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2010/02/01

• 蒼井上鷹さんの新刊『堂場警部補の挑戦』が2/24に創元推理文庫より刊行されます。4編からなる連作短編集。大当たりを信じて買います。
• 秋月涼介さん、北山猛邦さん、越谷オサムさん、桜坂洋さん、村崎友さん、米澤穂信さんによる競作アンソロジー『 蝦蟇倉市事件<2>』が2/24に東京創元社より刊行されます。先月に続く第2弾。
• 綾辻行人さんの『水車館の殺人』の講談社YA!ENTERTAINMENT版が2月下旬に刊行されます。
• 石持浅海さんの新刊『リスの窒息』が2/5に朝日新聞出版より刊行されます。初の誘拐ものに期待と不安が交錯…。
• 岡嶋二人さんの『三度目ならばABC』の増補版が2/13に講談社文庫より刊行されます。未発表短編でも入るのか?
• 新潮文庫から刊行されていた鈴木光司さんのデビュー作『楽園』が2/25に角川文庫化されます。ホラー作家と認識される前の作品です。下手に凝るよりこういう作品を書いたらと、個人的には思いますが。
• 辻村深月さんの新刊『V.T.R.』が2/4に講談社ノベルスより刊行されます。名作『スロウハイツの神様』から生まれた人気作家、チヨダ・コーキのデビュー作刊行!　だそうですが、『スロウハイツの神様』を読んでいないとだめなんでしょうか。
• 東野圭吾さんの『使命と魂のリミット』が2/25に角川文庫化されます。新潮社から強奪か。
• 平山夢明さんの『ミサイルマン』が2/9に光文社文庫化されます。『独白するユニバーサル横メルカトル』よりは一般読者にも手が出しやすいか?　保証は一切致しません。
• 福井晴敏さんの機動戦士ガンダムUC第1巻『ユニコーンの日 上』、第2巻『ユニコーンの日 下』が2/1に角川スニーカー文庫化されました。角川文庫と両方で出す意味は?
• 宮部みゆきさんの『楽園』が2/10に上下巻で文春文庫化されます。悪くはなかったのですが…。最近宮部作品で唸らされることがなくなりました。一読者としては宮部さんの実力はこんなものではないと思いたい。
• アーサー・コナン・ドイル著『シャーロック・ホームズの冒険』の新訳版が、2/18に創元推理文庫より、2/25に角川文庫より、それぞれ刊行されます。創元推理文庫版の訳者は深町眞理子氏、角川文庫版の訳者は石田文子氏。角川書店のサイトによると、2010年3月映画公開だそうです。両社とも、他の作品の新訳も出すのかはわかりません。シャーロック・ホームズ・シリーズのリストを更新。
• 高村薫さんの『太陽を曳く馬』が、第61回読売文学賞小説賞を受賞しました。当分読むことはなさそうです…。

2010/02/04

• 13編中10編の初出は集英社の「小説すばる」ですが、なぜか創元推理文庫に。柳広司さん『百万のマルコ』の読後感想掲載。

2010/02/06

• こんな新解釈ではお菊さんが浮かばれない気が…。京極夏彦さん『数えずの井戸』の読後感想掲載。

2010/02/10

• 万城目学さんの新刊『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』が先月ちくまプリマー新書より刊行されていました。新書ですが小説です。
• 奥田英朗さんの『オリンピックの身代金』が第43回吉川英治文学賞を受賞していました。もう1年近く前の話なのに、今頃気づきました。
• 信じてもらえないかもしれませんが、こんなに楽しませてくれる作家はいないと思っています。石持浅海さん『リスの窒息』の読後感想掲載。

2010/02/13

• オカルト雑誌といえば、「ムー」ってまだ健在なんですね。柳広司さん『聖フランシスコ・ザビエルの首』の読後感想掲載。

2010/02/16

• いつまでも刎頚（ふんけい）の友でいようね。万城目学さん『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』の読後感想掲載。

2010/02/18

• 海堂尊さんの『イノセント・ゲリラの祝祭』が、先月宝島社文庫化されていたのを見落していました。例によって上下巻。
• こういう気概ある政治家や官僚はいないのか。今野敏さん『果断　隠蔽捜査2』の読後感想掲載。

2010/02/22

• エーアイの萌芽を摘んではならない。海堂尊さん『イノセント・ゲリラの祝祭』の読後感想掲載。

2010/02/28

• シンプル・イズ・ザ・ベストか。今野敏さん『警視庁神南署』の読後感想掲載。