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ブレイド 一挙3本

ブレイド / Blade

Stephen Norrington

1998 USA 120 Min. 劇映画

出演者

Wesley Snipes
(Eric Brooks - 昼間も世に出られる吸血鬼ブレイド)

Sanaa Lathan
(Vanessa Brooks - フロストに殺されるブレイドの母親)

Kris Kristofferson
(Abraham Whistler - ブレイドの手助けをする男)

Udo Kier
(Dragonetti - これまで吸血鬼の世界を仕切っていた大ボス吸血鬼)

Eric Edwards
(Pearl - バンパイア図書館の記録係)

Donal Logue
(Quinn - バンパイアのボス)

Stephen Dorff
(Deacon Frost - 今までのボスを倒そうとする新興勢力のボス)

N'Bushe Wright
(Karen Jenson - 検死医)

Stephen Norrington
(バンパイアの声)

見た時期:2002年4月


ブレイド2 /
Blade II

Guillermo del Toro

2002 USA/D 117 Min. 劇映画

出演者

Wesley Snipes
(Eric Brooks - 昼間も世に出られる吸血鬼ブレイド)

Kris Kristofferson
(Abraham Whistler - ブレイドの手助けをする男、生き返った)

Norman Reedus
(Scud - 発明家、ブレイドの助手)

Thomas Kretschmann
(Damaskinos - バンパイアの大王)

Leonor Varela
(Nyssa - バンパイア大王の娘、バンパイア精鋭部隊)

Danny John-Jules
(Asad - ニサの友達)

Ron Perlman
(Reinhardt - バンパイア精鋭部隊隊長)

Matt Schulze
(Chupa - バンパイア精鋭部隊)

Tony Curran
(Priest - バンパイア精鋭部隊)

甄子丹/Donnie Yen
(Snowman - バンパイア精鋭部隊)

Daz Crawford
(Lighthammer - バンパイア精鋭部隊)

Marit Velle Kile
(Verlaine - バンパイア精鋭部隊)

Luke Goss
(Nomak - ホームレス)

見た時期:2002年4月


ブレイド・トリニティー /
Blade: Trinity /
Blade 3 /
Blade III - La trinité

David S. Goyer

2004 USA 113 Min. 劇映画

出演者

Wesley Snipes
(Eric Brooks - 昼間も世に出られる吸血鬼ブレイド)

Kris Kristofferson
(Abraham Whistler - ブレイドの手助けをする男)

Dominic Purcell
(Drake - ドラキュラ)

Jessica Biel
(Abigail Whistler - ウィスラーの娘、バンパイアー・ハンター)

Ryan Reynolds
(Hannibal King - アビゲール他とティームで働くバンパイア・ハンター、1度バンパイアになったことがある)

Natasha Lyonne
(Sommerfield - 盲目の科学者、バンパイアー・ハンター)

Parker Posey
(Danica Talos - バンパイア)

Callum Keith Rennie
(Asher Talos)

Paul Levesque
(Jarko Grimwood - タロスの右腕)

John Michael Higgins (Edgar Vance - 警察の心理分析医)

James Remar (Ray Cumberland - FBI)

Eric Bogosian
(Bentley Tittle - インタビューアー)

見た時期:2007年6月

要注意: ネタばれあり!

これから見よう、それも3作全部見ようという方はここから下、絶対に読まない方がいいです。全部ばれてしまいます。見る予定の人は退散して下さい。目次へ。映画のリストへ。

ブレイド続きですが、あちらは靴で刃は2本。こちらは手に持った刀1本です。

2002年にブレイド2が公開された時に映画館がダブル上映をやったため、ブレイド1ブレイド2を一挙に見ました。まあ空想活劇としてはおもしろかったで す。3作目がその2年後に作られましたが、他の作品を見るのに忙しくて見ていませんでした。最近ようやく見ることができたので、まとめてご紹介しましょう。

