このCD、アルバムの帯にうたってありますようにあくまでもコンピレーション。
確かにウェストコーストの爽やかな息吹は感じるものの、クルセイダーズをたっぷり味わうといった趣きのものではありません。
1991年からnext crusadeを経て、WAYNE HENDERSON とWILTN FELDERが新たなJAZZ CRUSADERSを再結成するまでのサウンド遍歴情報をお知りになりたい向きには良いでしょうといった程のものではないでしょうか。
聴いていて溺れるほどではなく、用事ができてマァこの辺でと、CDを停止するのに躊躇するまでには及びません。
本来クルセイダーズを聴いていると、停止するのに「もうちょっと聴いていたい」と思わずためらってしまい、待ち合わせ時刻に遅刻することさえあるものなのですが。
それでも、もちろんWayne Hendersonの「JUST BECAUSE ITS JAZZ」あたりは、かなり大胸筋あたりに響いてはきますがネ。
まァ、あくまでもコンピレーションということでしょう。
|