日 記

(2013年7月)


<今野順夫の部屋>

◇ 7月も最終日。
 田村市の仕事の打ち合わせのため、市内の喫茶店で3人の担当者と面談。船引町を中心に合併でできた新しい市である。以前、大学との協定締結の際に市長さんとも話をしたことはあるが、市の発展のために大学が協力できればいいと思うし、期待している。
 大玉村の新しい村長に押山さんが当選(無競争)。創設直後の行政社会学部に社会人入学で通学されていた。非常に立派な人。同じ役場で働いているゼミ卒業生のYさんにメール。2人の育児をしながら頑張っている様子をメールでいただいた。かなり前に、公開講座でお邪魔したことはあったが、かなり意識的に地域づくりに努力している村。また注目の自治体が増えた。
 女川の子育てサークル・女川マザーズリング。以前、被災地支援で連絡のあった絆サークルの責任者の方からの訴えがあり、僅かのカンパを送金。そういえば、近所のペーパークラフト作家・穴澤さんを女川に連れて行き、行事をしたことを思い出した。
 秋田の球場で行われた東北楽天対西武。マギーのツーランホーマーで2対2に追い付いて、いつもの逆転パターンと思いきや、5回降雨コールドゲーム。引き分け。5ゲーム差は変わらず首位を走る。
 テレビドラマ「Woman」は、身に詰まされる。最初、社会福祉事務所の対応や、児童相談所が出てきて、社会保障・社会福祉のテーマ。それにしても、シングルマザーは大変。もっと公助が必要。先進国とは、到底思えない。でも、かなりザラにあることなんだろう。やるべきことは尽きない。(7/31)<19880>


◇ 火曜日。学生のレポートを読み続けてます。
 午後、仕事に出かける妻を送って、夕方は、川俣町へ。町の委員会の会議。段々、慣れた道になってきましたが、帰りがまだ慣れません。どうしてもライトを下向きにせざるを得ないので、気を使います。お医者さんや弁護士さんを含めての会議なので、6時半の開始。8時半頃に終了しました。
 帰路は、東北楽天と西武戦をラジオ(仙台のTBC放送)を聞きながら。5対4から、一挙大量得点で9対4へ。40分ほどの行程ですが、それでも終わらないので、ガーガーと雑音の多い放送に耳を傾けながら、最終勝利を喜んでいます。43歳の齋藤投手、かなりの実力を発揮しています。被災地を思い、大リーグから東北への里帰り(仙台出身)。東北楽天の優勝で、東北の復興を加速したいものです。(7/30)<19869>


◇ 月曜日、いつもは非常勤の2コマ連続講義だが、先週で終了。今日は60分の試験監督。120人の受講生なので、1教室だけでは試験はできない。他の教室は、丹波先生が監督をしてくれた。超多忙の先生で、二本松から試験監督のために帰って来て、また終了後、出かけた。
 2時前には終了したので、本屋により、コープふくしまの会議へ。今度は遅刻しないで参加できる。来週からは真面目に参加しましょう。終了後、郡山でのプロ野球(DeNA対巨人戦)に誘われた、コープも一枚かんでいる試合。東北楽天ではないが、監督が福島出身。福島の人にとっては関心の高いところ。郡山は2回目の野球観戦。
 学生のレポートを読み進め、答案採点に早く入りたい。気がかりなことは早めに済ませるのが高齢期のコツ(?)。頭を切り替えて、次のステップに進むことにしましょう。(7/29)<19850>


◇ 日曜日。娘と共に映画『風立ちぬ』を朝一番で見てきました。宮崎駿の話題の作品です。日曜日の朝一の割には観客は多かったようです。長女の家でも、家族で子ども映画を見に行ったようですが、2歳と4歳の孫は、じっとできなかったようです。小さな子供連れでは、映画は見れないでしょうね。
 午後は高校野球の福島県決勝戦。聖光学院と日大東北の闘いになりましたが、延長戦で辛うじて聖光学院が福島県代表になりました。買い物、自動車販売会社等を回って、夕食後、娘は明日からの仕事のために車で2時間余の帰還。
 東北楽天対ロッテ戦を、パソコンで速報を見ていましたが、前半に4対0で負けていたので、今日は無理かなと思っていましたが、なんとジワリジワリと逆転し、結果的に5対4でロッテに勝ちました。3連勝です。大したもんです。もう7月末ですが、明日から新しい週が始まります。頑張らないと。
 先日26日のラウンドテーブルの記事が、福島民報紙に掲載されていたようです。(7/28)<19835>


