日 記

(2012年8月)


<今野順夫の部屋>

◇ 8月も今日で最終日です。猛暑日が連日続き、さすが、秋の到来が待ち遠しい感じです。
 昨日は、午後からの県庁での仕事。課題が多いような気がします。受動的に構えていればいいのかもしれませんが、本来の任務からいえば、自ら打開していく必要があるように感じます。
 一旦、帰宅し、夕方の復興支援ファーラム。常連事務局が不在で、事務的に少してんてこ舞い。事務的処理と受付、会場設定、プロジェクターの設置など、いつもは何となく分担していましたが、一人でやるにはハード。中身は良かったのですが、仙台からも二人が見えられ、もう少し時間的な余裕が欲しかったです。夕食を共にして、まずは終了。事務サポーターが増えるようなものしたいのですが、上手くいっていません。
 昨日締め切りの原稿、明日からの研究会報告、いずれも未だしですが、なかなか持続ができません。どうしても、降りかかってくるものから処理することになるので、ピンチ。
 フォーラムも、9月の2回分と10月の1回分の企画は、何とかできました。事故調査委員会報告が4つ出ていますが、どう分析するかと思っていたのですが、まずは、福島から出ていた民間人(商工会会長)と直接連絡が取れて、まずは、その思いから聞くことにします。ハードルが高いかと思っていたら、すんなり。有難い。
 しかし、会場がない。謝礼も出さない、会場費(カンパによる)も抑えたいと思っているので、どうしても公的な会場。しかし長期間の展覧会で使えない。どうして美術館など使えないかなと恨めしくなる。市民活動が後退するねと云ったら、教養講座も、出来なくて困っているとのこと。やはり、上部で決まってしまったことなのかな。会場費が安いので、全部、抑える傾向があるのかな。安くても、独り占めしないで、互恵のために、譲り合う配慮も欲しいね。自分の事でもあるが。
 明日は、松島での合宿研究会。テレビを見たら、フィリピン沖の地震(マグニチュード7.9)による津波注意報。大丈夫かな?9月1日、防災の日。(8/31)<14185>


◇ 昨日(27日)は、午前中、コープの本部で事務的作業。午後、弁護士さんたちと福島原発で廃炉が決まっていない6基を、再稼働させないための訴訟の相談。県議会では、福島原発の第1(6基)と第2(4基)の廃炉を求める決議がなされているが、東京電力などは、未だ明確になっていない。かえって、再稼働の準備が進んでいるとの報道もある。いかなる内容の訴訟、特に行政訴訟になるのか、新たな法理論が必要となろう。帰り、コープ新町店を見学。
 今日は、夜の飯舘村の委員会だけだが、会場が大学に近いので、大学の組合の書記局に寄る。来月の全国の大学の組合の教研集会(東京)全体会の記念講演を引き受けてしまい、さすが心臓だけでできないと資料調査。書記長と女川の高台で遭遇したのが運のつき。それから30日のフォーラムの資料印刷。それを経て、委員会の会場へ。
 それだけのことだが、図書館支援の募金運動について、東京の同級生から多額の申し出の電話。いろいろな話をして、長電話になってしまった。また、夜は、石巻の同級生からも送金方法などの問合わせの電話。夫婦のヨーロッパ旅行からの帰国後に支援してくれるとのこと。1万円コースと5万円コースしかなかったが、これまでの皆さんのご意向も踏まえ、その2コースにプラスして、3千円コース、10万円コース、50万円コースと幅を広げるよう要請して、実現しそうだ。実態に合わせて、支援者の輪を広げたいものだ。到達点は87万円となり43%。無理をしないで頑張りましょう。(8/28)<14130>


◇ 何もない日曜日。孫一家は、張り切って女川に出かけると言っていた。昨日の保育園でのお神輿担ぎの疲れもあるでしょうが、意気揚々と(?)行ったのだろうか。途中で、一緒に行った人が女川での様子を、Facebookで報告してくれた。(8/26)<14084>


◇ 土曜日の午前中は、コープの常勤理事会。理事長・専務・常務の理事とともに、新たに作った執行役員を含める常勤者の会議である。
 毎週の各部の詳細な経理報告が中心だが、なかなか即座にプロジェクターの画面に対応するのは難しい。この辺は、私以外の長い間、専従的に活動してきた職員に全幅の信頼を置いている。
 2014年4月〜8%、2015年10月〜10%になる消費税増税の中で、生協活動をどのように展開できるか、他の中小企業と同様、難問である。
 直接的には、5%時代と異なるのは、同じ供給高であれば税金として2倍化。努力して、黒字化してきたものを、すべて税務署に出すことになる。勿論、価格に転嫁しない場合のことではあるが。消費者の財布が引き締まり、店の税金が多くなる。経営的には、まさに難問である。18万人のコープ組合員の生活を守ること、従業員の生活を守ることを前提にしながら、経営的にも持続化できる方法は何か、非常勤や地域理事も含めて、じっくり論議を重ねる必要があろう。

 会議は途中だったが、約束していた「福島市男女共生セミナー2012」に参加するために中座。地域理事で、男女共同参画にコープから参加している方の薦めで、約束していた。「福島テルサ」が会場だが、吉井田小学校のマーチングバンド部の演奏でオープニング。瀬戸福島市長のあいさつに続いて、心療内科医の海原純子さんの講演「心を元気にする生き方」。医師としての立場、また自分の体験談等、厳しい環境の下での生き方について、説得的な講演。単なるテレビ画面の現実化ではない、いい話であった。会場のほとんどは、お母さんたちが一杯。女性のパワーに圧倒された。(8/25)<14070>