★ 監督

監督は3回全部入れ替わりました。それぞれ撮った作品の少ない監督です。

1作目の監督ノリントンはメイクや特殊効果担当の人で、作品は現在までで4本。ファンタジー活劇を得意としているようです。エイリアンにも関わっています。私はこの監督指名で見たわけではないのですが偶然4本中3本見ています。どれもこのジャンルとしては退屈しない程度のレベルに作り上げています。

2作目のデル・トロは比較的気に入っている監督で、ファンタがきっかけで知りました。これまでの作品には失望したことがありません。ヘルボーイがファンタに来た時には直接本人と言葉を交す機会があったという運の良さ。こちらは思いもよらない出来事にどぎまぎしてしまったのですが、先方は人当たりのいい親日家でした。作品を見ると鋭い切り込みもあるのですが、温和な雰囲気の人です。彼の作品はここでも何度か取り上げています。DVDが見つからずまだ見ていない作品が2つありますが、最近の作品は全部見ています。そしてうれしいことにヘルボーイ2を制作中。

3作目の監督をしたゴヤーの本職はプロデュースと脚本。こちらの仕事はかなりの本数になっています。監督業は滅多にやらず、ブレイド・トリニティーは2作目です。それにしてはまとまりがいいです。脚本をたくさん書いているので、書かれていることがどう言う風に撮影されるか見当がつくのかも知れません。ダーク・シティーブレイド全3本、最近のバットマンの脚本を担当しているので、1度ぐらい自分でブレイドを撮って当然かも知れません。

★ 出演者

中心人物のブレイドとウィスラーは3作通しで同じ。ブレイドと言えばスナイプスという印象は十分できあがりました。監督はともかく、こういうスーパー・ヒーローの俳優が次々と代わるというのは私は賛成ではありません。年齢の都合もあるでしょうが、一定期間同じ人がやらないと観客にはしっくり来ません。例えばコネリー以後のジェームズ・ボンドは人が変わり過ぎました。クレイグも間もなく降りるそうです。そういう意味で、ヘルボーイのスーパー・ヒーローをかなり年なのにロン・パールマンと主要な共演者が続投してくれると聞き喜んでいます。

悪役は毎回入れ替わります。1作目ではウド・キアーが悪役ですが、悪の世界の権力争いも楽ではなく、新興のもっと邪悪なスティーヴンドーフに乗っ取られます。(今年もファンタに登場)

2作目はデル・トロなのでロン・パールマン(今年のファンタに登場)かダグ・ジョーンズか、誰か1人ぐらい仲間内から出ると思っていたら、出ていました。そして悪役にはドイツ人国際俳優トーマスクレッチマン。ドイツがお金を出したことと関係があるのかも知れません。彼は善人も悪人もやるので最初から悪と決めつけられませんが、外国映画では悪役が多いです。また、アジアからはドニーイェンが登場しています。シリーズを通して良く見ているとアジア系の女性の顔も見られます。

3作目の悪役はプリズン・ブレイクではかわいそうなお兄さんを演じているドミニック・バーセル。あちらでは死を前に痩せ気味のイメージで出ていますが、ブレイド3ではがっしりして、ハルクかというような体格。油断すると大肥満しそうです。演じるは吸血鬼の大物中の大物。

★ ネタは漫画

ブレイドはマーベルの漫画。デル・トロはどうしてもパールマン主演でヘルボーイの仕事がしたくて(ヘルボーイも漫画)、その練習にブレイド2をやったのだそうです。パールマンは結構年配なのですが、スタジオがもっと若い俳優を使いたがった時、彼でないと嫌だと散々ごねて話を通しています。練習に使われたスナイプスが何と言うかは分かりませんが、この時デル・トロはチェコのスタジオを使い、その経験がヘルボーイに大いに役にたったのだそうです。

