甲式四型戦闘機 |
エソリティックモデル |
フランスはニューポール・ドラージュ29のライセンス版。輸入版より事故率が高かったらしい。キットは改造しないといけませんし、なにより翼裏側にモールドがないのでトホホってます。 |
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九○式艦戦 |
ファインモールド |
ブリストル・ブルドッグ艦戦の改良型。キットは楽しく組めます。でもペラがメタルなのでよくまわらない・・・一機完成。 |
九一式戦闘機 |
でねえかな |
パラソル翼の戦闘機。海軍からはボロクソにいわれたらしいが、陸軍のパイロットには好評だったらしい。 |
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AZモデル |
似てるかどうかはともかく出ました。二型と一型。ペラとデカールがちがい。 |
九五水偵 |
トライアングル
(レッドバロンは間違いでした。すいません)
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ヴォート・コルセアがこなれてこの機体に。いいキット。でも、操縦桿の形に悩んで・・・そのままっす。 |
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アビエーションUSK |
こっちも悪くないっス。そもそもレッドバロンのはもう手に入らんし。で、資料がないけど、コックピットは会社は違えど、零観と同じみたいです。空技廠もその辺の艤装の統一くらいは指導したのかも。 |
九六陸攻 |
エルエスほか |
三菱の名作機は、中島の方が多く生産していました。だから、キットの機内色は中島っぽく塗りたいです。そのうちね。 |
九七戦
キ-27
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マニア/ハセガワ |
い
まアクロ機として再生産したらけっこう好評なのでは?陸軍の「ゼロセン」。一式戦はこの飛行機に勝つために二年を棒に振りました。一撃離脱を謀ってくるイ
-16の後継機とかに勝てなきゃいけなかったのにね。キットは悪くないけど、胴体の下の合わせ目を削ってもう少しフイレットの上が楕円形断面になるように
するともっとよいでしょう。 |
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RSモデルズ |
簡易インジェクションキット。
ハセガワより胴体の絞りがきつくていい感じ。キャノピバキュームなのは◎だけどクリアバックスの方が似てるかも。
でも操縦桿までエッチングなのはどうかと・・・
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ICM |
1/32かと思える、ハセガワのキットより分割の多い、素晴らしいキット。エンジンとか感動です。エッチングに逃げないのも◎。 |
九七艦攻 |
マニア/ハセガワ |
真珠湾攻撃の三大役者のうちの一人。エンジンの割にばかでかい機体に驚きます。この巨大な翼のおかげで800キロ爆弾をつめたのですね。でもスピードは固定脚の九九艦爆よりおそい・・・キットは一号と三号。作れるはずなのに、機内の色が・・・青竹?黄緑?グレイグリン? |
百式重爆
キー49
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グンゼレベル |
九
七重爆コンペの時の雪辱を目指した意欲作。日本機にしては打たれ強い部分は評価するべき。でも、あのエルロンはでかすぎでしょう。でかけりゃいいってもん
じゃない。巨人が操縦するわけじゃないんだから・・・キットは高校生の時にパッケージを見て以来、出会ったことがありません。再販されたら買うかも。 |
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ハセガワ |
「九七重の方が良かった」という声をよく聞く本機ですが、六年以上も乗り
続けた機体から変われば違和感があるのは当たり前。「百式」の年数どおりに昭和15年に実戦配備されてたらねえ・・・.思ったよりも代わり映えしなかった
んでしょうな・・・でも、防御武装とか防弾はよかったはず。キットは機内が淡泊ですが、悪くはない。模型誌の作例で爆弾倉扉が機内に引っ込んでたのは間違
いで、九九双軽のように外板にそって外側に開きます。 |
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爆弾倉の面白い部分 |
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零戦
A6M
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ハセガワ |
二
一型と五二型は中島製の方が多かった。兵器なんだから作りやすさ優先で当たり前!日本の敗因の一つに、せっかく生産した飛行機が前線に届かないというのが
ありました。届けるシステムがなっちゃいなかったのでしょう。でもって、集積した未使用機をいっぺんに焼かれちゃったトラック島空襲の醜態は海軍史上一大
汚点でしょう。 |
一式戦
「隼」
キ-43
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実機について |