◇ 今日、金曜日。会議などもないので、原稿と講演準備をしようかと思っていたが、暑すぎてファイトが出ず。
 随分長く行っていない、イオンセラピー「イオラ」に行こうかと思い、ホームページで開業日を見たら、どうもホテルの営業との関係で、日曜日まで、そして月曜から9月12日まで休み。これでは、明日・明後日は行けないので、今日行く必要があるということになり、この新車では初めての山登り。デイサービス中に。

 わが愛車・SAIは、前のMarkXと比較して、車高が高いか、コーナーワークは、前のようにはいかない。スピードを出さないので、それもいいでしょう。山の上も25度。いつもの山とは異なる。一人悠々の大風呂、露天風呂。いつもバスで来るという、上品なご婦人と話。生活のリズムに組み込んでいる方の話が聴けて、それも楽しい。娘さんたちは、東京・アメリカで家庭を築いていて、ご本人は夫と死別してから17年間、福島での一人住まい。イオラが楽しみになっているようです。ほっと、温かい気持ちになって、山を降りてきた。

 図書館募金、東京にいる同級生に相談したら、知り合いに連絡してみる。50万円くらいかなと簡単に言うから、ぎゃふん。いや、貧乏生活が長いと、そんな話は出てこない。期待しないで待ってみましょう。それにしてもドイツの知り合いのの知り合いなど、アメリカから支援を寄せてくれた人が来た。インターネットは不思議なものだ。あ、それと前教育長の遠藤先生からメッセージをもらって、新着情報に掲載しました。これは奥さまが同級生。奥様に頼んでの成果。簡単に集まらなくて、アップアップしているのが、意外といいのかな。
 昨日の日記を見た娘が、「山登りとか、なにか仲間がいたらいいねー! きのうは、なんかしんみり日記だったから」とのメール。全然「しんみり」していないが、妻と車で「山登り」したことになるのかな?本当の「山登り」は、熊が出てきたときの対応が完備していないので、しばらくやるつもりなし。(8/24)<14053>


◇ 3日続きの宮(県)仕えで、さすが疲れたのかボーっとしているうちに、高校野球の決勝戦の時間と相成る。雑誌のコラムの原稿を書きながら、野球のテレビ観戦。東北初の優勝旗かと思われ期待していたが、結局、青森の光星学院は、大阪桐蔭を打てなかった。3対0。3回連続の決勝戦、本当に実力がついてないとできない芸当だろう。3回連続の準優勝旗。
 コラムの原稿を送信して、午後は、コープでの接客。二つの金融機関の幹部の挨拶であるが、こちらが融資を受けている立場。震災復興、事業復興における金融の役割など、話を聞いていると勉強になる。
 女川図書館の募金に関する依頼を、メールで数人にお願い。女川からの声も頼む。現時点で72万と36%の達成率。残36日で、毎日3万5千円増のペース。なかなか重い!現地の人との連絡では、達成できなくても、女川の図書館の存在を知らしめることになったと慰めてくれる。盆休み以後は、財布の紐がきつくなると店舗の経験を教えられるが、カード決済だから、そんなこともあるまい。折角の善意の申し出を、なかったことにするのは辛い。なんとか、しないと。
 依頼していた名刺を取りに印刷所へ。しばし、印刷所の老若3人の女性の皆さんと、井戸端(玄関先)会議。こんな屈託ない話をする機会も無くなったな。それなりきに楽しいものだ。(8/23)<14032>


◇ 県庁勤めも3日目。最終日です。何とか終わりました。
 高校野球は、青森の光星学院が、昨年同様、明日の決勝戦に進出しました。昨年は、白河の関・・・をと期待しましたが、また期待してがっかりするのを恐れてか、静かに待つ感じです。昨年は、日大三高に敗北しましたが、今年の大会で福島代表・聖光学院が、1回戦で破りました。東北の水準も上がっているような気もします。
 女川町から「女川町復興まちづくり事業着工式」の案内が来ました。9月29日(土)の午後ですが、忘れないようにすぐに出席のFAXを出しました。
 【早期の復興、発展を成し遂げ「笑顔あふれる女川町」をとりもどすため、本町の本格的な復興の槌音高らかに、復興まちづくり事業着工式を左記のとおり執り行います。】と述べています。いよいよ、グランド整備も終わり、プレーボールでしょうか。頑張ってほしいし、応援の手をまだまだ緩めることはできないでしょう。
 暑さのせいか、集中できていませんが、明日には出さなければならないコラムの原稿、月末の住宅白書の原稿締切、9月初めの研究会報告。急に夏眠から目を覚まさせられたような気がします。それにしても暑い。2階の書斎から降りてきて、みんなが寝静まった後、1階のエアコンの部屋でパソコンを打っています。(8/22)<14013>


