著者略歴
金谷町大代に生まれる。
小学校高学年のころ、湯川秀樹に憧れて科学少年となる。
静岡大学附属中学校のとき、朝永振一郎のノーベル物理学賞受賞に
感化されて、高校数学や物理の独学をする。 著者近影(H12/03)
県立藤枝東高校在学中は、理系に籍を置きながら、文学に目覚める。
ヘッセ、漱石などおきまりの道を経て、ドストエフスキーや谷崎に耽溺。
大学受験の直前、昭和44年1月、東大安田講堂に於て学生と機動隊
との攻防戦。全国の受験生が、唇をかんでテレビを凝視。東大入試中止。
北海道大学理学部在学中は、物理化学を学ぶ傍ら小説の創作に専念。
科学と文学の両立に苦しむ。恩師、岡不二太郎教授の薫陶を受けるも、
二頭の奔馬を御しきれず、挫折。
卒業後、深山幽谷の生地に帰郷。
家産を守り、近隣の子弟に数学・化学を教えて、家族の糊口をしのぐ。
雌伏すること、二十有余年。
突然曙光が差し、救いの光の手がさしのべられた。
(頭の上は、竹コプターではありません。)
冑佛(かぶとぼとけ)との邂逅である。
すべては、河村家に伝わるひとつの伝説から始まった。
表題 | 執筆年齢 | 掲載誌 | 発行所または発行者 | 発行年月日 |
思い出 | 19歳 | はな誌No6 | 芒 順子 | S49.12.1 |
翼 | 20歳 | 北方浪漫 | 北方浪漫同人 | S47.2 |
波 | 21歳 | (未発表) | ||
宇宙論 | 21歳 | (未発表) | ||
死人のみる夢 | 22歳 | 北方文芸 | 北方文芸刊行会 | S49.3.1 |
剣 | 22歳 | マロオス | マロオス同人 | S50.4 |
水晶幻想 | 23歳 | (未発表) | ||
有間皇子 | 24歳 | (未発表) | ||
著者への批評 |
表題 | 執筆年齢 | 掲載誌 | 発行所または発行者 | 発行年月日 |
冑佛考 | 44歳 | 甲冑武具研究105 | (社)日本甲冑武具研究保存会 | H 6. 7. 1 |
続冑佛考(第一回) | 44歳 | 甲冑武具研究113 | (社)日本甲冑武具研究保存会 | H 8. 3. 1 |
続冑佛考(第二回) | 44歳 | 甲冑武具研究114 | (社)日本甲冑武具研究保存会 | H 8. 5.10 |
冑佛考V | 46歳 | 甲冑武具研究135 | (社)日本甲冑武具研究保存会 | H13.10.15 |
冑佛秘話 | 執筆予定 | (未発表) | ||
鰐口考 | 45歳 | 御林守展資料 | 金谷町教育委員会 | H 8. 3. 5 |
遠江国河村荘と河村氏 | 47歳 | (未発表) | ||
河井宗忠公傳 | 47歳 | 開基五百回忌講演資料 | 深澤山長松院 | H11. 2.26 |
御林守河村市平 | 執筆予定 | (未発表) | ||
製茶監督員河村宗平 | 執筆予定 | (未発表) |