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Repair Index  修理・修復例のいろいろ 目次ページ

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地方でヴァイオリン製作をしていると、知人や、そのまた知り合いなどから、突然、とんでもない修理を頼まれたりします。

地方の楽器屋さんには弦楽器専門のリペアー師はいないし、工房はないし・・・。

また、そうしたお店に頼んでも、問屋さんとか代理店経由で、どこかの工房に持ち込むしかないわけです。

だから、もし頼んだとしても、修理までの時間はかかるし、その分、費用も高いものになってしまいます。

また、往々にして「修理しても合わないから、新しく買った方が・・・」などといわれたりもします。

それで、身近な小生のような程度のところでも、一度、見てもらおうと手軽に頼まれるというわけです。
☆ 21. 知人に貸せるため『小型ヴィオラの修復』  ** 中央はぎ目のひび割れを修理。ヴィオラという楽器の考察も・・。
☆ 20. いい板の チェロを修復 (Mar. 2012) 板もいいし、音も柔らかくていいのですが、いろいろと難ありです。
☆ 19. 総身創痍のチェロの修復 (Mar.2012) e-Bayで:入手した古いチェロ、でも楽器店で修理を断られた。
☆ 17. ネック継ぎのリペアーのリペアー(Feb.2011) 欧米のリペアー師がやった悪い仕事を再びリペアーした例。
☆ 16. マッジーニ・モデルコレクション (Feb. 2011) いままで集めたマッジーニ・モデル、修復後のものを一同に列挙。
☆ 15. 側板が割れたチェロの修復 ('09. Oct) 輸送中の事故で、チェロの側板がパッカリと・・・。
☆ 14. 大きく割れたヴィオラの修復 ('09 Aug.) こちらも、表板がパッカリと割れた古いドイツ製のヴィオラです。
☆ 13. 真っ二つに割れてたチェロの修復 ('09 July) 表板が真っ二つ、しかも製作仲間O氏のチェロなんです。
☆ 12. 首が取れたカールヘフナーの修復 ('09.Feb.) 見事に首からポロリ、そんな場合に対処する新兵器も見てね。
☆ 11. ニンフ像のヘッドをもつオールドを修復 ('09.Feb) 実に見事に木彫技術、ボディがなくてもいいぐらい?
☆ 10. マッジーニ・タイプ オールドの修復 ('08.Dec.) 本物なら、すっごい掘り出し物ですが・・・?
☆ 9. 首が折れたチェロの修復・パートU ('08.Sep) 3/4の、お子さん用のチェロの首がポッキリと・・・。(2ページに記載)
☆ 8. オーストリア製のリメイク ('08.5.) 素材はいいのですが、つくりが悪くて、それでリメイク。(3ページ)
☆ 7. 古いイタリア製の修復  ('07.12) とても古いものだが、初心者っぽいつくり。(3ページ
☆ 6. 首が折れたチェロの修復  ('07.10.19) しかも、今回は二度目の折れというか、外れ?(3ページに記載)
☆ 5. バラバラのチェロの修復・パートU  ('07. 2.) 『類は友を呼ぶ』?同じようなバラバラのチェロを修復 (8Pに記載)
☆ 4. バラバラになったチェロの修復 T ('06.11 ) 見事というぐらい、バラバラになったチェロを修復 (6ページに記載)
☆ 3.表板に魂柱が突き抜けたヴァイオリン 床に置いたら、上から落ちた辞書がボディに直撃、その結果・・
☆ 2.何カ所も割れたアコ・ベースの修理 大きいだけに治具や締め具など新たに道具づくりから・・
☆ 1.折れた弓 落としただけで、先がポッキリと折れてしまった弓

さて、どこまでが修理で、どこからが修復か?

  言葉の定義は別にして、修理や修復には新しくつくる以上の技術や工夫、方法やワザが必要になります。
なぜなら、新しくつくるときには、普通の材料を使い、普通の工程で進めていけばそれで済みます。
修理や修復では、既存のものに合わせなければならない、そうした条件付きのことが難しさになるのです。

反対に、そうした修理をいろいろと体験することで、新しくつくるときの大きなヒントや参考にもなります。
その上、自分の経験則も増えるし、技術の向上にもつながり、さらに、きれいに修復できたときには嬉しく、実に楽しいものです。

ここでは、その中から変わった修理・修復を紹介し、読者諸兄が楽しく読んでいただければいいなァ〜、と考えてのレポートです。

↑「バラバラ」とか 「首が折れた」なんて、いかにも三面記事の、殺人事件のタイトルみたいだね (*^_^*) 

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