◇ 火曜日。日中は、県の仕事で県庁に詰めていました。夕方、一旦帰宅し、6時半開催の福島市の会議に出席。一日、地方自治体の仕事従事。(8/21)<13993>


◇ 月曜日、一日、県の仕事で県庁に詰めていました。400円の県庁内で販売しているお弁当を食べて、5時過ぎまで。
 全国社会人サッカー選手権の東北予選。昨日、勝って全国大会をかけた試合を闘うコバルトーレ女川、残念ながらヴァンラーレン八戸に、延長戦の末0対1で敗北したようです。残念ですが、応援を強めて、次を目指しましょう。本当にがんばったね。(8/20)<13978>(P>


◇ 日曜日、明日締め切りの小論があるが、近くの十六沼運動公園でおこなわれるサッカーの試合の応援。
 全国社会人選手権の東北予選。狙いは、「コバルトーレ女川」。オーナーの近江さん(石巻日日新聞社社長?/壁新聞で有名になった人)と、応援団長?高橋さん(蒲鉾の高政の部長)のFacebookで、昨日、各上の福島FCプリメーロに勝って、今日は、本命のペルージャ盛岡の対戦。なかなか勝てそうないとの前評判。Facebookで行くよと宣言して、昼頃、出かけました。暑い暑い。どこが試合会場か分からない。教えてもらって、高橋団長に挨拶、試合前なので近江さんに挨拶。近々、株式会社を作って、支援を強化するとのこと。女川のチームの理念を継続させて、新たな選手を確保しながら進みたいとの力強い話。
 サポーターは15人か20人か。太鼓に合わせて、みんなと同じ雄叫び。栃木から応援にきたという人。女川には縁はないが、「復興のシンボル」として支援しているとのこと。凄い。相手のチームの選手は見るからに体が大きい。身長も高い。これで勝ち目があるのだろうかと思いつつ、試合は進行。何度もシュートの連続。耐え忍びました。0対0。延長戦。延長の前半の終了間際、なんと女川がコーナーキックからシュート。1点。それを守って勝利。団長は、「歴史的勝利」という。そのくらいの番狂わせ。明日の試合(山形?、塩竈?)に勝てば、全国大会への出場となる。うーん、ここまで来たら、勝ってほしい。
 久しぶりのサッカー観戦。テレビ以外は稀だ。女川への熱き想いが壁をこじ開けたかな。炎天下の下、熱中症に気遣いながらも、楽しい応援だった。地域が支えるチーム、あるいはチームが支える地域のモデルとして、ぜひ、頑張ってほしい。近江さんにも会社設立の際は、呼び掛けると言ってもらったが、非力だが協力したい。
 女川の図書館支援の募金、51万円でストップ。なんと夜に、61万円になっている。直接お願いした方と、昔からの知人。申し訳ない。何とか30%にはなったが、そう楽観できるところではない。残る40日間、頑張ることにしましょう。(8/19)<13968>


◇ お盆の後の土曜日。帰省のラッシュも終わりつつあるようです。平常に戻ってきました。
 4週間ごとの定期の通院ですが、予約時間少々遅れてしまいました。いつもの血液検査は、先月とほぼ同じ。同じということはいいのではありませんが。改善も、悪くもなっていないだけ。やはり運動が決定的かな?
 いつもは、土曜日午前はコープの会議。今日は休みですが、本部によってきました。交代で休んでいますが、熱心に勤務中。
 午後は、自宅で採点業務、何とか終わりました。明後日の締め切りの小論を、明日中にまとめないと。秋の学会でのシンポジウムの報告レジュメを出していますが、他の報告者(同僚)のレジュメを見たら、私のは内容が無い柱だけと赤面。内実をつくる努力をしましょう。
 被災地支援について駄弁る機会がありました。被災地には2種類あって、被災地住民が努力し、展望を見出すべく奮闘しているところと、そうでない処があるような気がします。外からの支援も、前者はやりやすい。後者は迷惑がられる時もある。被災地の切実な声を率直に出すべきとも思う。
 よく例に出される、馬を川縁に連れて行くことはできるが、水を飲むかどうかは馬次第。誰かが、何かをやってくれることを待つのではなく、自ら立ち上がり、外からの支援を受けやすくすることが重要と思う。同じ困難な被災地。こうした被災地住民の主体的な努力が、数年後の、復興の結果に大きな差となって表れてくるのではないかと思う。(8/18)<13953>


◇ 今日は、9時半からの郡山での「ふくしま連携復興センター」の理事会に出席。同団体の総会で、監事に選出されていたのですが、理事会に出席するのは初めて。総会(7月19日)で決定された「事業計画」の具体化である。
 基本的な前提が、「被災された方たちが主役の復興/被災者による自立的な復興の支援」であるが、@2011年3月からのこれまで、Aこれから(2012年7月〜)、B将来と区分して、復興の段階、被災者生活支援、保健・健康、まちづくり復興計画、産業再生・育成・就労支援、高齢者・介護・障がい者、子ども・教育・家庭、等に分けて、各段階の課題を提示している。スケールの大きな構想だが、こうした全体像を出すことが求められている時期。昼過ぎまでがっちり議論。私に求められている役割を果たすことにしましょう。
 昼食を元同僚とともにする。元気で頑張っているようで安心した。

