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3月11日の東日本大震災では、津波など震源地から近い場所での被害と共に、遠く離れた東京でも帰宅困難者の問題などもクローズアップされました。
帰宅困難者が無理に帰宅することは危険であるばかりか、それでなくても混乱している交通網に重大な影響を及ばしてしまう可能性もあり、無闇に移動するべきでは無いでしょう。しかし、地震直後には、自宅から離れた場所で被災した場合に、どの程度の距離であれば帰れるのかな?との疑問は多くの人が考えたのではないかと思います。
アスリートと一緒にするなよ!という突っ込みはさておき…オリンピックの種目で最長の距離を誇るのは競歩です。50kmを4時間前後で歩くのですから、時速12km以上と相当速いです。町を歩いている人は、時速5km以下で歩いている場合が多いので、その2~3倍と驚異的な速度となります。もちろん、あの特徴的なフォルムが生み出す効率だから発揮出来る速度なのでしょうが、普段歩いているペースや距離とのあまりの開きに驚きます。
また、歩く事とは違うかもしれませんが、より負荷の高いマラソンで有っても、最近では市民ランナーも多く、40km強はトレーニングすれば走れる距離とも言える”かも”しれません。
とりあえず、アスリートはレベルが高すぎて話にならないので脇に置いておきますが、実際どの程度歩けるのか?について検証してみる事にしました。
実は、知り合いの女性で、大阪 茨木市から京都の平安神宮まで歩いたと人がいました。正確な距離は分かりませんが、仮にJR 茨木駅から平安神宮までなら約33kmほどです。小柄な女性なので、話を聞いたときには、よく歩いたなと思います。何にしろ、先に誰かが達成している目標が有るのは大きな事で、とりあえずは、この距離を目標にプロジェクトをスタートしてみました。
まずは、京都市 左京区の自宅をスタートして、半日で、どの程度の距離を歩けるのかに挑戦することにしました。13時から18時の5時間で、どこまで歩けるのかタイムアタックです。
計算では、25kmから30km程度歩けるハズだったのですが、23kmの阪急 大山崎駅で終了。これまで一回の歩行時間が3時間までだったこともあり、5時間は思っていたよりも厳しかったようです…当たり前ですね。
普段から、かなり歩いていると思っている人でも、途中リタイヤ出来るように最寄り駅の場所を把握しながら歩くなどの意識は重要です。何もない土手などで動けなくなったら大変です。自分が後、どの程度は歩けるのか?など考えながら歩かないと、他の人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
これも当たり前の事では有りますが、コースを考えなおした結果、鴨川の土手を利用して大山崎まで20km程度まで距離を縮められる事が判明。浮いた距離を利用してさらに先へ進み半日で、阪急 上牧駅まで歩けるようになりました。自宅から24kmほどの距離です。高槻までは、あと一駅なので確実に到達出来るとして、半日で歩ける距離は時間的にこのぐらいが限界かなと実感。
気温や気象条件、体調にもよりますが、大山崎までの20kmは余裕が出てきました。
その後、半日向けのコースとして大山崎駅までは時々歩くようになりました。
次は、やはり朝から歩けば、どの程度歩けるのか試してみたくなります。一気に歩く時間が長くなるのが問題ですが、とりあえず一度挑戦して見ることにしました。朝は8時に出発です。いつも通り、鴨川の土手を歩き、大山崎からは国道171号線を高槻まで、その後は府道132号線を茨木方面へ歩きます。
その結果、阪急 茨木市駅まで到達。約37kmの距離です。高槻から先は、歩道の整備状態があまりよくなかった事もあり、疲労が激しくヘロヘロな状態でしたが、何とか到達出来ました。
写真を撮りながら歩いていた事も有りますが、後から計算してみるとペースとしては遅く、ちょっとガッカリ。
休憩時間を除けて9時間程度歩いて37kmと言うことは時速4kmほどでしか歩けていない事になります。それでも、町を歩いている人よりは速く歩いていたので、一般的な人が歩く速度というのは相当遅いんですね。ひょっとすると3km台で歩いている人も結構多いのかもしれません。
ここで、一つ考えたのは、アスリート並みは無理としても、時速8km程度で歩き続けられないのか?と言うこと。そこで、競歩の歩き方を調べてみると、普通の人とは歩幅が全然違う事が判明。独特の腰の使い方が効いているんでしょうね。競歩のフォームをいきなり取り入れるのは難しいですが、普段よりも、やや広い歩幅で、踵からの着地する事を意識して歩いてみると、8kmは達成可能な事が分かったので、これでもう一度挑戦して見ることにしました。
距離が長くなるとバテてくるので、8kmを終始維持するのは難しいのですが、普段よりも広い歩幅の効果は高く、6km程度の速度で20kmを踏破。その後は、踵への負担が大きいので靴擦れしてしまいましたが、高槻から梅田方面を目指して府道16号線を歩き、別府交差点まで進出。そこから、やや戻って、阪急 正雀駅まで到達。自宅から約44kmの距離となりました。帰宅後、距離を測ってみると、別府交差点から梅田までは9kmほどの距離。靴擦れさえせずに、ペースが維持できれば、梅田まで到達出来た可能性が高く、残念です。
しかし、これに近い距離を走るなんて、マラソンという種目は凄い競技ですね。
それに比べれば、40km歩くのは、まだ余裕が有るハズです。徐々にペースの向上を図って、梅田到達を狙いたいところです。
何らかの危機が迫って避難しなければならない場合は別ですが、公共交通機関が不通となって、移動が困難となった場合、歩いて帰宅するとなれば、かなりの体力と時間が必要となります。40kmならば8時間以上は覚悟するべきです。どうしても帰りたいと思うかもしれませんが、多数の人が動けなくなってしまっては別の問題も発生するでしょうから、移動せずに公共交通機関の復旧を待つ方が現実的ですね。
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