私はおもしろい物だったら何でも見るのですが、特に漫画、アニメを追うことはありません。しかしマーベル系で映画化された作品は知らないうちに結構見ていました。

・ パニッシャー(1989年の作品はビデオ、2004年の方を見ました)
・ スパイダーマン(映画化されたのは3本、2本見ました。2002年-2007年)
・ X-メン映画化されたのは3本。全部見ました。スピン・オフも企画中だそうです)
・ ハルク(テレビで見た記憶があります。2003年の映画化作品も見ています)
・ ゴーストライダー(2007年、見ました)
・ ブレイド(1998年、2002年、2004年、全部見ました)
・ エレクトラ(2005年)
・ ファンタスティック・フォーのシルバーサーファー(2007年)
・ アイアンマン(2007年)

と、まあ合計12本。まだ見る機会が無かった物は以下の通り。(後記:その後見たものが増えました。)

・ キャプテン・アメリカ(1944年、1979年はテレビ、1991年はビデオ)
・ ドクター・ストレンジ(1978年、テレビ)
・ レッドソニア(1985年、ディノ・ローレンティスの手によるもの)
・ ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀(1986年)
・ Power Pack(1991年、テレビ)
・ ファンタスティック・フォー(1994年はなぜか非公開だそうです、2005年)
・ Generation X (1996年、テレビ)
・ Nick Fury: Agent of S.H.I.E.L.D.(1998年、テレビ)
・ デアデビル(2003年)
・ 巨大怪物 マンシング(2005年はビデオ、2007年)
・ トランスフォーマー
・ アベンジャーズ(2006年、2本)

別に全部見てやろうと張り切っているわけではないのですが、結構数がたまっていたので、自分でも驚きました。自分から見ようと思って見たのはデル・トロ監督の1本で、他は懸賞当選が多く、たまにDVDを店で借りて見ています。

競争相手の探偵漫画出版社(別名DCコミック)系でも多くの映画化作品ができています。会社設立はDCコミックの方が早いです。バットマンスーパーマンが何度も映画化されていることもあり、かなりの数になります。

バットマンがらみの作品は劇映画をいくつか見ています。テレビ・シリーズも見た記憶があります。》

・ Batman (1943年、シリーズ)
・ バットマン & ロビン(1949年、シリーズ)
・ バットマン(1966年)
・ バットマン(1966年-1968年、シリーズ)
・ バットマン(1989年)
・ バットマン リターンズ(1992年)
・ バットマン フォーエヴァー(1995年)
・ バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997年)
・ バットマン ビギンズ(2005年)
・ ダークナイト

スーパーマンがらみの作品、古いテレビ・シリーズは見ました。劇映画はリーヴスで1本か2本見た程度です。》

・ Atom Man vs. Superman (1950年、シリーズ)
・ Superman (1948、シリーズ)
・ スーパーマンと地底人間(1951年)
・ スーパーマン(1952年-1958年、シリーズ)
・ スーパーマン(1978年)
・ スーパーマン II 冒険篇(1980年)
・ スーパーマン III 電子の要塞 (1983年)
・ スーパーマン 4 最強の敵(1986年)
・ ニューアドベンチャー スーパーマン(1993年)
・ 新スーパーマン(1993年-1997年、シリーズ)
・ スーパーマン リターンズ(2006)

《その他で私も見た作品》

・ ロード・トゥ・パーディション(2002年)
・ リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003年)
・ キャットウーマン(2004年)
・ コンスタンティン(2005年)
・ Vフォー・ヴェンデッタ(2006年)

《見ていない作品》

・ ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年)

《見たことも聞いたこともない作品》

・ The Adventures of Captain Marvel (1941年、シリーズ)
・ Spy Smasher (1942年、シリーズ)
・ Hop Harrigan (1946年、シリーズ)
・ The Vigilante (1947年、シリーズ)
・ Congo Bill (1948年、シリーズ)
・ Blackhawk: Fearless Champion of Freedom (1952年、シリーズ)
・ Spy Smasher Returns (1966年、シリーズの一部)
・ Up the Academy (1980年)
・ Swamp Thing (1982年)
・ Supergirl (1984年)
・ The Return of Swamp Thing (1989年)
・ Steel (1997年)
・ The Fountain (2006年)