 一旦自宅に戻り、パソコン作業をしていたが、先輩の先生方からの電話。訴訟の相談会への出席要請、さらに老人保健施設を運営している福祉会での講演依頼。また全国的組合の教研集会の全体会での講演依頼。来るときは矢継ぎ早にくるものである。被災地の人間の発信の責任から、微力だが果たさなければならないと思い受諾。正直、難しいテーマ。能力的には無理だが・・・仕方がない。
 夜は、10月始めの日本災害復興学会福島大会の現地実行委員会のため、夕食を済ませ大学へ。いつの間にか、実行委員長とされているが、これも被災地責任か。初日のエクスカーションは免除してもらい、学会の本体の2−3日のみ参加することにした。これで、孫娘の保育園最後の運動会(来年は小学生)に出席可能。まずは、孫に対する責任も果たせる。
 女川の図書館の募金が伸び悩んでいるのは、現地の切実な声が少ないせいと思い、行方不明の姪などと一緒に読み聞かせの運動をしていた阿部さんに、原稿と写真依頼。すぐに送られてきて、さっそく貼り付け。やはり女川出身者がFacebookで「いいね!」、twitterでリツイートしてくれる。やっぱり関心が高まる。被災地の「力」。23人・43万(21%)。まだまだだが、少し進み始めているかな?支援者の、一言メッセージも集めてみた。励まされる。焦らないで頑張りましょう。(8/17)<13940>


◇ 今日は京都在住の義弟夫妻が、仙台からの高速バスで福島に来るというので、IC出てすぐの停留所(天王下)に迎えに行く。多分、予定の時間から多少遅れるかなと思っていたら、早めに着いて、待っててくれた。
 夕方4時頃まで、5人で四方山話。義母も体調がいいのか、嬉しそうです。何歳になっても、腹を痛めた子は愛おしいものでしょう。95歳の義母を見ていると、今や高齢者となっても共有した期間の長さに対する羨望があります。
 生きていれば、ほぼ同年代の実母ですが、享年48歳でした。大学卒業式の1週間前でしたので、すでに45年半になります。長い空白の期間です。今年のお盆は、何もセレモニーはしませんが、この45年の間に、母、父、兄、今度の震災死の姉と、最初の家族(今もある丸テーブルを囲む5人家族)の私以外は、あちらの世界。お盆には、私の家に還ってきてくれたのでしょうか?幼少の頃、帰る魂が間違えないように父親と高く提灯を掲げたことを思い出します。高倉健の黄色のハンカチのように。お盆も終わったので、また帰って行ったのでしょう。

 夕食後、寛いでいると大学時代の友人から電話。議員の職務で福島に来て、飲んでいるという。まあ、会えないかなと思いましたが、コーヒーでも思い、泊まる予定のホテルに参りました。同僚議員も多かったので、あまり話はできませんでしたが、元気に活躍しているようです。元気なうちに、会えるうちに会っておこうと思い、短時間ですが。現実の課題に向かって格闘しているから若いですし、体に気を付けて頑張ってほしいと思います。(8/16)<13920>


◇ 終戦記念日です。暑さは少し和らぎましたが、いい天気です。夏の太陽。
 今日は、朝からの高校野球に、東北代表の3チームの試合。一度みるとどうしてもやめられません。山形・酒田南は惜敗しましたが、秋田商業、仙台育英は勝利。青森・福島を含めると6チーム中4チームが勝ち進んでいます。頑張ってほしい。
 ごろ寝してテレビ観戦していると、どうしてもウツラウツラ。暑さと疲れが貯まっているのかな。これを解消して、秋の陣へ。

 ReadyForの200万円募金(女川図書館)。ようやく39万。少しやり方が分かってはきたが、展望はない。家族から無理ではと言われるが、何とか頑張らないと。支援してくれる人は、あまり構えないで提供してくれるので、不思議。他方、130人も「イイね」があるのに、実際は20人ほど。不思議がられている。多分、私の付き合い範囲は、「いいことだ」と客観的に支持してくれる人が多いのかも。コメントした方の意識では、「イイね」というなら具体的な支援をするということなのかも。私の行動もそうかも。反省しないと。

 5月末に倒れて入院加療中の出浦さんが、退院した。電話をいただき、また快気祝いまでいただいた。そんな気を遣わなくてもいいのにと思うが、とにかく元気になって良かった。いつものように、弁舌さわやかなので安心。
 高校野球の後、東北楽天の野球・ナイター。2対0で残念ながら敗北。こちらもなかなかうまくいかない。(8/15)<13906>


◇ 世の中、みんなお盆だという意識が支配し、ゴロゴロしていました。車で睡魔に襲われた感覚で、昼寝していました。
 デイサービスもお盆はお休みですが、妻は庭でせっせと草取り。今日は、隣地の住宅建設もないので、静かです。庭に出てみて、驚きました。隣の新築の家は、全体として30センチくらい高く、我が家の庭の方に向いて、総ガラス張り。わが庭を上から覗くような感じです。我が家のハウスメーカーは、壁で支えているので窓は少ないのですが、隣の新築は窓が大きい。ビルから隣の箱庭を覗くような感じです。
 隣地の田圃は、我が家の所有地ではないので、文句は言えませんが、吾妻山が見えなくなっただけでなく。閉じ込められた感じです。女川の町長の勧め(冗談?)があった、女川との二地域居住も考えてみたくなりますね。山ではなく、今度は太平洋を見て。
 忘れかけていた試験の採点。採点結果の報告の文書は、去年の文書。慌てて、大学の教務課に電話したら出ない。あ、そうだ、きっと盆中は休業(計画年休)だと思いだした。締め切りはいつでも、そろそろ終わらないと、2問のうちの1問は、まずは完了。いつまでも延ばしていると、忘れる恐怖。それにしても暑い。姜尚中の『悩む力』を、読む。私も悩む古羊なのかも。コミュニケーション力の減退を感ずる日々(8/14)<13890>