◇ 土曜日。あづま体育館で行われる「ふくしまキッズ博」の開会セレモニーのためにあづま運動公園へ。9時50分のテープカットに出るという事で、娘とともに行きました。コープふくしま理事長は、来賓ですが、主催は福島民報社。昨年から行われていますが、戸外で遊べない子どもたちを、大いに遊んで笑顔になってもらうということ。昨年は2日合算して、3万7千人の参加とのこと。県副知事や、飯舘村長、福大学長などともお会いできました。開会式のセレモニーの後、短時間、体育館内のイベントを覗いてきました。
 このキッズ博の支援のために、全国の生協がぬいぐるみ等を持って来て、子どもたちを喜ばしていますが、午後7時半市内エルティで、懇親会。挨拶を述べさせていただきましたが、全国9生協の方々が支援に来てくれました。エフコープ(福岡)、おおさかパルコープ、コープあいち、コープいしかわ、コープぎふ、コープネット事業連合、コープみえ、ユーコープ、福井県民生協、コープ共済連、いわて生協、コープあいづ、そして日生協です。被災地支援ということで、心から感謝しています。
 午後、施設に義母の見舞いに行き、県立美術館へ。話題の企画展の開始ということもあり、駐車場は満杯。何とか入ることが出来ました。企画は、「若沖(じゃくちゅう)が来てくれました」。プライスコレクション・江戸絵画の日と生命。「花も木も動物もみんな生きている」、「鳥獣花木図屏風」伊藤若冲が、やはり大傑作です。中高年の方の観覧が多いようですが、福島でこのレベルの展覧会に接することができるのは幸せです。
 今夜の楽天も、雨の中、8対1でロッテを破りました。途切れない打線、この調子を継続させて欲しいものだ。(7/27)<19829>


◇ 昨日・木曜日。コープ相双の組合員の憲法学習会。3回目です。10時開始なので、1時間半と見越して8時半頃出発。カーナビに行く先を入れたら10時半到着予定。あっつ、これはまずい。遅刻かなと思って急いで走りましたが、115号線に出て、前の大型バスが、安全運転。ずーっと相馬まで続きました。時間を挽回して、ジャストインかなと思ったら、最後のところで道を間違えて5分遅れ。何とか格好がつきました。夏休み中の小学生の女の子を連れたお母さん、出産日を間近に控えた里帰り中の娘と一緒のお母さん(娘さんは福大出身の学校の先生)等もおり、総勢12名(小学生を除く)。3回目で累計60名になりました。18万人の組合員ですから、何とか1%の180人に行きたい。
 学習会の世話をしてくれた皆さんと、報徳庵という仮設の食堂で、一緒に昼食。これから職場に行って仕事の方もいますが、若々しい。皆さん大学生の子どもさんがいるそうです。地域が異なると生協組合員の雰囲気も異なります。コープの店舗のない地域で、共同購入(宅配)が中心ですが、買わされるより、意識的な消費活動をしているようで、最近、好調の原因が分かります。
 帰りは、快調にドライブ。霊山付近で睡魔に襲われ、アイスクリームを食べて、小休止。なんとか辿り着きました。
 今日・金曜日。終日、福島大学でラウンドテーブル。友人・鈴木さんの誘いで、「地球環境戦略研究機関(IGES)」主催の、第1回FAIRDO円卓会議「福島の復興に向けた合意形成の基盤作りについて」。市民団体からの参加で、「ふくしま復興支援フォーラム」の代表。国外からの招聘者5人(ベラルーシ、ドイツ、フランス、スロバキア、ノルウェー)も参加して、活発な議論が展開されました。
 原発被災のミュージアム設置の話題が出ていましたが、白河のアウシュビッツ平和博物館敷地内に5月に創設された「原発災害情報センター」の紹介をしようと思いましたが、現地を確かめてないので止めました。確かめると、当面は立命館大国際平和ミュージアムから提供されたパネル「放射能と人類の未来」の企画展示ですが、9月頃からは福島原発事故の象徴的な報道写真をパネル化して展示予定とのこと。NPOのものなので、行政等が作るのとは違うのかもしれませんが、一度訪ねてみます。
 夜、10月に開催される松川事件無罪確定50周年記念事業の、福島市内の「運営委員会」の立ち上げの会議。各団体にお願いをしていたのですが、参加者はほとんど松川記念会主催の「語り部講座」の受講生。それぞれの松川に対する思いも聴けました。継承するという事は、単に若者への継承のみならず、高齢者においても、表面に出してこなかった松川への新鮮な眼差しを、改めて出してもらうということのような気もします。
 帰り道、楽天の試合の実況中継。仙台のTBC放送。なんと2対1で負けていたのを9回裏、逆転でサヨナラ勝利。2位のロッテに勝って、3ゲームに差を広げました。昨日は福岡でソフトバンクに敗れましたが、今夜は仙台でロッテに勝ちました。田中が初めて1敗かなと思いました、結局勝利。14勝と延ばしました。よかった。(7/26)<19815>


