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2002/10/01

• 今月は森博嗣さん作の絵本が二冊刊行されます。光文社から『猫の建築家』、講談社から『悪戯王子と猫の物語』。大人の絵本だそうですが?
• 瀬名秀明さんの『あしたのロボット』は短編集です。現在未収録短編一覧に掲載している「ハル」が収録されます。以上、著作リスト改訂。
• 横山秀夫さん『半落ち』の読後感想掲載。

2002/10/02

• 綾辻行人さんの『どんどん橋、落ちた』が10/16に講談社ノベルス経由で講談社文庫化されます。
• 北村薫さんの『盤上の敵』がこちらも講談社ノベルス経由で10/16に講談社文庫化されます。また、既に角川文庫化されている『覆面作家の愛の歌』が10/25に中央公論新社C★NOVELSから刊行されます。
• 鈴木光司さんの『地殻』は11月刊行のようです。すみません。
• 瀬名秀明さんの『小説と科学―文理を超えて創造する』が、『ハートのタイムマシン!　瀬名秀明の小説／理科倶楽部』と改題の上11/23に角川文庫化されます。手に入りにくいけど面白い本だけに、個人的に嬉しいですね。しかし、このタイトルはどうにかならんか…。
• 昨年中央公論新社から刊行された森博嗣さんの『スカイ・クロラ』が、10/25にC★NOVELSになります。
• 横山秀夫さんの新刊がまた登場。連作短編集『顔　FACE』が徳間書店より10/18に刊行予定です。『陰の季節』に収録の「黒い線」に登場した、似顔絵が得意な婦人警官が主人公とか。以上、著作リスト改訂。

2002/10/04

• 年一作のインターバルを守り続けている加納朋子さんの新刊『虹の家のアリス』が、10/27に文藝春秋より刊行予定です。一昨年に刊行された『螺旋階段のアリス』の続編です。現在未収録短編一覧に掲載している「猫の家のアリス」が収録されます。著作リスト改訂。
• 森博嗣さん『赤緑黒白』について、ちょっとだけ追記しました。ただの言い訳ですが。でもやっぱり、Vシリーズの良さが僕にはわかりません。

2002/10/07

• 未収録短編一覧に掲載している加納朋子さんの「フリージング・サマー」は短編集『沙羅は和子の名を呼ぶ』に収録されているのが判明したため、リストから削除しました。失礼しました。
• 宮部みゆきさんの『夢にも思わない』が、『今夜は眠れない』に続き11/23に角川文庫になるそうです。特典は「大極宮通信」か。著作リスト改訂。
• 綾辻行人さん監修『綾辻行人　ミステリ作家徹底解剖』の読後感想掲載。
• 京極夏彦さん『覘き小平次』の読後感想掲載。うむぅ…。

2002/10/13

• 瀬名秀明さんの『あしたのロボット』が発売されましたので、同作収録の「ハル」を未収録短編一覧から削除しました。
• 山口雅也さん二年半ぶりの新刊であり、実質的にデビュー作『生ける屍の死』以来の長編である『奇偶』が既に店頭に並んでいました。出るという噂は聞いていましたが、講談社のメールマガジンでは告知されていなかったので驚き。著作リスト改訂。

2002/10/15

• 瀬名秀明さん『あしたのロボット』の読後感想掲載。うむ、途中までしか読んでいない『ロボット21世紀』を読むべきか。

2002/10/19

• 奥田英朗さんの新刊『マドンナ』が10/24に講談社から刊行予定です。世知辛い世の中、会社で叩かれ家で叩かれる課長さんにスポットを当てた短編集です。この方の芸風は本当に読めませんね。著作リスト改訂。
• 『顔　FACE』に収録された横山秀夫さんの「魔女狩り」を未収録短編一覧から削除。

2002/10/21

• 舞城王太郎さん『熊の場所』の読後感想掲載。やっぱりこの人、只者ではないのか?

2002/10/27

• 著作リストに飯嶋和一さんを追加。2001年版『このミス』で第5位になった『始祖鳥記』が11/6に小学館文庫になるのを機に、読んでみることにしました。僕が新しい作家を開拓するきっかけはいつもこんなもんです。
• 山口雅也さん『奇偶』の読後感想掲載。これは評価が割れるでしょうね…。