Huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye


      
                            
言志
 

藤田東湖
俯思郷國仰思 君,
日夜憂愁南北分。
惟喜閑來耽典籍,
錦衣玉食本浮雲。




                                               

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(こころざし)を言ふ 

()して 郷國(きゃうこく)を思ひ  (あふ)ぎて (きみ)を思ふ,
日夜(にち や ) 憂愁(いうしう)  南北に(わか)たる。
(ただ)ただ喜ぶ 閑來(かんらい)  典籍に(ふけ)るを,
錦衣(きん い ) 玉食(ぎょくしょく)  ()浮雲( ふ うん)

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◎ 私感註釈

※藤田東湖:文化三年(1806年)〜安政二年(1855年)。幕末の水戸学派の儒者。尊皇攘夷思想の主導者の一。その思想は彼の代表作である『和文天祥正氣歌・有序』「天地正大氣,粹然鍾~州。秀爲不二嶽,巍巍聳千秋。注爲大瀛水,洋洋環八洲。發爲萬朶櫻,衆芳難與儔。…」によく顕れている。日本では、文天祥の『正氣歌』「天地有正氣,雜然賦流形。下則爲河嶽,上則爲日星。於人曰浩然,沛乎塞蒼冥。皇路當C夷,含和吐明庭。時窮節乃見,一一垂丹。… 」を超していよう。

※言志:思いを言う。盛唐・李白に『春日醉起
言志』「處世若大夢,胡爲勞其生。所以終日醉,頽然臥前楹。覺來盼庭前,一鳥花間鳴。借問此何時,春風語流鶯。感之欲歎息,對酒還自傾。浩歌待明月,曲盡已忘情。」がある。

※俯思郷国仰思君:うつむいては郷里を思い、あおむいては君主(水戸藩第九代藩主・徳川斉昭)を思い。盛唐・李白の『靜夜思』に「床前明月光,疑是地上霜。
舉頭望明月,低頭思故ク。」 (「牀前看月光,疑是地上霜。舉頭望山月,低頭思故ク。」 )とある。 ・俯思:うつむいて…を思う意。 ・郷国:ふるさと。郷里。故郷。 ・仰思:あおむいて…を思う意。 ・君:君主。ここでは、水戸藩第九代藩主・徳川斉昭を指す。 *「君」の上(横書きでは左側になってしまうが…)を一字空け、尊敬を表す闕字法をとっている。ここでは、で表した。

※日夜憂愁南北分:昼も夜も、南の江戸と北の水戸に分かれていたことについて、心がふさぎさびしい。 ・憂愁:うれい。心がふさぎさびしい。うれえ悲しむこと。気分が晴れず沈むこと。心配である。 ・南北分:政争のため、南の江戸と北の水戸に分かれていたことを謂う。徳川斉昭の藩政改革による混乱を指すか。或いは、弘化元年(1844年)に徳川斉昭が幕政参劃を志して幕府の忌諱に触れて、隠居謹慎に処され、藤田東湖自身も蟄居謹慎を命じられた出来事を指すか。

※惟喜閑来耽典籍:ただただ喜ばしいことは、閑になってから書物に耽溺していることであって。 ・惟:ただ…だけ。=惟。曹操の『短歌行』に「對酒當歌,人生幾何。譬如朝露,去日苦多。慨當以慷,憂思難忘。何以解憂,唯有杜康。」や、唐の劉希夷『白頭吟(代悲白頭翁)』に「洛陽城東桃李花,飛來飛去落誰家。洛陽女兒惜顏色,行逢落花長歎息。今年花落顏色改,明年花開復誰在。已見松柏摧爲薪,更聞桑田變成海。古人無復洛城東,今人還對落花風。年年歳歳花相似,歳歳年年人不同。寄言全盛紅顏子,應憐半死白頭翁。此翁白頭眞可憐,伊昔紅顏美少年。公子王孫芳樹下,C歌妙舞落花前。光祿池臺開錦繍,將軍樓閣畫~仙。一朝臥病無人識,三春行樂在誰邊。宛轉蛾眉能幾時,須臾鶴髮亂如絲。但看古來歌舞地,惟有黄昏鳥雀悲。」とあり、李白の『將進酒』に「君不見黄河之水天上來,奔流到海不復回。君不見高堂明鏡悲白髮,朝如青絲暮成雪。人生得意須盡歡,莫使金尊空對月。天生我材必有用,千金散盡還復來。烹羊宰牛且爲樂,會須一飮三百杯。岑夫子,丹丘生。將進酒,杯莫停。與君歌一曲,請君爲我傾耳聽。鐘鼓饌玉不足貴,但願長醉不用醒。古來聖賢皆寂寞,惟有飮者留其名。陳王昔時宴平樂,斗酒十千恣歡謔。主人何爲言少錢,徑須沽取對君酌。五花馬,千金裘。呼兒將出換美酒,與爾同銷萬古愁。」とあり、劉長卿は『尋盛禪師蘭若』で「秋草黄花覆古阡,隔林何處起人煙。山僧獨在山中老,唯有寒松見少年。」とあり、中唐・白居易の『闍瘁xに「自從苦學空門法,銷盡平生種種心。唯有詩魔降未得,毎逢風月一闍瘁B」とあり、後世、北宋・蘇軾の『江城子』乙卯正月二十日夜記夢には「十年生死兩茫茫,不思量。自難忘。千里孤墳,無處話淒涼。縱使相逢應不識,塵滿面,鬢如霜。   夜來幽夢忽還ク。小軒窗,正梳妝。相顧無言,惟有涙千行。料得年年腸斷處,明月夜,短松岡。」と使い、司馬光『居洛初夏作』「四月清和雨乍晴,南山當戸轉分明。更無柳絮因風起,惟有葵花向日傾。」と使う。 ・閑来:ひまになって…の意。 ・耽:〔たん;dan1○〕度を超して楽しむ。熱中・集中する。ふける。 ・典籍:本。書物。書籍。

※錦衣玉食本浮雲:美しい着物と上等の食物といった贅沢な暮らしは、もともとが存在性のうすい、軽いものなのだ。 ・錦衣玉食:美しい着物と上等の食物。贅沢な暮らしをする。 ・錦衣:美しい着物。 ・玉食:珍貴な食物。 ・本:もともと。元来。 ・浮雲:うきぐも。空に浮かんでいる雲。自分に全く関係のない物事の喩え。存在性のうすい喩え。軽いものの喩え。信をおくに足らないもの。あてにならないもの。『論語・述而』に「不義而富且貴,於我如
浮雲。」とある。

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◎ 構成について

韻式は、「AAA」。韻脚は、「君分雲」。平水韻上平十二文。この作品の平仄は、次の通り。

●○○●●○○,(韻)
●●○○○●○。(韻)
○●○○○●●,
●○●●●○○。(韻)
平成27.1.30
      1.31
      2. 1



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