テキスト ボックス: 正字・正かな(歴史的假名遣)變換ソフト(Windows用)
「契冲」 Ver.19.1   XP、Vista、7(32/64  bit)まで使用可能     有限會社申申閣
 

 

 

 

 


「文語の苑」が今年初めて大阪教育大學との共催で、シンポジウム「日本文化の繼承と發信」十一月十一日(日)午後二時、同大學柏原キャンパスで開催し、私も「難波の僧 契冲を讀む」と題して講演を行ひました。

この時讀みましたのは和字正濫鈔の序で、元文四年刊行(初版後四十五年後)の漢文原文を映寫して、參加の皆樣と御一緒に素讀しながら解説を致しました。實は私も此の序文に接したのが今囘初めてでありましたが、契冲が國語の表記に關して實に深い考察の下に、假名遣の原理を提案してゐることを改めて知りました。

一言で言へば、それは長い無文字の時代を經て、漢字傳來に始る書き言葉の誕生と成長、獨立の歴史を踏へて假名遣のあるべき姿を確立せむとしたことで、正に「歴史的假名遣」の名に相應しいものがあります。

私たちの正字・正かな運動も、契冲のこの理念と軌を一にするものであります。

「契冲」は正字・正かな運動實踐に最適唯一のソフトです。

「契冲」は今年七月發賣から二十年目を迎へました。MS-DOS用のFD版から、Windows7用のCD版まで、この間少しづつ改良發展し、戰後完成した字音假名遣を含めた歴史的假名遣への完全對應、JISにない正字形をも備へた正漢字フォントを實現し正字・正かな書面を手書きと同樣入力作業の最初から正字・正かなで打鍵・變換出來るまでになりました。

高い完成度 好評發賣中  「契冲」の御購入方法(複數割引あり)

Windows Vista, 7の場合初期設定で留意する點もありますので、委しくは下記を御覽ください。

  Windows 7と「契冲」  Vistaと「契冲」

また正かなが必須の文語文の作文練習には平成十七年頃の文語の苑に私が擔當した「指南塾」といふサイトもあり、御參考にして頂ければ幸です。

契冲阿闍梨

寛永十七年攝津國尼崎に生まる。下河邊長流の推擧で水戸光圀の爲に「萬葉代匠記」を著す。

國學の祖として古典研究を更に深め、 元祿六年「和字正濫鈔」を著し歴史的假名遣」の理論的基礎を築く。

リンク今囘更新)

 『文語名文百撰-日本語はこんなに美しい-  文語名文百撰

「契冲」の明細「契冲」で正假名遣の習得XPに就いて

文字鏡契冲字音假名遣對應版國語問題協議會文語の苑

日本漢字教育振興協會文字鏡研究會

私の主張正字・正かな運動實踐のために(

文化傳承としての 古典尊重と假名遣論       

「國語國字」第百九十七號 平成二十四年四月二十五日 

 

傳承すべき文化としての正字・正かなの意義

 

 

有限會社申申閣  平成五年創業

正統國語ソフト「契冲」、「宣長」を開發

住 所  〒216-0033 神奈川縣川崎市宮前區宮崎2-6-11-C226

電 話/Fax  044-750-7108  

E-Mail Address: shinshinkaku@mtc.biglobe.ne.jp

key64-bitでも歴史的假名遣(字音假名遣を含む)・正漢字變換が可能・文語・正字・正かなは「契冲」で!  日本語変換ソフト・旧かな・契冲・申申閣

Windows(XPversion記號を含む)Microsoft.Incの登録商標です

個人情報の保護方針

高崎一郎先生(「平成疑問假名遣」著者)からのメッセージ

初めてパソコンを買ってからやがて二十年になる。この間、機械の性能は信じられないほど進んだが、愛用のソフトウェアはほとんど變ってゐない。よく「ワープロ・表計算」といふが、じつに的確な言葉だと思ふ。本當に必要な機能はこの二つだけである。私は早い段階でよい「ワープロ」に出逢へた。あたりまへのやうで、滅多にない幸福である。

