Huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye




                    
                   
      碩中作
              
                  岑參 
走馬西來欲到天,
辭家見月兩囘圓。
今夜不知何處宿,
平沙萬里絶人烟。


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碩中作       
                       
馬を走らせて 西に來れば  天に 到らんとす,
家を辭して  月の両回 圓
(まどか)なるを 見る。
今夜知らず  何
(いづ)れの處にか 宿せん,
平沙萬里  人烟を 絶つ。

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◎ 私感註釈

※岑参:〔しんじん;cen2shen1〕盛唐の詩人。開元三年(715年)〜大暦五年(770年)。南陽の人。安西節度使に仕え、当時西の地の涯までいった。ために、辺塞詩をよくする。蛇足になるが、岑參の「參」字は〔さん;can1〕〔しん;cen1〕〔じん;shen1〕とあるが、彼の名は〔じん;shen1〕になる(『中国大百科全書・中国文学 T』(中国大百科全書出版)。

※碩中作:沙漠の中での作。 ・碩:〔せき;qi4●〕岩石砂漠。沙漠。川原のように小石が敷き詰められている原野で、ゴビ砂漠を指す。ゴビ沙漠はモンゴルのGobi(砂礫を含んだ草原)の意。そのため、現代語では「ゴビ砂漠」のことを“戈壁沙漠”とはいわないで、“戈壁灘”〔Ge1bi4 tan1〕または“戈壁荒漠”〔Ge1bi4 huang1mo4〕という。蛇足になるが、「タクラマカン砂漠」の場合は“塔克拉瑪干沙漠”と、“沙漠”になる。王昌齢の『出塞行』「白草原頭望京師,黄河水流無盡時。秋天曠野行人絶,馬首東來知是誰。」 に雰囲気が似ている。

※走馬西來欲到天:馬を走らせて西へとやって来れば、天に到達しそうになる。 ・走馬:馬を向かわせる。馬を走らせる。 ・西來:(話者が)西の方へやって来る。「西來」は、その多くが、李白「黄河從西來」や杜甫「赤日照耀從西來。」等のように「從」字を伴う用法で、西の方より来る、の意が多い。本ページと同様の用例は、岑參の『玉關寄長安李主簿』「
東去長安萬里餘,故人何惜一行書。玉關西望堪腸斷,況復明朝是歳除。」がある。杜甫「西來有好鳥」(西の方より来た…)。劉禹錫の竹枝「城西門前堆,年年波浪不能摧。懊惱人心不如石,少時東去復西來」は、「去来」の応用になる。本頁の「走馬西來欲到天」のような用例は少ない。漢語の「來」は、話者との関係で決まっていくので、「西の方へやって来る」意で使われたこの作品の作者(の観念上で)は、已に西の方にやってきていることになる。同じ岑參の『西過渭州見渭水思秦川』に「渭水東流去,何時到雍州。憑添兩行涙,寄向故園流。」 と「往」字を伴える用例がある。 ・欲:…ようとする。 ・到天:天に届く。天に行く。

※辭家見月兩回圓:家を出てから二回、月が満月になるのを見た=二ヶ月が経った。 *「回」字を「囘」ともする。 ・辭家:家を出る。家郷を離れる。 ・見月兩回圓:二回、月が満月になるのを見た。月はひと月に一回円くなるので、已に二ヶ月が経ったということ。 ・兩回:二回。二度。 ・圓:円くなる。動詞。

※今夜不知何處宿:今夜は、どこに泊まることになるのか分からない。 ・不知+何…:【「不知」+「何處」】で、「…かしら」(どこに…しよう(/したの)かしら)の意で、推量の趣を持った弱い疑問表現。【「不知」+「何處」】【「不知」+「諸」】【「不知」+「乎」】【「不知」+「與」】 或いは【「不識」+「何處」】【「不識」+「諸」】【「不識」+「乎」】【「不識」+「與」】 「…かしら」(どこに…しよう(/したの)かしら)の意で、推量の趣を持った弱い疑問表現。盛唐・李白の『客中行』に「蘭陵美酒鬱金香,玉碗盛來琥珀光。但使主人能醉客,
不知何處是他ク。」とあり、中唐・李益の『夜上受降城聞笛』に「囘樂峯前沙似雪,受降城外月如霜。不知何處吹蘆管,一夜征人盡望ク。」とあり、北宋・蘇軾の『水調歌頭』に丙辰中秋,歡飮達旦,大醉,作此篇,兼懷子由。「明月幾時有?把酒問天。不知天上宮闕,今夕是。我欲乘風歸去,又恐瓊樓玉宇,高處不勝寒。起舞弄C影,何似在人間!   轉朱閣,低綺戸,照無眠。不應有恨,何事長向別時圓?人有悲歡離合,月有陰晴圓缺,此事古難全。但願人長久,千里共嬋娟。」とあり、唐・張汯の『怨詩』に「去年離別雁初歸,今歳裁縫螢已飛。狂客未來音信斷,不知何處寄寒衣。」とあり、唐・崔護の『題キ城南莊』に「去年今日此門中,人面桃花相暎紅。人面不知何處,桃花依舊笑春風。」とあり、唐・岑參の『碩中作』に「走馬西來欲到天,辭家見月兩囘圓。今夜不知何處宿,平沙萬里絶人烟。」とあり、 南宋・陸游の『夜遊宮』記夢寄師伯渾に「雪曉C笳亂起。夢遊處、不知。鐵騎無聲望似水。想關河、雁門西,海際。」とあり、南宋・張孝祥の『念奴嬌』「過洞庭「洞庭青草,近中秋、更無一點風色。玉鑑瓊田三萬頃,著我扁舟一葉。素月分輝,明河共影,表裏倶澄K。悠然心會,妙處難與君説。   應念嶺海經年,孤光自照,肝肺皆冰雪。短髮蕭騷襟袖冷,穩泛滄浪空闊。盡吸西江,細斟北斗,萬象爲賓客。扣舷獨笑,不知今夕。」とある。 ・不知:分からない。 ・何處:どこ(で)。 ・宿:泊まる。宿泊する。投宿する。動詞。

※平沙萬里絶人煙:平坦な沙漠が万里の彼方まで続いており、人の生息する気配はまったくない。 *「煙」字を「烟」ともする。 ・平沙:平坦な沙漠。 ・萬里:遙か彼方までの距離。 ・絶:途絶える。隔絶する。 ・人煙:人家の竈(かまど)に立つ煙。転じて、人の住んでいる気配。

               ***********




◎ 構成について

 韻式は、「AAA」。韻脚は「天圓煙」で、平水韻下平一先。この作品の平仄は、次の通り。

●●○○●●○,(韻)
○○●●●○○。(韻)
○●●○○●●,
○○●●●○○。(韻)

2005.4.28
     4.29完
     6.28補

漢詩 填詞 詩餘 詩余 唐詩 漢詩 宋詞 漢

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