ここにコレクトしましたのは、ボーカルアルバム、ベスト盤そしてアンソロジーなどなど、アルバム番外篇

マァ今回はまるでクルセイダーズ・バイキングコース。目の前に供されたファンキーなご馳走の中から、あれも聴きたいこれも味わいたいと欲張ってCDディッシュに「良いとこ取り」のごった煮状態。とにかく、よくぞここまで入れましたと一驚するほど文字通りクルセイダーズ気分満載のアルバム。
「street life」、「soul shadows」、「put it where you want it」と不滅の名曲はきっちりとおさえてあり、さらにROYAL JAMからB.B.KING、Joe Cockerの栄養満点の新鮮なシャウト料理が献立されているところが何とも嬉しいところ。
とりわけJoe Sample作曲「Hold On」のコッテリ風味。切々と絶唱するB.B.Kingのボーカルは唸るほどに男気を感じさせ、クルセイダーズの「闘魂」まさにここにありと思わず拳骨を硬く握ってしまうほどですヨ。
めずらしく６０年代ものからLighthouse'68「Eleanor Rigby」が収録、処々にStix Hooperの気合を込めた合いの手が聞こえるだけでも、クルセイダーズファンにとっては僥倖で、随分エネルギーが充填されることは必定。
お買得品です。