《制作が予定されている作品》

・ Stardust
・ Watchmen
・ Superman: The Man of Steel
・ Constantine 2
・ Deadman
・ Death and Me
・ Doom Patrol
・ The Flash
・ Green Lantern
・ Justice League
・ The Losers
・ Metal Men
・ Metamorpho
・ Shazam!
・ The Spirit
・ Super Max
・ Teen Titans
・ We3
・ Wonder Woman(上のリストに載っていませんが、テレビの作品があったのではないかと思います。)
・ Y: The Last Man

日本は有名な小説家が原作を書いた漫画が後にアニメになるというケースがあり、人を使った劇映画やテレビ・シリーズになったりもします。アメリカは漫画が劇映画になったケースが上に挙げたリストですが、その例が多く、アニメは日本ほど盛んではないというのが私の受けた印象です。

★ 新種の吸血鬼ブレイド

主人公ブレイドは吸血鬼なのですが昼間太陽の元でも死なない新種。普通の人間だった母親がブレイドを出産する直前に吸血鬼に襲われ、吸血鬼病に感染したままブレイドが生まれたという不思議な運命。そのため紫外線にやられず、人間を超えるのはもとより、平均的なバンパイアより有能とうい設定です。有体に言えば、吸血鬼のネタ切れで新しいバリエーションを考え出したという風に見えます。いずれにしろ2通りの血が流れているブレイドには、いつの日か完全なバンパイアになってしまうかも知れないという心配事があり、防ぐ手助けをしてくれるウェスラーという男が影のようについています。

バンパイアは月並みではありますが一応世界征服を目指しています。赤信号みんなで渡れば怖くないで、世界中の人がバンパイアになってしまえばそれは それでまた社会は機能するのではないかとの理屈も成り立ちますが、取り敢えず現在は人間はバンパイアになりたくない、バンパイアを相手に戦うという前提で話が進みます。

演じるスナイプスは完璧なトレーニングをしたらしく、筋肉隆々。近づいただけで弾き飛ばされそうな気迫です。

★ ウィスラーは2度死ぬ

ブレイドを我が子のように思い世話をするウィスラーは言わばヘルボーイのブルッテンホルム教授のような存在ですが、規模は小さいです。どこかの倉庫を改造したような場所でせっせとバンパイア狩りの作戦を練り、ハイテク、ハイ医学を使ってブレイドを元気付け戦っていました。しかしブレイド1の終盤自ら命を断わってしまいます。死ぬより悪い事があるというわけで、死を選ぶのです。

第2作の前半はそのウィスラーの体が保存されていて、まだちゃんと死んでいないことを知ったブレイドが救出するところから始まります。で、ブレイド2ではウィスラーは活躍します。

そのためブレイド・トリニティーでも彼は元気な姿を見せますが、途中でまたブレイドを助けるために自らを犠牲にして死んでしまいます。

★ トラブルの種

第1作では元々バンパイア・ハンターだったブレイドとウィスラーがバンパイアの世代間の争い、覇権争いに巻き込まれます。普通の社会の闇世界でも新しい世代がかつての不文律を無視してどうのという話が聞こえたことがありますが、ブレイドではそれをバンパイアの世界の事として描いて見せます。母親を殺した相手へのブレイドの復讐も絡ませてあります。新興勢力は古文書を解読して生贄をささげ、不滅の力を得ようとします。自分たちの仲間であるはずの長老をバカにし、解任した新興勢力は強いブレイドをリクルートして自分の側の仲間に引き入れようとしますが、ブレイドはそういう話には乗りません。ウィスラーという大きな犠牲は出ますが、ブレイドの勝ち。