◇ 火曜日・水曜日が過ぎました。
 火曜日、雨のため、仕事のある家族の送迎。午後、木曜日の学習会のレジメづくりと書類作成でコープ本部へ。私と違って、みんな黙々と仕事中。あまり邪魔してはいけない。この真摯な頑張りが、協同組合活動の発展に結び付けばいいと思う。
 夜、飯舘村関係の委員会。処理に追いまくられる時期から、少し冷静な判断が求められる時期。事務担当者の自らの判断をともなう仕事ぶりに接せるのは嬉しい。
 水曜日。山形県労働委員会の依頼で山形へ。水害等で、帰ってこれないことを気にしていたが、新幹線つばさは順調な運転。ただ、山形から新庄間は、新幹線は運休らしい。労働委員会の判例研究会の講師(コメンテーター)。公益側委員1人、使用者側4人、労働者側2人の7人だが、その他事務局メンバー7人の14人。テーマは、中労委で作成した論点別調整事件解説から5件(試用期間終了後の本採用拒否、時間外・休日労働手当の未払い、懲戒解雇の撤回、団体交渉の場所等ルールの確立、不当労働行為<配転>の撤回)について事実の概要の報告と、各側のご意見を聞いてコメントする役割。係嘱案件は少ないようだが、労働委員会のメンバー及び事務局が積極的に勉強しようとする積極性に感心。1月にも昨年度の研究会でお邪魔したが、その間にも中労委から講師を呼んで勉強会をしているという。
 自治体の委員会も、自らの担当する職務について、担当事務局とともに勉強・研究するのは望ましい。事務局を忙しくしないという事はあるが、本来の任務を果たすためには、もっと積極性があればと思う。単なる無花果の葉であってはならないのだろう。その意味で、知事の姿勢かどうか定かではないが、こうした取組みは、実を結ぶと思う。
 新聞等で宣伝されていた、元同僚の晴山さんたちが編集した『公務員の実像』(新日本出版社)を注文していたが、今日、アマゾンから届いた。勉強しなければならないことが増える、それも楽しからずや。東北楽天、ソフトバンク戦。9回の表で大逆転、強くなったなとほほ笑んでいる。明日は、憲法の勉強会で話に行く。(7/24)<19785>


◇ 月曜日。朝から昨日の参院選挙の結果報告及び論評でテレビは持ちきり。どうなるんだろう。原発再稼働問題にしろ。TPP問題にしろ、沖縄の基地の問題にせよ、中央と地方の政権党の政策がずれていると思うが、この曖昧さを許容する国民性も不思議。とにかく、公約のレベルは選挙まで、秋には、消費税問題、憲法問題、TPP問題、原発再稼働問題等、曖昧さはゆるされまい。政権交代の受け皿づくりに失敗したのが、今度の選挙の結果か。いずれにしろ「受け皿」の見通しがないので、このまま進むのか。
 午後の非常勤講師講義、最終回である。来週は試験。最後は学生による授業アンケートの集約。匿名であり、4〜5評価もあるが、3以下のものも少なくない。努力の足りなのは認めるが、講義力の実力かな。教科書以外にレジュメを欲しいという受講生が少なくないが、他の授業は、きっと懇切丁寧なんだろう。
 コープふくしまの常任役員会。遅れて出るのも今日が最後。来週以降は無遅刻で会議に出られそう。
 大雨、そして山形では土砂崩れや洪水。福島でも熱塩温泉で避難。知人がたまたま温泉に泊まっていて避難しているとのFacebookでの近況。大変なことに遭遇したが、まずは安全第一で頑張ってほしい。(7/22)<19751>


◇ 参議院選挙最終日・投票日の土日。落ち着かなく時を過ごす。
 昨日土曜日は、定期の病院通い。4週間ごとであるが、一般的な様子ではなく、最近は血液検査が主になった。ヘモグロビンA1Cである。朝から具合が悪く、最近、高めの値が続いていたので、覚悟していたのだが、ここ3カ月ほど順調に標準値に近づいている。運動をしたわけでもなく、宴会が少なく、甘いものを可能な限り(?)抑えていたからとも思う。何とか、標準値に近づけたい。思うほど仕事はできなかったが、体を休めることを優先。
 今日日曜日は、投票日。午前中に投票して、灯油を入れて、灯油を購入に出かける。合わせて新聞紙などのリサイクル物品を持参。(生協で、リサイクルに出すと、一定のポイントをもらえる。)淡々と車につぎ込んだが、軽い用紙の束を持ちあげたら、腰を捻ってしまった。重いものではないので油断したか、なかなか治らない。椅子に姿勢よく座っている限りは問題ないが、少し体をずらすと軽い痛みが走る。午後から所用で出かけたが、車に座っているのも違和感。困ったな。
 夜は、開票速報を見ているが、開票時間になると出口調査から当選確実が出てくる。少し興ざめである。大切な一票と、もったいぶる訳ではないが、すこし実感を持たせて欲しい。これでは、何人の支持があったかではなく、ただ勝ったか負けかのゲーム感覚になってしまう。投票率も低いが、それは国民の多くが、しらけないで投票する選挙方法とともに、放送局などのゲーム的な一刻を争う当確打ちを改善を求めているのではないか。選挙結果は、自分にとって好ましいか、好ましくないかはとにかく、国民の意思の反映として冷静に見つめる必要があろうか。憲法改正問題も浮上しそうで、次女とFacebookで、大震災の中誕生した我が孫**を守るための、「**チャンに鉄砲をもたせない会」でも立ち上げようかと冗談を言い合った。そんなことにならないよう、気張らないと。(7/21)<19733>