◇ 昨日から今日、女川に行き、泊まって、帰ってきました。
 主要目的は、女川つながる図書館に対する、「女川に元気を送る会」からの図書カードの贈呈に立ち会うことですが、折角の機会ですので、いろいろと懸案の事について、果たして来ました。
 まずは、石巻での山田・平塚両君との昼食です。余裕を持って出たのですが、福島飯坂ICから白石ICまで、さらに仙台港北ICから利府中ICあたりの渋滞で、時間がかかりました。丁度12時に平塚宅に到着。3人でレストランに行き、昼食・懇談。お盆のためか混んでいました。それぞれ、元気に過ごしていることは何よりです。
 走行の途中、石巻の妹宅が新築されたとの連絡があり、時間があったので、急遽、住所を頼りに訪問。見違えるように立派な家です。親戚の家を全面改築したとのこと。かなりモダンな建物です。前の新築の家が津波で流され、何とか戻ったような感じです。また、やり直しですが、頑張ってほしい。
 女川つながる図書館での4時半からの図書カードの贈呈式。東京から4人、石巻から2人、そして私。生涯学習課長、元木先生が対応してくれました。ほぼ90万円分近くの図書カードの贈呈になりそうです。本当にありがたい。
 夕方、照源寺入口の仮設店舗内の居酒屋での、我々(女川に元気を送る会)と女川の各分野の皆さんとの懇談会。14〜15人でしょうか。復興に向けたの具体的な動きを感じます。10月末には、東京・日比谷公園で女川のサンマ祭り。瓦礫処理を受け入れてくれた東京都民に対する感謝のイベントです。遅れてかけつけてくれた若い町長とも、率直な話ができました。何とか、若い人々の結集を実現し、新たな街づくりを期待しています。瓦礫の中から、立ち上がりつつあります。
 東京組と4人で、素泊まりの宿泊。また深夜まで、屈託ない話。少し悪酔いかな?少々の失礼なこと、許してください。まあ、昔の悪餓鬼に戻ったということで、それままたいいかなと思います。

 朝、東京からのNさんのお姉さんに、朝早くお邪魔して、朝食をご馳走になってきました。一時、姪が事業所として借りた家の隣宅なので、これまたびっくり。お邪魔して、朝飯をご馳走になるなんて、中学時代以来の出来事かな?
 朝食後、皆さんと別れて、墓参りへ。その前に、女川の港でスナップ写真。陸地は更地ですが、海の方は観光船も動き、市場や冷凍施設の建築など、次第に復興の兆し。海から復興が始まってきたのでしょう。
 照源寺と龍王山の墓地、三か所にお花を上げてきました。今野・実家の墓(義姉が新たに加わりました)、門馬の墓(従兄が新たに加わりました)、姉の嫁ぎ先・石巻家・阿部家の墓(実姉、姪、姪の長女、そして義兄も加わりました)。なんでこんな事態になったのか、未だに吹っ切れていません。3人は、未だに遺体確認ができません。心が落ち着きませんが、・・・祈るしかありません。
 今日は、秋の学会報告のレジメの送付締め切り。今日はまだ3時間ありますが、テーマの震災下での雇用回復の実例をおさえるために、女川町役場へ。産業振興課で説明を受けてきました。向いの復興支援課の皆さんとは、復興計画策定委員会の際に、お世話になりました。懐かしく、話ができました。9月末には起工式を行うようですが、可能であれば参列しましょう。
 帰りしな、石巻のハローワークでも、同じヒアリング。特に求職者支援制度の実態をお聞きしました。昼休みなのに、丁寧な対応をしてくれました。現場の大変さ、もう少し縦割りではなく、事業復興と雇用回復を総合的に進める体制と、柔軟な対応が可能なシステムが望まれます。
 帰路の三陸道は、空腹と睡魔との戦い。多賀城の姪の店「じゅげむ」に寄って、遅めの昼食。民放のテレビで紹介されたようです。これも事業復興の一例。女川に直結するものではありませんが、多賀城には女川からの避難者が多いようです。福島原発地域と同じ「仮の町」構想的なものも必要なのでしょうか。また自動車道に復帰して、頑張りましたが、結局、菅生PAで10分ほどの仮眠。何とか、無事、帰宅しました。昨夜の深夜までの語らいが、睡魔の原因でしょうか。夕寝をして、何とか復帰。
 疲れましたが、私のお盆の行事は終わりました。明日から、日常に戻ります。(8/13)<13875>


◇ 土曜日の今日は、午前中、コープふくしまの常勤理事会。定例です。
 各部門の詳しい報告がありましたが、昨日国会を通過した消費税増税の影響の分析などの課題も提示されました。期間的猶予はありますが、その対応を考えていかなければならないでしょう。個人の消費力も、公務員の賃金低下もあり、冷え込むことの危険が推測されます。特に、福島では原発事故の被災の中で、具体的にそのように進んでいくべきか、深い分析が必要でしょう。