こ
の飛行機の最初のつまずきは、軽量化を狙って二翔ペラにこだわったことなのかも。零戦みたいに早いとこ三枚にしてたら・・・また、陸軍の出した仕様書には
ノモンハンの戦訓からか、当初防弾装備が盛り込まれており、一般にいわれる「陸海軍には防弾軽視の・・・」というくだりは陸軍に限っては間違いです。いき
がって「防弾板なんかつけるな」などと偉い人が後ろで要求したのは海軍のみ(現地が必死の思いで命懸けでいうのとは重みが違う)ということになります。 |
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エルエス |
キットは脚が引き込むようにつくられた楽しいキットでしたが、声の大きい模型ライターの「良識」に引きずられ、固定に改修されてしまいました。天蓋も可動。一型と二型がちゃんと別になってました。いまアリイ。 |
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ハセガワ |
二型としては申し分ないキット。一機完成させました。 |
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フジミ |
キャノピー以外はいいキット。二型以降との違いは機首、翼端、風防、昇降舵の形と主脚なので、それらを改造して二型を作りました。肝心の一型はまだ作ってません・・・ |
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ニチモ |
1/48の傑作をスケールダウンしてほしいです。全長は縮めてね。 |
二式単戦
「鍾馗」
キ-44
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実機について |
防
弾板、強力なエンジンによる最高速度での優位。陸軍航空隊はノモンハンでは一方的に勝ったと強がってみたものの、実は敵の戦闘機がかなりうらやましかった
のでは?そうして生まれたこのキ-44。ぼくの大好きな飛行機の一つです。一撃離脱戦法に徹するなら相当に使いやすかったらしい。着速が速いうんぬんは、
日本の凸凹な飛行場にも問題があると思う。米軍のマローダーだって太平洋の急造飛行場では危ないからとヨーロッパに廻されたくらいです。堀越二郎さんの著
書では零戦より遅かったことになってますが、少なくとも急降下速度が遅いというのは言い過ぎなのでは?零戦では850キロの急降下はできないでしょう?ガ
ソリンの質も海軍の方がいいし。よく、雷電と比べられるが、あの飛行機は1800馬力、キ-44は2型でも1500馬力だったのをお忘れなく。 |
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ハセガワ |
1/72ではこれしか出てないのが寂しい。胴体はもっと搾れてなきゃいけ
ないので胴体下側の合わせ目の部分を少し削ってあげます。胴体断面はフィレットの上でもうすぼまりはじめてますからね。主翼はもっと小さい(!)ので切っ
て継いでして・・・そこまでしないやつは一機完成しました。フジミからの新製品が1/144だったのはがっかり・・・ |
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スォード
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いいキットかも!細部はキャストレジン。
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二式水戦 |
実機について |
強風が間に合わないから零
戦にフロート付けて!という海軍の要求で、仕事ののろい三菱を差し置いて、九五水偵の経験がある中島が、うまいこと完成させたらこれがいいバランス。最高
速度こそ九六戦並でしたが、海軍の空戦は最大速度でやるものではないので問題なし。飛行場を設営するまでの防空を担う遊撃部隊として、島嶼進攻作戦の尖兵
として、神出鬼没に活躍するはずが肝心の後詰めがなっちゃいなかったので、ずるずるひとっ所に居着いたまま消耗していきました。でも、アメリカやイギリス
はこのアイデアに一目置いていたみたいです。戦後にシーダートなんか作るくらいだから。アメリカが戦中に水戦を作らなかったのはコスト無視でばかばか軽空
母とかを整備できたからなんですな。 |
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エルエス |
子供のころ主に夏にたくさん作りました。お風呂に浮かべるとフロートが完全に沈んじゃうのが残念だった。 |
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ハセガワ |
名作キット、あたらしい零戦のバリエーションで出た。フロート支柱右舷の
穴を必死で調べてあな空けて、きっとオイルクーラーの排気はここだろうと思ってたら、実はここは胴体銃の排莢口で、排気は支柱後縁だそうな。みんなよく見
てるんですな。完成しました。スカイみたいなグレイで塗って、最近汚いクリアをかけちゃいました・・・アメ色・・・ |
二式陸偵/月光 |
グンゼ/タカラ/レベル |
海軍の半端双発戦闘機。でも、夜間戦闘機に使うにはその機体の大きさが幸いしました。キットは高い値段で人から買いましたが、もう作らないと思います。っていうか、もうあの人からは買わない。 |
