去去割情戀, ![]() 悠悠三千里, 何時復交會? 念我出腹子, 匈臆爲摧敗。 既至家人盡, 又復無中外。 城郭爲山林, 庭宇生荊艾。 白骨不知誰, 從橫莫覆蓋。 出門無人聲, 豺狼號且吠。 煢煢對孤景, 怛 ![]() 登高遠眺望, 魂神忽飛逝。 奄若壽命盡, 旁人相寬大。 爲復彊視息, 雖生何聊賴! 託命於新人, 竭心自勗厲。 流離成鄙賤, 常恐復捐廢。 人生幾何時, 懷憂終年歳! ![]() |
悲憤詩******************
其三
去り去りて 情戀を 割(さ)き,
(すみや)かに 征(ゆ)くこと 日ゝに遐(はる)かに 邁(すす)む。
悠悠たり 三千里,
何(いづ)れの時か 復(ま)た交會せん?
我が 腹より 出せし子を 念じ,
匈臆(きょうおく) 爲に 摧(くだ)き敗(やぶ)る。
既に 至るも 家人 盡き,
又た 復(ま)た 中外 無し。
城郭は 山林と 爲(な)り,
庭宇は 荊艾(けいがい)を 生ず。
白骨 誰(たれ)なるかを 知らずして,
從橫して 覆蓋(ふうがい) 莫(な)し。
門を出づれども 人の聲 無く,
豺狼(さいらう) 號(さけ)び 且つ 吠(ほ)ゆ。
煢煢(けいけい)として 孤景に 對し,
怛(だつた) 肝肺を 糜(ただ)らす。
登高して 遠く 眺望し,
魂神 忽(たちま)ち 飛び 逝(ゆ)く。
奄若(たちま)ち 壽命 盡きんとするも,
旁人 相ひ 寬大にす。
爲に 復(ま)た 彊(し)ひて 視息すれども,
生くと 雖(いへど)も 何ぞ賴(たの)み 聊(ねが)はんや!
命(めい)を 新たなる人に 託して,
心を 竭(つ)くして 自ら 勗厲(きょくれい)す。
流離して 鄙賤(ひせん)と 成り,
常に恐る 復(ま)た 捐廢(えんぱい)せられんことを。
人生 幾何(いくばく)の時ぞ,
憂ひを懷(いだ)きて 年歳を 終(を)へん!
◎ 構成について
2004.7.31 8. 2完 11.23補 |