 午後、教育学部時代の教え子の水沼夫妻と娘さん(大学生)が、拙宅を訪問してくれました。娘さんから、陸前高田での史料の整理など貴重な体験も聴きました。将来の生活において、きっと役に立つことと思います。キラキラとした若さを見ていると、大学内でのこのご夫妻との出会いの時期の年頃と思い、何か感慨深いものがあります。縁あって、お二人の媒酌人をしましたが、堅実な家庭を築いているので、これまた嬉しい。

 ようやく、妻も弘前から帰ってきました。明日は、ショートスティに義母を迎えに行きますが、私は、女川に参ります。女川の図書館の図書カード贈呈式に立ち会うのが主目的ですが、途中、石巻で親友(幼馴染)の山田・平塚両君と昼食をして、女川の贈呈式へ。
 東京からくる「女川に元気を送る会」の皆さんとともに、女川の各界の方々との懇談会(懇親会)にも出ることになりました。可能であれば、親戚の墓参りと女川町役場の事業創設・雇用回復の現状を教えてもらいたいと思っています。
 女川町図書館を支援するプロジェクト(ReadyFor)は、何とか32万円・16%の達成率です。9月末の達成を目指しましょう。ドイツでお世話になった岡田さんからメッセージが届き喜んでいます。「READYFORのサイトを拝見しました。夢のある図書館ですね。サポーターの列に加わりました。海外発行のクレジットカードでも受付可で安心しました。あと一月ちょっと。達成してほしいです。」。ありがとう、遠方から。

 近所の、信陵支所での信陵祭りの花火を見てきました。直前の雨が雲を除去したようで、すっきり美しい大輪の花火が開いていました。周辺での住宅建設ラッシュ、新しい住民が増えたような気もします。今までは老人ばかりといっていましたが、小さな子供抱きながら花火見物をする若いお母さんが目立ちます。近所も変わってきているようです。
 テレビは、女子バレーボールの3位決定戦。韓国を3対0で破り、銅メダルです。28年ぶりということです。あっ、そうだ。昼、甲子園で福島県代表の聖光学院が、昨年の優勝校・日大三高を2対1で破りました。驚きました。あるいは、白河の関を・・と思いますが、現実はそうは甘くはありませんが、そんな嬉しいこともあっていいのではと神様に期待しています。しばらく夢が続きそうです。(8/11)<13856>


◇ 金曜日・午前、コープの定例理事会の前に、専務や常務らとコープ運動の先頭に立ってきた先人たちの墓参り。コープふくしまの歴史を読むと、登場してくる先輩たちである。前理事長だと、直接の面識もあるが、長く勤務している常勤の職員らも記憶はそれほど強くない。お盆の前でもあるので、3か所の墓地を訪ねて、お参りをしてきた。歴史を大切に、前を向いていかなければならないだろう。

 午後からの第3回定例理事会。総代会から約2か月。特に7月度の事業報告。順調に進んでおり、経常剰余金が4570万円と予算の2倍。4月から7月までで1億6700万円となる。組合員も純増444人で、18万人の目標の実現も近い。監事会の報告を了承した後、専務理事から詳細な組合員活動及び事業報告があり、前回に習って、3分散会で質疑応答・議論。それを踏まえて、再開全体会で確認、並びに議決。2件の議案を継続審議にしたが、各分散会で、多くの理事が率直な議論を展開していただいたようだ。組合員活動で「クッチーナ委員会」というのがあったので、聞いたら、イタリア語で「台所」の意味だそうだ。どうしてカタカナとも思ったが、「台所委員会」よりは「クッチーナ委員会」の方が、ハイカラだし、若いお母さんたちの気分に在っているのかも。
 理事会の後、全県理事との懇談をして、その期待される役割など話し合った。コープの発展のために、全県理事の役割を果たせたらいいと思う。

 朝、目が覚めたら女子サッカーのロスタイム。残念ながらアメリカに敗れたが、銀メダルは立派です。身体的に小柄な日本が、よくここまでやるもんだと、まずは拍手。政治は、消費税増税法案が参院で通過した。三党合意という、大政翼賛的な気がしてならない。韓国の大統領が、竹島を電撃訪問。日韓関係の緊迫が懸念される。

 12日に女川の図書館関係で行くが、平塚君から電話あり、前日石巻に来ている山田君と3人で、石巻で昼食することにした。逢えるときには逢っておかないと。女川(浦宿)で泊まることになる。ReadyForの協力で行っている図書館支援。200万の目標の25万。12%。9月末まで大丈夫かな。未達成のプロジェクトもあるので、一生懸命、訴えるしかない。(8/10)<13843>


◇ 疲れ気味の木曜日。10時半からの会議と思いきや、朝に県庁から電話。20日以降の仕事の打ち合わせを会議の前に行いたいということで、朝の会議。私は朝ですが、県庁職員は登庁してから電話をしているので、そんな贅沢はいえない。
 定例の会議は、定例の議題だが、いろいろ論点があって有意義。スムーズに流れることだけが問題ではないので、常に先例を問い直すことは、結果は同じでも不可欠。状況が変わってくるなかで、変化が求められる。昼食は、同じ委員の先生と話。まあ、食事の時まで仕事の話なので、猛烈社員?。人の話を聞くのは、その方の人生や経験を教えてもらうので、仕事の延長の話ではもったいないのですが。でも楽しい話でした。
 午後、コープふくしまで、立命館大学の佐藤教授の来訪を受ける。佐藤達哉教授は、10年前福島大行政社会のスタッフ(社会心理学)でした。今は、立命館大学研究部長・衣笠総合研究機構長。指導する研究員と学生3人とともに、福島の風評被害を中心に調査に来ました。コープふくしまが調査対象にされるのは光栄です。相変わらず、若々しいですが、行政社会学部で、ともに夢を見ていたころを思い出しました。ぜひ、いい研究をして、福島を支援してほしいものです。(8/9)<13829>


