twnovelまとめ
2010/02/04
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#twnovel 新宿伊勢丹の左の門松に47899とマジックで書いてある。右の門松には48900と書いてある。そのまま右に向かって歩いていくと洋品店の松の枝には 48901。番号順に追っていくと大須、445,963番目で裸足の死神に出会った。「門松は冥土の旅の一里塚」だそうである。
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#twnovel 会社は東館西館と二棟のビルで成っているが、とうとう東館最上階の社長室から西館の中華食堂に向けて、滑車つきロープが張られることとなった。東館には和食の店しか入っていないのだ。昼になると社長が地上30mを滑空するようになる一方、東館の定食屋はラーメンを出し始めた。
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#twnovel 会社は東館西館と二棟のビルで成っているが、とうとう東館最上階の社長室から西館の中華食堂に向けて、滑車つきロープが張られることとなった。東館には和食の店しか入っていないのだ。昼になると社長が地上30mを滑空するようになる一方、東館の定食屋はラーメンを出し始めた。
2010/2/7
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#twnovel 「金の無い奴ぁオレント湖へ来い」との歌謡に誘われておオレント湖に集まる村の若い衆であったが、このC調な日本人、どうも怪しい。「見ろよ蒼井そら、天衣みつ。そのうちなんとかなるだろう」なんと男は日本の中古AV販売員だったのだ！ それにしてもこの植木、ノリノリである。
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#twnovel ジョン・レノンが息子ジュリアンの学校の宿題を手伝っている。身のまわりの環境の温度を測ってみましょう！ ということで温度計を持って自宅の周りをうろうろ。「リビングは？」「10℃だねぇ」「土間ぁどうだい」「12℃でげす」「三番蔵は？」「12℃」「塀」「ジュード！」
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#twnovel 例の半分が優しさで出来ている薬の工場から優しさを盗み出すことに成功した。小麦粉よろしく紙袋一杯に詰められた優しさは肩にずっしりとして「優しくないな」と思ったが、とたんに袋から足が生えて一緒に歩いてくれた。「優しいなぁ」と思ったが足はそのまま交番に向かっていった。
2010/02/12
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#twnovel とうとう宗匠芭蕉、幕府の密書を携えてデンマークに入りこんだ。届け先はかの有名な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン。しかしなんということだろう、ハンスは留守、ただ彼の母親が編み物をしているばかりだったのだ！「往き往きてアンデルセンがセーター編んでるせん」
2010/02/20
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#twnovel 国連の協力によって地球直撃をまぬがれた巨大隕石であったが、分散したうち二つが東京都小金井市と福建省福清市に落下して深々と突き刺さった。穴を穿たれた同士なんらかの縁かもしれぬと姉妹都市の提携がなされる運びとなったが、いわゆる「棒姉妹」と世間の評判は芳しくなかった。
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#twnovel 棒とバナナとロープを渡される。何も無い打ちっぱなしの部屋、明かり取りは壁の高いところに開いた穴だけだ。天井には木箱が張り付いている。私はさしあたりバナナを食べると、棒を明かり取りにさしかけて登って外に顔を出す。見下ろせばずいぶん高いところだが、ロープがあるから。
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#twnovel こうしてみるとバナナほど不憫な食べ物はないよな。遠い地球の裏側からやってきて、消毒液のプールにつけられて、市場で買われスーパーに並べられ、一房 130円にまで値を下げられて、皮を剥かれてこういう所に突っ「入れるな」挿にゅ「入れるな」いいよ後で美味しく「食べるな！」