◇ ゆとりのない木曜日&金曜日を過ごしました。
 昨日は木曜日ですが、大学の非常勤科目の月曜日が休日だったため、「見なし月曜日」ということで、講義をしました。今期(前期)は、3度目の見なし月曜日。講義回数がうるさく言われる時代になっているため、その回数の確保のための窮余の策です。大体、日曜日以外の休日がみな月曜日寄せられるためです。休日を分断しないということですが、その効果はどうなのでしょう。前期の講義も来週の月曜日、再来週の月曜日は定期試験です。
 講義終了後、原発被災地から来ている学生から相談を受けました。震災から2年半近く経っていますが、復興は進んでいません。心が痛みます。震災の異常時から、全国的に平常化することによって、忘れ去られ、被災者の孤立感が強まっているようです。参院選も原発は争点になっていないことも孤立感を増しているのでしょう。被災者の心に寄り添う持続的な営みは不可欠です。
 大学から戻り、すぐさま第42回の「ふくしま復興支援フォーラム」へ。今日は、ジャーナリストの藍原寛子さんから報告を受けました。メールの一斉配信以外は、殆ど働きかけていませんが、多くの新顔も含めて40名が参加してくれました。会場は、一杯です。事務局メンバーで夕食を取り10時半帰宅。翌日の仙台での話の準備。うーん眠い。
 金曜日の今日は、コープふくしまの本部を8時15分に出発し仙台へ。運転は常務です。いつもお世話になっているみやぎ生協の、第3回の理事・生活文化部学習会。テーマは「福島の被災状況と今後の復興について!」。私が30分ほど総論的な話をして、常務がコープふくしまの取り組み等について報告。30分では上手くまとめられないのですが、続く常務の話で補完して頂くことで、端折りました。
 郷里の宮城ですので、ついつい女川のことまで話すので、長引くのです。質問応答ののち、石巻からきている理事さんと話が出来ました。自ら被災地でありながら、被災地の福島の状況を勉強し、8月初めには福島に現地調査に来てくれるそうです。頭が下がります。ふくしまも他の被災地に心を寄せられる運動の広がりが必要と思います。担当部長さんらと昼食を共にして福島へ。
 帰宅する前に、日生協の会員支援本部の方が挨拶に見えられ、歓談。フォーラムの案内もする事にしました。来週は講義、飯舘村、山形市、相馬市、原稿締切日、シンポジウムのパネリスト、キッズ博で、連日全く余裕がない週。せめてこの土日は自制して、準備をしましょう。(7/19)<19707>


◇ 水曜日。午前中に、施設に義母を見舞い、午後は、コープの集会です。
 「2013年度 コープふくしま方針を聞く会」。長い伝統があるようですが、私の参加は昨年の会から。この会の呼びかけ人会があり、そこで生協の方針を報告し、交流を強化する会です。第1部の「方針を聞く会」で、開会の挨拶に続いて、理事長としての挨拶の任。5分ほどの短いものですが、皆さんに対する感謝と経営状況と今後の決意ということになりますが、組合員が1万人増えて18万人になり、供給高も208億円近くと順調ですが、経済環境は生易しくなく、各企業の皆さんとの連携の強化が必要になっています。
 コープサンネット事業連合の理事長から東北全体の動向の報告をいただき、コープふくしまの専務理事からの当コープの報告をして、第1部は終了。
 呼びかけ人会のペースで行われる第2部懇親会で、取引業者等いつもお世話になっている皆さんと懇談。その数の多さに、欠礼をしてしまった企業も多く、申し訳なく思っています。133社190人ということですので、その場での挨拶だけでは無理ですが、皆さん、コープに期待していただいて有難く思っています。期待を裏切らないように、頑張りましょう。
 雨も降って、肌寒い日です。シングルマザーのドラマを見て、少し心が重い感じです。(7/17)<19678>


