URL:http://www.katsuo-ji-temple.or.jp/
重くとも罪には法の勝尾寺
ほとけを頼む身こそやすけれ
山門前 なんとか無事登れました |
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バイク通行止め | |
多宝塔 参道を進んでまず目にはいるのがこの建物 |
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勝ちダルマ納め所 | |
本堂 | |
山門 本堂付近からの眺め |
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勝尾寺の周辺道路は二輪車終日通行止めの為、今回は実家の宝塚から自転車で参拝をすることとした。走り屋が出ると安易に通行止めという処置をする警察の対応には納得いかないものがあるが・・・。実家の近くで播磨町から自走で来た越後屋さんと合流して、いざ勝尾寺へ。阪急箕面駅から勝尾寺へ向けて登り始める。地図では5.1kmだが実際に登った感想では絶対にもっと長かった。まずは箕面山荘の前で1回目の休憩。紅葉の時期はここから上は、車は登りの一方通行。とりあえず最初の目的地は箕面の滝。さぁ、滝までもうひと頑張りと気合いを入れて登りだすと、ここから滝まではほとんどがゆるい下り坂。途中、道路に出てきた猿を横目に快調に走る。といいたいところだが、猿を眺めるために車がスローダウン。せっかくスピードが乗ってきていたところなのに・・・。猿がそんなに珍しいのかな?。 紅葉の時期で昼時ということもあって滝の前はお弁当を食べる人たちで一杯。越後屋さんと一緒に記念写真を撮って勝尾寺に向けて再出発。勝尾寺まではあと3kmちょっと。ラスト1kmが辛かったけど何とか到着。箕面(勝尾寺)といって連想される物といえば滝、猿、モミジの天ぷら。滝と猿は制覇済み。モミジの天ぷらを食べるのを忘れてたぁ。残念無念。 勝尾寺はレストハウスの中を通って境内へと入る。知らなかったらどこから入ればいいんだろうって迷うって話を前もって聞いていたので問題なく拝観料を払って境内へと進む。千本もあるというカエデは、まだ紅葉が始まったばかりという感じで木の上の方は赤いけど下はまだ緑という状態。でも、それはそれで赤と緑のコントラストが良かったけどね。山門から色づきはじめた紅葉を眺めながら参道を行くとまず目にはいるのが一段高くなったところにある朱塗りの多宝塔。そこで参道は左に折れ階段となる。階段を上りきると勝ちダルマ納め所。入試、スポーツ、選挙そのたいろいろな勝負事でで願掛けしてその願を成就した人が多くのダルマを奉納してある。さらに奥に進み奥の院・薬師堂に寄り道してお参りしてから大師堂へ。大師堂はその建物の周りを囲むように四国88カ所のお砂踏みがあったので、私はすでに結願しているけれどを越後屋さんと一緒にお砂踏みをする。お砂踏みといっても、実際に砂があるわけではなく砂を固めた石?を踏む。そして堂々とした本堂へお参り。本堂でのお参りを済ませ、本堂の正面にあるお守りとかを売っている場所で、だるまに入ったおみくじが妙に気にかかり引いてみることに。結果は吉。まぁ、いいところでしょう。それより驚いたのがおみくじの裏には英語でおみくじの内容が書いてあること。国際的なお寺なんですね。山門横のレストハウスでちょっと高めの昼食をとって帰路につくことに。 さて、この勝尾寺は勝ち運の寺として名高い。というか、自分でそういって宣伝しまくっている。勝尾寺へ登る途中の案内看板には「勝ち運の寺・勝尾寺」の文字がやたらと目に付く。では何故勝ち運の寺となったのか。それは、清和帝の玉安穏を祈って効験を示した事より、王に勝つ寺「勝王寺」と清和帝から賜ったが、「王」の字を「尾」に替え勝尾寺と名乗るようになった。その後、源氏や足利氏といった各時代の覇者たちがこの寺で勝ち運を祈ったという故事に由来するという。この寺は千二百年あまり前に桓武天皇の異母兄である光仁帝皇子・開成が弥勒寺を開創したことに始まる。そのときに比丘が七月十八日から八月十八日の間に十一面千手観音を彫刻したという。このことから全国の観音縁日が十八日と決まったという話も。 帰りは一転して気持ちのいい下り坂(当然なんですけどね)。最高45kmぐらい出たかな。一方通行路の逆行で、歩行者も多いし、ストレートが短いので抑えてもこの速度。気持ちよかったぁ。この瞬間のためにきつい登りを頑張るという感じ。帰りはそのまま南下して大阪空港の東側滑走路エンドへ。ここは頭のすぐ上を飛行機が進入してくることで有名なスポットで、ここでしばらく飛行機を眺めてから、雲行きも怪しくなってきたので宝塚へ戻り車に自転車を積み込み帰路へとつきました。 走行距離:54.17km |
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付近の観光スポット | |
箕面の滝 | |
大阪空港 | |