◇ 昨日・火曜日、マイカーで弘前へ。一泊して、今夜(水曜日)、帰ってきました。  10時頃に出発しましたが、途中で、前沢ICから降りて、妻の中学時代(札幌)の恩師の墓参り。附近の墓は、新しい墓が目立ちます。きっと、震災で倒壊し、新しく墓石を建立したのでしょう。
 岩手山SA付近で、強い雨に襲われました。何とか凌いで弘前到着。夕方は、懐石料理店「翠明荘」。中庭を見ながら高級料理に舌鼓。幸せな時間を過ごしました。
 夜は、感動的な女子バレーボールの準決勝の中国戦。ギリギリのところで勝利。夜中の感動的な試合でした。
 今朝は、久しぶりの涼しさで、7時頃まで寝ていました。昼ごろ、金剛山・最勝院にある五重塔を見て、ねぷたが展示してある弘前市物産協会の直営店で、買い物。
 昼食を済ませて、3時過ぎに福島に向けて一人ドライブ。折角なので、岩手労働局に立ち寄って、求職者支援制度の実態などの資料をいただきました。突然の業務終了直前の時間帯なのに、丁寧な対応をいただき感謝しています。
 盛岡インターから東北道。やはり、夜の高速ドライブはきつい。岩手・宮城の縦断はなかなか大変。年かな、夕方、夜は暗いし、トラックが多いし、どうしても追い越し車線を走ることが多いので、疲れます。距離数だけでなく、条件を吟味して動くのは、歳を考えないと。前の車が遅くても、じっと走行車線を走る我慢強さも必要かも。反省しつつ、無事に感謝。(8/8)<13806>


◇ 8月6日は、広島に原爆が投下されてから67周年。暑い朝です。
 コープふくしまでは、毎月、最初の月曜日の朝、「朝礼」をおこないます。最初に、理事長が挨拶をしてから、業務報告がなされます。何を話したらいいかなと思いましたが、原爆の日なので、福島の原発事故と関連つけた話をしようと思いました。朝礼に相応しい話題かどうか自信がありませんが、原発をなくす署名が6万筆を超えて集めており、食品の放射線検査や除染活動で先進的な活動をしてきましたので、思いは強かった。やはり、少し話が硬かったかな?
 魚の取引をしている業者さんが、挨拶に来てくれました。いろいろ状況は大変ですが、焦らないで、一緒に頑張りたいと思います。
 しばらく行っていない眼科で診察し、薬をもらってきました。それほど目の病気は進んでいないようなので、安心しました。コープの店で弁当を買い、休憩室で食べると2人の先客(女性従業員)がありました。なかなか幹部以外は話をする機会がありませんが、娘さん夫婦の住むインドネシアへ行ってきたときの話など、楽しい話でした。私のコープ滞在時間は多くありませんが、多くの人と雑談したいものです。
 夜、ふくしま復興支援フォーラムの世話人会の懇親会。広島での会合が延びて、予定の参加者は8時前の到着となり、また神戸の先生が8時半に合流し、ハプニングの連続でしたが、有意義な話し合いでした。フォーラムの脱皮が必要なとき。少し、展望が見えてきたようです。
 女川の図書館の支援。クラウドファンド団体のReadyForの協力で、200万円の募金目標を掲げて出発しました。集まらない時は、皆さんに返金するとのこと、自ら集めないとダメです。最初の一撃として5万円を申し込んだら、すぐに画面に反映されて、達成率2%。夜、帰ってきてみると、11万円5%になっています。未知の人2人からの申し込みがあったようです。有難いですね。この方式(インターネットのみ)が有効なのか、半信半疑ですが、多くの皆さんの支援が広がるといいですね。明日は、マイカーで弘前に行きます。(8/6)<13765>


◇ 日曜日、暑さが続く。早朝、妻が北上市方面へのバスツアーに参加するとのことで、早めに出発地点へ。私は、寝不足でもあり、どうもゴロゴロ。
 この前、実施した定期試験の採点をつけようと始まったが、同様の叙述式の110枚の答案は見続けるのは、かなりの神経が必要。本を読むのは、内容がどんどん発展するから耐えられるのかもしれないが、何枚も同趣旨の答案は大変。採点は当たり前のはずだが。
 よく行っていた山菜料理店の「魚菜草」で昼食をと思いドライブ。久しぶりである。3月の研究室引き上げが落ち着いたらまた来たいと言っていたので、半年近く過ぎたかな。昨日、息子さんと、私のことで話していたというから、虫の知らせ(?)かな。ボリュームの多さに愕然。結局、かえって来たら、睡魔に襲われ、お昼寝。
 アマゾンから絵本『ふくしまからきた子』が届く。絵本の主人公の母の実家のある広島に、福島の子が避難してきた。父は福島で仕事。祖父母は親戚の家へ。広島の子のお爺ちゃんは被爆2世。子どもたちは、「放射能の怖さ」に実感し、信頼をしていく。福島県内から県外に避難している人々6万2千人。結びつけ同じドラマが展開されているのだろうが、広島と福島を結びつている。
 いつもあることだが、「みーちゃんは じぶんが いい子に してなかったから こんなことに なったんだって ないた」とのくだり。何かの不幸に見舞われると、「いい子にしなかった」から神様が怒って・・とか。本当に、罰が下されたと思ったものだ。本当に、そう思っている子もいるのかも・・。岩崎ちひろの子ども・赤ちゃんの絵に、心和んだが、彼女の息子(松本猛)と孫娘(松本春野)の共同作品。絵は美しい。言うまでもない。(8/5)<13741>