◇ 火曜日。仙台のテレビ会社の記者が、津波による損害賠償事件における問題について話を聞きたいというので、コープの応接室で逢う。宮城県内には、銀行の事件だけでなく、自動車学校、幼稚園等の事件も民事事件として法廷での争いになっているとのこと。やはり福島にいると宮城の事件の報道が入ってこない。労働事件に引きつければ、事前の対策における安全配慮義務、地域社会で企業活動を行う際の地域防災方針・指示への協力等、考えるべき論点が少なくない。折角だから、震災と裁判(民事・刑事)について、追跡したい気になる。福島では、原発裁判、特に損害賠償問題等に収斂しているが、原発被災が人権侵害であれば、さらに広範囲な法律問題、そしてその法理的な構成の検討が必要と思う。
 若い記者が仙台の出身だといこともあり、いろいろ歓談。昼飯に、山菜料理の「魚採草」にしばらくぶりに寄る。仙台の会社での会議があるらしく、仙台から待たせていたタクシーに飛び乗って帰った。会議は間に合ったようで、よかった。若い記者が、勉強しながら、特定のテーマを追い続けるのは応援したくなる。テレビ会社の記者と新聞の記者は、随分違うようだが。
 朝、19日にみやぎ生協で話すレジュメを送信。福島のコープの取り組みは、同行の常務が詳しく話すので、私は30分ほどの前座。福島の現状を話す。宮城の方々だから、同じ被災地でも、福島の違いを強調することになるのか。日々、動いている現状。こうした宿題の度に、考えることが多い。そんなに簡単なことではないな。(7/16)<19660>


◇ 三連休の最終日。月曜日ですが祝日、「海の日」。いつもは、月曜日が非常勤の講義ですが、残念ながら(?)休み。しかし、18日(木)が「みなし月曜日」。講義に出かけます。ただ月曜日定例の、コープふくしま常任役員会は、講義が無いためフル出勤。3時間の会議に出ます。
 娘と書店、家電、雑貨等の購入のため出かけましたが、帰ると昨夜のヤマユリのライトアップでよく見えなかったあづま公園に再度、出動。明るく、幻想的とはいえませんが、ヤマユリがその美しさを、伸び伸びと表現していました。駐車場から少し歩くことになりましたが、いい散歩です。混んでるのは、高校野球の応援の車です。夏です。福島も普通になってきました。
 夕方のコープの会議。文字が小さく、高齢者にはきついですが、長期的視野で考えることの重要さを感じます。非常勤の理事長として、いかなる役割を果たしていくべきか、考えていかなければならないと思います。県の会議もそうですが、優れた常勤のメンバー、優れた事務局のメンバーとの協働の中で、果たすべき役割があるでしょう。何か、人任せになることに危惧しながら、大切な時間を過ごしたいものです。娘は、無事、任地に辿り着いたようです。(7/15)<19640>


◇ 三連休の中日・日曜日です。
 昼前に介護施設に義母を見舞い、昼食後、郡山の市立美術館へ。「滝平二郎の展覧会」です。滝平の絵は、子どもたちも含め、「花咲き山」等、我が家の愛読書。ストーリーもそうですが、特徴ある滝平のきりえには魅了されてきました。子どもの母親&妻のイニシアティブですが、いい絵本に出会いました。孫たちも、こうした絵本で夢を持ち続けて欲しい。
 帰路・国道4号線を北上し、本宮ICから乗ろうとしたら、「アサヒビール園」の施設が目につきました。団体客が多く、すぐには入れませんでしたが、少し待って、3人でビール(氷点下のスーパードライ、&私はノーアルコール)とジンギスカン、ソーセージなど満腹。ここに来るのはずいぶん久しい。ゼミのコンパのときに近くのJRの駅から歩いてきました。中国の協定校の副学長さんを案内してきましたが、工場見学だけでした。震災後は初めてです。満杯のお客さんを見ると、嬉しいですね。復興も足音を感じます。
 自宅について満腹状態ですが、あづま総合運動公園の「ヤマユリのライトアップ」を見てきました。暗い中、道不案内でしたが、何とか見れました。車を降りた途端、ユリの香りの強さに驚きました。段々、自然を楽しむことができている。嬉しいですね。
 「八重の桜」を観て、一日の締めです。(7/14)<19636>


◇ 土曜日、依然暑いですが、小雨もときおり。
 福島市内で開催される日本学術会議主催の公開シンポジウムに参加してきました。福島大学も共催で、報告者のみならず、参加者も県内及び大学から160名以上の参加で、盛況でした。会合が多いのですが、具体的に復興を進めていくための市民的合意、行政や研究者との協働を痛感しています。(7/13)<19621>