第2作ではこれまで敵だったバンパイア大王が娘をブレイドの所へ大使として送り、休戦協定を結びます。バンパイア自身までが食い物にされる超強力な新種が登場したのです。リーパーズと呼ばれています。彼らが一般のバンパイアにも嫌われるのは、情緒も何も無視してただただ血を吸うだけだからです。そしてリーパーズに噛み付かれたバンパイアは自分もリーパーズになってしまいます。休戦協定を結ぶと今まで敵だったバンパイアが仲間になるという妙なことも起こり、ロン・パールマンがウェズリー・スナイプスと一緒に戦ったりすることになります。そしてその辺のホームレスだと思われていた男が実は・・・ってなことでショーダウンに向かいます。

第3作では最後のオトシマエをつける予定。アラビアの砂漠に古墳があり、完全武装した一隊が中に入って行きます。彼らが武装していたのは紫外線を避けるため。探していたのは吸血鬼の中の吸血鬼ドラキュラ。いつもの通り町でバンパイア・ハンターの仕事をしていたブレイドは相手が吸血鬼だと思って人間を殺してしまいます。で、お縄。そこまでですとブレイドに非があるので仕方ありませんが、実はFBIにはバンパイアが混じっていて、ブレイドは普通の尋問を受けるのではなくなってしまいます。いくらかマトリックス的になりますが、そこへ飛び込んで来るのが若手のバンパイア・ハンター・ティーム。ウィスラー の後継者たちです。そして彼ら全員の敵は砂漠で蘇ったドラキュラ。

★ 何が言いたかったのか

ポップコーンこそ買いませんでしたが、映画館で楽しく見たので、あまり深い所まで考えませんでした。

それでも第1作ではハイテク、新しい物を使いこなし、新しい市場戦略を繰り広げる若手ビジネスマンが年配の古い商売のやり方で行く世代と対立するような話なのかと思いました。なんだか普通の人間の社会で聞くような筋で、伝統、年功序列が崩れる瞬間に例えたような話です。

2作目では昨日まで絶対に譲れない敵だった者たちが手を組まなければならなくなるほどの強敵が現われたということで、これも世間には時々ある話なのかとも思います。例えば株の値段を吊り上げて・・・というトラブルに巻き込まれた優良企業の話のような展開で、こうなるとかつてのライバル会社が合併して潰し屋企業に対抗しているストーリーのように見えて来ました。

3作目でぞーっとし たのはホームレスなどが集められて血液の採取だけのために生かされているシーン。大昔に見たSFに似たようなシーンがあったかと思いますが、ブレイド・トリニティーのこのシーンは本当に考えさせられます。たかがホラー映画、たかが吸血鬼のファンタジー映画ではありますが、新しい、どうしようもなく悪い時代に入って行くのだぞという警告なのかとも思います。

★ スナイプス

スナイプスは初期の頃マイアミ・バイスのテレビ版に出たりした人ですが、私が確実に見ているのはため息つかせてマネー・トレインあたりからです。ファンでは被害に遭う野球選手、追跡者などを見ても分かるようにアクション映画が多いです。ブレイドを始めたのは体力があるという印象を強めた頃で、大成功。その後暫くしてちょっとタイプの違うスナイパーに出ています。同じ年にブレイドの続編。2年後にブレイド・トリニティー。今年は何やらトラブルに巻き込まれた様子です。アクション・スターではありますが、選ぶ作品にはやや癖があり、気に入る人は大好き、それ以外の人は無関心となりそうです。

★ ブレイドの将来

ダイ・ハードが4作まで行き、5作目の話が出ています。カリブ海の海賊は暫く休憩して新しい3部作を作るという話が浮上しています。そのためブレイドにも続編ができる可能性があります。ただ、クリス・クリストファーソンは結構年だし、もう2度死んでいるので、3度目殺すのはちょっと気の毒。新しく登場した若者グループはブレイドのロギスティックをやるようですが、キャラクターがちょっと弱いです。最近シリーズの続編が至る所で登場していますが、ブレイドはあと1歩の所でバーンと前に出る迫力に欠けます。続編を作るなら何か工夫が必要。3作目できれいにオトシマエをつけておらず、中途半端なままです。

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