◇ 土曜日。土曜の午前は毎週、コープふくしまの常勤理事会。常勤ではありませんが、都合のつく限り出席することにしています。
 経営的には、ほぼ順調に進行しています。震災特例もありますが、なんとか通常の形でも進むことを期待しています。常勤メンバーが作っている段階を下支えしたいものです。非常勤の全県理事(有識者理事)の役割について、積極的な役割を担えるよう、懇談し詰めてみたいと思います。
 とても重い宅配便。結婚式に出たゼミ卒業生から、雄勝出身の叔父様に頼まれたと「雄勝硯」です。書心がないので、猫に小判ですが、娘たちが書道をしていたので、家族で利用させてもらいましょう。女川の隣町・旧雄勝町(現在の石巻市雄勝地区)は、ブルーラインで結びあう隣町。雄勝(O)−女川(O)−牡鹿(O)のO-O-O連合による街づくりもあったのでしょうが、女川以外はみな石巻に吸収合併され、すこし独自の魅力が後景に退いた感もあるので、雄勝硯は嬉しいプレゼントです。
 夕方、義母がお世話になっている介護老人施設「はなひらの」の夏祭り。入所者・利用者の元気な笑顔に会えました。少しづつ、福島の生活も昔に戻りつあるのでしょうか。(8/4)<13727>


◇ 今日は、特に用事はありません。女川の図書館の元木先生から電話があり、女川に元気を送る会が、多額の図書券を持参して、女川に見えられるとのこと。私の呼びかけですので、12日(日)、私も同席することにしました。しかし、基本的には町の復興を願ってのことなので、どなたか町執行部との懇談もお願いしていますが、日曜日ですので、可能かどうか分かりませんが、お願いしておきました。お盆をどうするかと考えていましたが、この機会に線香をあげてきたいものです。
 午後、AOZでのフォーラム会場確保(8月30日)に出かけ、それからコープへ。時間があったので、コープの加藤さんの案内で子会社等を見せていただきました。コープフーズ(納豆、豆腐、油揚げ等)の工場、自動車整備などのコープサービス、また住宅部、そして旅行センター等。それぞれ、経営上は大変ですが、ぜひ、組合員の生活を守るために頑張ってほしいと思いました。数字だけではなく、働いている人の顔を見ると、その実相が感覚的にわかるような気もします。
 夜、休もうと思っていたら、愛知県の方からメールが来ました。「はじめまして、・・・。現在愛知県に住んでおりますが私の妻が女川出身であることもありこのホームページを拝見させていただき、小額ですが図書を贈る会に参加させていただきたくメールさせていただきました。図書カードの送付につきまして、第1期締め切りが7月末となっており過ぎてしまっているのですが今からでも参加させていただくことは可能でしょうか。また、妻が来週女川へ帰省するため、郵送ではなく直接持って行きたいのですが可能でしょうか?以上、ご検討の程宜しくお願いいたします。」と。  喜んで、感謝の返信を差し上げました。風化している、特に関西方面は・・という先入観はありましたが、数は少なくなっているかもしれませんが、じっと被災地を見つめていただいている人の心の温かさに確信を持って、進むことにしましょう。(8/3)<13716>


◇ 暑いねー。福島は37度7分になりました。家の中も35度以上です。子ども夏休みのように、昼寝しました。
 夕方、コープの事務所に寄ってから、青少年会館へ。避難している飯舘村の委員会の会合。
 飯舘村の子どもたちを連れて、イタリア旅行に出かけた職員から、パスタのお土産。子どもたちの話を聞く時間はありませんでした。きっといい体験だったでしょう。(8/2)<13701>


◇ 8月になりました。先月から続く暑さは、和らぐ様子は見えません。2階の書斎の机の上の寒暖計も33度を指しています。
 夕方の「ふくしま復興支援フォーラム」の準備をしつつ、日中を過ごします。夕方の第17回フォーラムは、22人ほどの参加で多くはありませんが、福島医大の大川先生(看護学部)から、福島県内の精神科医療・保健・福祉について報告をしてもらいました。心に寄り添うことが強調されていますが、精神科医療の問題を中心に、心のケアのための取組みの話は、復興への問題提起です。
 なかなか精神科医療には、偏見があり、職場でのメンタルヘルスケアも十分に機能しているとも思えません。災害時の問題は、平常時の問題の噴出という性格を持つので、この機に平常時の改善に目を向けなければなりません。また、県外避難者への心のケア問題も指摘されていましたが、賠償・経済的問題とともに、強化しなければならないでしょう。医療・保健・福祉の総合的取り組みの発言にも、同感すべきことが多かったです。具体的復興に向かって、可能と不可能を選別して、泥臭いが一歩一歩進む必要があります。(8/1)<13682>



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