◇ コープふくしまの定例理事会。先月の12日に第19回総代会を行ったばかりなので、定例理事会としては第1回。猛暑の中、集まってくれました。遠くは相馬や郡山からの理事もお出でになるので、大変です。
 専務理事の全体的な報告と提案の後、3グループに分けて分散会の討論。1時間ほどの間の質問及び意見は、直ちにまとめられて再開した全体会で報告してもらうので、項目の多いのが特徴。再開全体会でも、話す機会はとりますが、それほどありません。新しい理事も含めて、殆ど全員が日頃のコープの活動も含めて出されていると感じています。そこで出された組合員活動の組織形態のあり方も、もっと多くの方々が参加できる方法を検討する必要がありそうです。課題を抱えながらも経営状況は、順調といえますが、さらに地に足を付けて進みたいものです。
 夕方はNHKテレビが、東北楽天対西武戦。延長の末、楽天敗北。残念ですが、さらに実力をつけて欲しいですね。(7/12)<19615>


◇ 早朝の新幹線で東京の学会に出かける娘を福島駅に送る。
 昨年買った車の1年定期点検を、知り合いの宇田自動車整備工場に依頼。代車を借りて、帰宅するもの、なかなか慣れない車の運転は大変。3時頃には出来上がるので、もらいに行く。1年で1万8千キロくらいの走行。ほとんど女川への往復で稼いだようだ。
 コープ組合員向けに開始した憲法の学習会。川俣コープからの話があり、時間調整で、結局11月下旬となった。その頃までには、憲法の情勢も大分変るだろう。フェースブックを見ていると、みやぎ生協でも憲法学習会をやっているようだ。女性弁護士さんから「女性の目線で」ということが強調されていた。私には真似はできないが、福島の原発被災は、まさに「人権問題」として捉えなおすことが必要だろう。憲法9条改正に燃える政権は、福島の方々の侵害されている人権を、どう考えているのだろうか。原発再稼働、原発輸出に奔走する姿に接すると、基本的人権を保障している憲法の重要性を改めて感じている。5人以上集まるなら、時間の許す限り参りますと言っているので、どの程度広がるか(現在の予定は4回)、私としては改めて憲法の勉強をし、組合員からの話も聴きたいと思い、自らの役割を感じている。
 夜は福島市役所での会議。震災も、今日で2年4カ月が経った。(7/11)<19598>


◇ 元私のゼミ生だったのですが、イギリスへの語学研修のため留年した学生が就職がほぼ決定という事で、私の退職後のゼミを引き継いで、学生を指導してもらった長谷川先生と3人で、ささやかな昼食会。就職祝いの昼食会です。貴重な経験のために、すこし遅れましたが、きっと今後の仕事で活かされると信じています。頑張ってほしいです。
 夕方、川俣町の委員会。だいぶ慣れてきましたが、帰りの暗い山道?は、どうも不案内。一本道だから間違うことはないのですが、途中で猫が横切ったり、あるいは熊も横切るかなと思って、少し不安になってしまいます。どうしてもなれないせいか、川俣出発9時過ぎになってしまい、帰宅は10時20分。それからの夕食です。翌朝、東京での学会に行くために福島に立ちよった娘に、夜の食事は良くないよと言われながら、少なめの食事。
 東北楽天は、ルーキー大谷の初ホームランもあり日本ハムに敗れました。大谷の故郷の近くでのホームランと言われると複雑な気持ち。(7/10)<19584>


◇ 暑い日が続きます。連日、熱中症の報道が続いています。テレビで「環境省熱中症予防情報」のサイトの紹介をしていました。事前の自覚症状がはっきりしないので、こういう情報も有効に活用しましょう。
 台湾在住の元同僚が帰省して、立ち寄ってくれました。昼食で蕎麦を食べながら、台湾の話を聞きました。尖閣諸島問題でも、日本から見ると大陸と台湾は同じように見えますが、現地では相互にいろいろ相違もあるようです。
 知り合いの自動車整備工場に寄り、1年点検の予約をして、大学へ。東京から弁護士さんが来ていて、昨年開催した「原発と人権」の全国集会を、来年に第2回を開催したいというので協力の依頼です。震災復興に向けて、さらに原発問題での法律家の役割の大きさを感じます。事故後3年目になっていて、新しい状況も出ているようです。その底流に、県外避難者と県内在住者、県外世論と県内世論の軋轢がありそうです。現実から出発して、いかに協力するか、行政や事業者に対抗する問題とともに、被災者相互、被災地と非被災地の協働の取り組みが必要になっているようです。それには相互の行動の尊重、相互理解への努力が緊要でしょう。
 東北楽天は快調。東京ドームで日本ハムを5対0で破りました。田中の12連勝、無失点40インニングの個人記録を達成し、さらに伸びることが楽しみです。残念ながら地元のテレビもラジオもやっておらず、僅かに聞こえる仙台からのラジオ放送に一喜一憂しています。(7/9)<19565>


