一九六五年五月 |
參天萬木,
千百里,
飛上南天奇岳。
故地重來何所見,
多了樓台亭閣。
五井碑前,
黄洋界上,
車子飛如躍。
江山如畫,
古代曾云海綠。
彈指三十八年,
人間變了,
似天淵翻覆。
猶記當時烽火裡,
九死一生如昨。
獨有豪情,
天際懸明月,
風雷磅礴。
一聲鷄唱,
萬怪煙消雲落。
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念奴嬌 井岡山
參天の 萬木,
千百里,
飛上る 南天の奇岳に。
故地 重ねて來れば 何の見ゆる所ぞ,
多了(ふえ)たり 樓台亭閣。
五井碑の前,
黄洋界上,
車子 飛ぶこと 躍するが如く。
江山 畫の如く,
古代 曾て云ふ 海綠と。
彈指す 三十八年,
人間 變はり了(おほし)たりて,
似たり 天淵の翻覆せるに。
猶(なほ)も記す 當時の烽火の裡(うち),
九死に一生 昨(さく)の如し。
獨(ひと)り 豪情 有れば,
天際に 明月 懸りて,
風雷 磅礴たり。
一聲 鷄 唱せば,
萬怪 煙消 雲落す。
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2002.7. 2 7. 3 7. 4 7. 5 7. 6完 2013.3.28補 3.29 |
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