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対フランス:シェリーフェンの夢をマンシュタインが手直しし、グデーリアンがかなえました。クレマンソーへの復讐?大モルトケの再現。
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マルタ・地中海:地中海の小さな島マルタ。枢軸側がこの島をおさえていたなら、地中海、さらにアフリカの情勢はどうなっていたんでしょうか・・・
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バルカン作戦:ヒトラーの成功に嬉しくなっちゃったわれらがドゥーチェはフランコほど慎重ではなかったのでイタリア人らしい傲慢な無邪気さで弱そうなバルカン半島の国々へ。でも、イタリアの兵隊さんは戦争なんかやりたくなかったのでさあ大変。みんながめーわくしましたとさ。
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バトルオブブリテン:イギリスは、その先祖が、フランス人のいう「小ブルターニュ」に上陸して占領して以来、大陸に侵攻することこそあれ、自分たちの空の上に敵国人が攻め込んできた体験なぞ、20世紀に入るまでもっていませんでした。(オランダ人がテームズをさかのぼったことはあったかも・・・)いわば、最大の危機!乗り切った満足もひとしお・・・いまだにイギリスのパニックもの映画では、ニュースのシーンで「大空襲以来最大の危機・・・」などというセリフを使った演出が見られます。
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通商破壊作戦:持たざる海軍、ドイツのとった対イギリス海軍戦略は、海上ゲリラ戦でした。はるか昔、イギリスの私掠船がスペインにやってたことを、今度はイギリスがされることになったのです。
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