◇ 昨夜は十分な睡眠がとれず、ボーっとした一日。いつもやっているテレビ体操も、寝過ごしてしまい欠席(?)。
 月1回のコープの朝礼。大したことはできませんが、短時間、理事長の挨拶が必要です。参院選の最中ですが、コープが取組んできた課題(原発、TPP、憲法、消費税等)が大きな争点になっており、この結果次第では、私達の生活に大きな困難がでてくる。組合員内部、そして生協に期待をしてくれている方々との話し合いの輪を広げていくことの大切さを話しました。それと、熱中症にならないように健康に配慮して仕事をしていただくこと。事業は、みんなの尽力で順調ですが、大変な時期ですので、地に足をつけて一歩一歩、進みましょうと。
 午後は、福大での非常勤講義。さすが、ボディブローが効いてくる授業。終了後、遅れてのコープ常任役員会。帰宅は午後7時になりました。仙台の民間放送テレビの記者から取材の打診。津波と安全配慮義務でしょうか。あまり勉強していませんが、可能な範囲で協力することにしましょう。今日は、少し早めに就寝することにします。(7/8)<19543>


◇ 今日は日曜日。七夕か。今日も暑かった。昨日も熱中症で運ばれた人が400人近く。今日は700人近い。死者も出てしまった。また韓国のアシアナ航空の飛行機が、サンフランシスコの空港で、着陸で事故。2人が死亡したとのニュース。事故死は、多少にかかわらず、その人の人生を不意にストップ。その立場に立つと居たたまれない。
 先週、孫宅に持って行った「ちまき」が好評だったと聴き、妻は朝からちまきづくり。もち米を笹の葉でつつんで蒸した料理であるが、福島特有の料理と聴いていたが、そうではなくて東アジアで広く食べられているという。作り方は違うが。せっかく作ったので、送るのは面倒なので、車で塩竃まで届けることにした。女川からも合流して、久しぶりの賑やかな集まり。1時間10分位の行程。大したことはない。しばらくゆっくりして、3時頃には退散。
 帰りは、仙台の民放ラジオで東北楽天の試合実況放送を聞きながら帰る。7回まで0対0の投手戦だったが、8回表、ジョーンズの満塁本塁打を含め一挙6点。9回も1点を加算して7対0での快勝。いい気分で自宅に辿り着いた。実力は本物かなと・・と思いつつも気分爽快。
 新しい週が始まる。それにしても暑いね。(7/7)<19524>


◇ 土曜日。午後、仙台で勤める妻の甥が義母の見舞いに来るというので、待機していましたが、仕事の関係で3時過ぎになりました。交通関係なので、山形新幹線に熊がぶつかって、数十分の遅延が出たので、それかと思いましたがそうではなったようです。それにしても、在来線の線路を利用している新幹線なので、踏切があって、左右を見て渡ることもある新幹線ですから、特に不思議はないのですが、熊とは。熊の方のケガ等の情報はありません。線路を渡ってはならないというのは人間社会のルール。人間と熊との共生が、上手くいっていないようです。大学にも出てきたり、自動車で遭遇したり、山奥ではないので、大変です。
 福島駅から3人で義母のいる施設に直行して、ゆっくり話が出来ました。前2回は、いずれもベットの中でしたので心配していたのですが、時間がよかったのか、車椅子でお茶の時間。移動して、いろいろ話ができました。
 仕事の関係もあり、6時頃の新幹線で、また職場に戻りました。若い人は忙しいね。
 昨日、ソフトバンク戦の初回で打たれてしまった、東北楽天のルーキー則本。敗戦投手でしたが、今日は、リードされている中でリリーフ。8対4の逆転で勝利投手になりました。負けを引きずらないで、リベンジ。監督の采配はよかった。若い選手の成長のチャンスの場を、設定するリーダーのスタンスに感心。ついに東北楽天は単独首位に躍り出ました。優勝も単なる夢ではないんのかもしれませんが、楽しみが増えました。福岡での試合なので、テレビ観戦はできませんでしたが、仙台の民放ラジオ(TBC)に耳をすませました。第3試合もTBCですが、ラジオ福島は競馬中継です。それぞれ地域の思いの違いも面白い。(7/6)<19516>


◇ 2度寝のせいか、いつものテレビ体操に遅れてしまいました。何か、一日ボーっとしています。
 津波で犠牲になった姪の家族が書いていた作文が雑誌に収録されていたので、残された家族3軒に送りました。嬉しさと、また悲しみを思い起こさせるかもと心配しながらも。一生懸命、生きていた姪の家族。逢う度に話題にしてくれるので、みんなに愛されていたんだなと、不幸ではあるが、幸せな人生だったのかなと思う。
 家族を仕事場に送迎する合間に、飯舘村役場のある福島市役所の飯野支所にドライブ。8月8日に我がフォーラムで、村長さんに報告してもらうので、その打ち合わせ。来客中なので、秘書さんにお願いして短時間で済む。福島市役所の展望台で待っていたが、スマホで8月末のフォーラムの企画を、報告者への依頼と会場確保を行う。
 東北楽天のテレビ中継があるが、帰宅する前に4対0でリードされ、そのまま6対1でソフトバンクに敗北。1日天下と思いきや、ロッテも敗北。そのまま。宮崎駿のアニメ「耳をすませば」を見る。
 復興も、心では焦るが、カラ周りの感あり。自分の役割は何か。地べたを這うような、一つ一つの活動しかないのかなと、考え込んでしまう。あの『ハチドリのひとしずく』かな。数年前に、女川の子どもたちに話す機会があったが、親戚の子の心に残ったのは、これだった。いまも、『ハチドリ』に見習う事かな。2006年11月のこと。女川の生涯学習センターのホール。4年半後、あの建物も大被害を受けて、既に解体された。犠牲になった子もいるかもしれないが、また希望を持ち続けて立ち上がっている子どもたちもいるに違いない。(7/5)<19497>