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フジミ |
戦闘機として使えなかったんで、偵察機に使おうとしたら、陸軍の新司偵の方
が速かったのでそっちを借りました。98陸偵の時と同じ。海軍は索敵のような地味な仕事は不熱心でした。勇ましい掛声が大好きなのは陸軍と同じですね。
キットはクリアバックスが出たので、そろそろいきます! |
四式戦
「疾風」
キー84
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実機について |
航
空評論家の先生方にあら探しをされまくる悲劇の機体。そんなに憎いかなあ。でっかいプロペラはでっかい機体を必要とし、でっかい機体はたくさんの資材を必
要とするとなると、でっかいペラにした場合、3400機も生産できなかったろうし、誉の馬力不足でもっと悪い飛行機になってしまったろう。烈風みたいに。
パイロットがトルクきらったと思うし。結果的にだとはいえ、小さなプロペラは回転数の速いハ-45にはちょうどよかったし。実質1800馬力だし、ペラ直
径の選択は正解だったのだと思いたい。ピッチ調節機構とブレードの形を除いては・・・実は、設計チームはハ-45を余り信頼してなかったのではと思う。余
裕のあるカウリングとかみると、もっとでかいエンジンを積みたかったのでは?問題にすべきはピッチ可変機構とブレードのかたちだったのでは?それに燃料の
質の悪さ。海軍は高品質ガソリンの製法を陸軍に隠していたという。根性悪いね。部品点数が一式戦の半分だという点も、兵器として評価されるべき。彗星とか
と比べて・・・ |
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レベル |
取説に「エンヂン」と書いてあったこと、エンジンがパネルを外すとみえることしか記憶にありません。あと、スマートだったことかな。小学生の時はこれが松本零士の漫画に出てくる日本最強戦闘機だと思って喜んであそんでました。「フランクだ!ヘルプミ〜」とかいってね。 |
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ハセガワ |
なんでハセガワが出さないのかと疑問に思ってたら、一式戦とともに出ました。製作中。(と言い続けて8年目。) |
天山
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フジミ |
中
島はボロクソにいわれるけど、海軍機となると少しその激しさがやわらぎます。っていうか、なんで海軍には甘いんだよ!間抜けなのはいっしょだろうに・・・
いや、飛行機には恨みはありません。キットはフジミらしく淡泊な機内。九七艦攻の部品が使えそうとか、エデュアルドのエッチングが、とか、機内は何色?と
か悩んでます。 |
彩雲
C6N1
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実機について |
軽量化=薄板という既成概念を日本で初めて破った飛行機。負荷を桁と外板で分けてしまえばいいという発想は堀越先生が思い付いてたら零戦がもっとすごい戦闘機になってたはず。「ワレニオイツクテキキナシ」という名電文は短くてもうれしさが満ちていて、好きです。 |
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アオシマ |
作ったことあるような・・・ないような・・・ |
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フジミ |
キャノピー以外悪いとこはありませんが、フジミのキットではいつものことながら、なんか機内とエンジンがやる気なさげ・・・でも、丸メカがあれば何とかなります。目標は前縁スラットとフラップのライブ化。もちろん天蓋と脚も可動ね。 |
キ-87 |
パブラ |
和
製P-47。でも、いままでの中島の飛行機らしくなく不格好です。熱い排気と圧縮した吸気は長い通路で冷却しなきゃという発想はなかったのか、そんなに長
い通路で気密を保つ自信がなかったのか・・・。脚の引き込み方は、ノモンハンの時にイ-153を捕獲してれば、もっとスマートになったかも。コルセアみた
いに。キットは買ってないけど買いたくなってる。歴史だし。 |
菊花 |
ペガサス |
和製Me-262とはいわれるけど、実際は悲しい特攻機。ぼくは特攻機は嫌いですが、でも・・・ジレンマ・・・ |
剣
キー115
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アビエーションUSK
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点
取り屋さんのお追従から生まれた唾棄すべき機体。アメリカ人がこの機体をレストアしたのは、われわれ日本人の中の「他人に出血を強いて、自分だけいい子に
なる点取り虫さん根性」を永遠に告発するためなのでしょう。栄エンジンがあまってるといったって他にも使い道があったはず!「会社のためにこんなに頑張っ
てます!」というゼスチャの好きな同僚には注意しましょう。巻き込まれると、踏み台にされるよ。キットは買ってないし、永遠に買わない。 |
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