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       商山路有感

                 白居易
萬里路長在,
六年身始歸。
所經多舊館,
大半主人非。



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商山路 感 有り
萬里  路 長(とこし)へに 在り,
六年  身 始めて 歸る。
(ふ)る所の  多くの 舊館,
大半  主人 非なり。

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◎ 私感註釈

※白居易:中唐の詩人。772年(大暦七年)〜846年(會昌六年)。字は楽天。号は香山居士。官は武宗の時、刑部尚書に至る。平易通俗の詩風といわれるが、詩歌史上、積極的な活動を展開する。晩年仏教に帰依する。

※商山路有感:白居易が九江郡司馬となって左遷され、更に忠州刺史となり、あしかけ六年がたった後、商山路を通って長安へ帰って行くときのもので、元和十五年(820年)のもの。なお、もう一つの『商山路有感』「憶昨徴還日,三人歸路同。此生都是夢,前事旋成空。杓直泉埋玉,虞平燭過風。唯殘樂天在,頭白向江東。」は、この詩『商山路有感』を作った時から更に二年後、元和十七年(822年)商山路を通って長安から出て行くときのもの。

※萬里路長在:長く遙かな道は、どこまでも続いており。この聯は対句になる。 ・萬里:遙かな。長大な数量の表現。 ・路:路程。みち。 ・長在:とこしえにある。どこまでも続いている。 ・長:≒常。

※六年身始歸:六年目にしてやっと帰れる身になった。 ・六年:白居易が九江郡司馬となって左遷されるてからあしかけ六年がたったこと。六年前は『初貶官過望秦嶺』で「草草辭家憂後事,遲遲去國問前途。望秦嶺上迴頭立,無限秋風吹白鬚。」 や、『舟中讀元九詩』「把君詩卷燈前讀,詩盡燈殘天未明。眼痛滅燈猶闇坐,逆風吹浪打船聲。 といった作品をのこしている。その時とは『琵琶行』序では「元和十年(815年),予左遷九江郡司馬」とある時になる。  ・身:(左遷の身から赦されての)身。 ・始:やっと。はじめて。 ・歸:(元の居るべき処に)もどる。

※所經多舊館:(往路で、長安から下って来た時)宿泊した多くの旅館の。 ・所經:通ったところ(の)。 ・所…:…ところ。後に附く動詞を名詞化する働きをする。 ・多:(…の)多くの ・舊館:昔(馴染み)のやかた。昔泊まった旅館。

※大半主人非:半分以上の主人は、亡くなっていた。 ・大半:半分以上。大部分。おおかた。 ・主人:あるじ。客を迎える家の人。接待を主(つかさど)る人。ここでは、旅館の主人のことになる。 ・非:よくないこと。ここでは、亡くなることを謂う。後世、晩唐の李渉は『重登滕王閣』「滕王閣上唱伊州,二十年前向此遊。半是
君莫問,好山長在水長流。」と使う。

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◎ 構成について

韻式は「AA」。韻脚は「歸非」で、平水韻上平五微。次の平仄はこの作品のもの。

●●●○●,
●○○●○。(韻)
●○○●●,
●●●○○。(韻)
2005.3.18

漢詩 填詞 詩餘 詩余 

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