 
タイプライターとワープロが決定的に異るのは、機械が必要な漢字を「氣を利かせて」拾ってくる點にある。氣の利かせやうこそ年々向上してゐるが、それでもプログラムといふ杓子定規な手順に從ってゐるだけだから、ちょっと要求が異ればまるで融通してくれない。わづか六十年前の文章、つまり正字正假名の入力をしてみればよい。普通の日本語入力ソフトではどうしやうもなく不便な筈である。

 
「契冲」はすでに私の身體の一部と化して久しいから、初期のバージョンでもさして大きな不都合なく使ってゐる。それでも「學習版」にはいたく感心したし、まさか「字音假名遣版」まで出るとは思はなかった。漢字の假名遣は、どちらかといへば敬遠する向きが多いかもしれないが、わづらはしい同音異義語が一氣に減って何とも快適である。

 
それにくらべると今囘のバージョンアップは改良點が見えにくいことだらう。私自身は經驗したことがないのだが、あまりに長文を一度に變換すると能力の限界を越えることがあったらしい。それが解消されたといふ。なるほどへこたれない。一言でいへば「酷使に耐へます」の宣言である。長時間かかって書いた文章が、一瞬で消える切なさは何ともいへない。信頼性の向上は、華やかではないが一番大切である。

 
「できます」と「いつでもできます」は似て非なるものである。歴史的假名遣を鼓吹する人に伺ひたい。じつは現代かなづかいの恩惠に浴してゐませんか、あなたの生活二十四時間すべて歴史的假名遣で押しとほせるのですかと。「契冲」は押し通せる水準に達したと、ささやかな二十年の經驗を以て薦めたい。電子化の重要性が叫ばれて久しいが、どうやら一つの成熟の段階に至ったやうである。(平成十七年八月)

 

  

   「契冲」作者 市川浩

昭和六年生れ。

平成五年 (有)申申閣 設立

正假名遣、正漢字對應の正統國語ソフト「契冲」開發

國語問題協議會理事

文語の苑幹事

契冲研究會理事

私の主張

正字・正かな運動實踐のために( 「國語國字」第百九十七號 平成二十四年四月二十五日  

正字・正かな運動實踐のために(一)  「國語國字」第百九十三號 平成二十二年四月一日  

論語臆解    「國語國字」第百九十三號(平成二十二年四月一日

コンピュータ時代の日本語

平成二十年十一月二十一日  横濱中央木鷄クラブ勉強會で講演

上代特殊假名遣臆見 「國語國字」第百八十七號(平成十九年二月二十三日)

正字・正かなの印刷環境「東京グラフィックス」第561號(平成十八年十二月十五日)

教育再生への視點  「當用漢字」、「現代かなづかい」告示六十年に思ふ

桶谷秀昭著「日本人の遺訓」を讀みて(文語の苑「侃侃院」)

「契冲」正字・正かな發信のために「國語國字」第百八十五號(平成十七年十一月十一日)

忘れられる歴史的假名遣   「假名遣腕試し」に思ふ−「國語國字」第百八十四號(平成十七年十月十日)

朱鷺、信天翁、歴史的假名遣

西尾幹二氏の假名遣論に一言 (『諸君!』平成十六年十月號)

 「契冲」の獨白――字音假名遣を考へる――(『月曜評論』平成十六年四月號)

パソコン歴史的假名遣で甦れ!言靈(『致知』平成十六年三月號)

法律と國語

國語問題最近の十年を顧みての戰略提案

福田恆存著『私の國語教室』(文春文庫)「解説」

昭和の最高傑作 愛國百人一首 たまのまひゞき  出版に協力して

電腦時代を支へる契冲・宣長の偉業

文字鏡契冲と國語問題

文化と歴史的假名遣

 

 

          有限會社申申閣は正漢字・歴史的假名遣での印刷を得意としてゐます。

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最新刊紹介→Words,Novels,and Drama 福田恆存著  中村保男譯

最新版下制作  文語名文百撰日本語はこんなに美しい 文語の苑

This page was created on June 26th 2000

Revised on  Dec. 1st   2012

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