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      逢舊
              
                  白居易 
久別偶相逢,
倶疑是夢中。
即今歡樂事,
放盞又成空。


******

 舊に逢ふ       

久しく別れて  偶ゝ(たまたま)相ひ逢ふ,
(とも)に疑ふ  是(こ)れ 夢中ならんかと。
即今  歡樂の事,
盞を放たば  又 空と成らん。

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◎ 私感註釈

※白居易:中唐の詩人。772年(大暦七年)〜846年(會昌六年)。字は楽天。号は香山居士。官は武宗の時、刑部尚書に至る。平易通俗の詩風といわれるが、詩歌史上、積極的な活動を展開する。晩年仏教に帰依する。

※逢舊:旧友にであう。 *白居易には同題・『逢舊』「我梳白髮添新恨,君掃蛾減舊容。應被傍人怪惆悵,少年離別老相逢。」がある。 ・逢:〔ほう;feng1○〕(偶然に)出逢う。 ・舊:〔きう;jiu4●〕旧友。旧知。故知。

※久別偶相逢:久しぶりに長い期間会わないでいた(知り合いに)たまたま出逢った。 ・久別:長い期間会わないでいた。 ・偶:〔ぐう;ou3●〕たまたま。思いがけなく。 ・相逢:…にであう。…にいきあう。蛇足になるが、双方が日時を決めて会合する意ではない。 ・相:…にしていく。動作が対象に及んでいく表現

※倶疑是夢中:(旧知の人物も作者も)ともに、夢を見ているのかと疑った。  ・倶:〔く;ju4◎〕ともに。(旧知の人物も作者も)ともに。みな。 ・疑:…かと疑う。 ・是:これ。本当にそうである。「倶疑  是 夢中」という読み方をし、「倶疑」のことの内容が「夢中」ということ。 ・夢中:夢の中。

※即今歡樂事:目下の喜びごと(は)。(久しぶりに一緒に飲んで)楽しいひととき(をすごしているが)。 ・即今:〔そくこん;ji2jin1○○〕ただ今。目下。 ・歡樂:たのしみごと。よろこび、楽しむこと。

※放盞又成空:杯を置けば、またしても空しいものとなってしまう(ことだろう)。酒宴が終わればまたしても、元の状態(別離という状態)に戻ってしまうことだろう。 ・放盞:〔はうさん;fang4zhan3●●〕杯を置く。(酒を)飲むことをとめる。 ・放:〔はう;fang4●〕置く。止める。 ・盞:〔さん;zhan3●〕ちいさなさかづき。 ・又:(以前にも似たような状態があり、)またしても。 ・成空:むなしいものとなる。白居易の『商山路有感』に「憶昨徴還日,三人歸路同。此生キ是夢,前事旋成空。杓直泉埋玉,虞平燭過風。唯殘樂天在,頭白向江東。」同・白居易の『觀幻』「有起皆因滅,無不暫同。從歡終作,轉苦成空。次第花生眼,須臾燭過風。更無尋覓處,鳥跡印空中。」 李Uの『菩薩蠻』「銅簧韻脆鏘寒竹,新聲慢奏移纖玉眼色暗相鈎,秋波欲流。雨雲深繍戸,未便諧衷素。宴罷又成空,夢迷春雨中。」 とある。





◎ 構成について

 韻式は「AAA」。韻脚は「逢中空」で、平水韻上平一東(中空)、二冬(逢)。次の平仄はこの作品のもの。

●●●○○,(韻)
◎○●●○。(韻)
●○○●●,
●●●○○。(韻)

2006.5. 3

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