◇ 午前中、県庁での会議。終了後委員3人で昼食会。丁度、妻の会議が終了していて、乗せて一時帰宅。その後、午後の会議への送迎。
 夕方、第41回ふくしま復興支援フォーラム。大熊町教育長の武内さんの震災以来の学校再生の尽力を聞く。自らの仕事を通して、再生の闘い。評論家にはできない業。復興への進捗が芳しくないので、苛立つ気持ちもわかるが、いまは、それぞれの分野で最善を尽くしながら、力を合流していくべきだろう。(7/4)<19487>


◇ 朝から雨模様の水曜日。雨傘をさして、9時50分から始まる映画「はじまりのみち」を観に行く。一日1回のみの上映。木下恵介生誕100周年の記念の映画。戦後の「二十四の瞳」等の映画は子どもの頃からの忘れられない映画である。以前訪ねて小豆島の教室を見学してきたが、画面にその教室が映し出され、懐かしい。「はじまりのみち」は、戦前の「陸軍」という映画作成で、出兵する息子を追いかける母(田中絹代)の姿が「女々しい」と云われ、映画界を去って、郷里の母親(田中裕子)を疎開させるストーリー。映画館のチラシを見ると、短期間だが『陸軍』も上映するとのこと。見ないわけにはいかないかな。
 午後、雨が強くなってきたが、介護施設に義母を見舞う。リハビリのための入所だが、病院とは異なり、積極的なリハビリの訓練は無いようで、休んでいた。この雨では、楽しみにしていた東北楽天とロッテ戦の仙台からのテレビ中継は中止。残念。シングルマザーの生きざまを描く新しいドラマ「Woman」を見る。生活保護申請にかかわって、福祉行政の実態を批判的に描いているというので、特に気になった。疎遠になっている母親への援助の申出が、生活保護拒否の理由になるが、まさに親族間扶養を前提にする生活保護法改正案(今国会では廃案)が問題になっている時期、単なるドラマとも言えない。シングルマザーへの支えのない状況に腹が立つ。主演は満島ひかりだが、母親役に田中裕子が登場、今日は縁があるなあ。
 ドラマに「家路」のメロディーがでてくるが、その歌詞の「遠き山に 日は落ちて 星は空を ちりばめぬ きょうのわざを なし終えて 心軽く 安らえば 風は涼し この夕べ いざや 楽しき まどいせん まどいせん」の「円居せん」。母の夫が、義理の孫達に示す言葉。国語辞典では、「人々がまるく居並ぶこと。車座(くるまざ)になること。1か所に集まり会すること。特に親しい者どうしが集まって楽しむこと。」とある。ドラマの基調か。次週は、児童相談所が登場する予定らしいが、「子どもの貧困」がテーマなのかもしれない。やるべきことは少なくない。(7/3)<19459>


◇ 火曜日。午前中にコープふくしまに証券会社の支店長さんがお見えになるというので、コープ本部に詰める。いろいろお世話になるので、挨拶ということになるが、いろいろ震災復興の話で懇談。昨年4月に赴任してこられてということで、いろいろ福島をどう見ておられるか興味ある話を伺う。ついでに、「ふくしま復興支援フォーラム」の話をしたら関心を示してくれて、帰社後、ご丁寧な挨拶のメールをいただいた。都合がつく限りご出席いただけるとも書いてある。復興は、オール福島で、各界の知恵を寄せて行かない限り難しい。こうしたこと取組みを通じて、仕事を超えて、ネットワークが作れるのが嬉しい。
 午後、10月等の松川事件無罪確定50周年記念事業の福島市内での運営委員会のよびかけのために、各団体にお願いに訪ねる。実行委員会の副委員長での仕事であるが、事務局長が、ほとんどしてくれる。一つの集会の成功への協力のみならず、事件の現地として、この事件を風化させないで、後世に語り継ぎたいし、不幸な冤罪を繰り返さないためにも継続的なネットワークを形成したいものである。ある団体に訪ねた時に、元被告の中心である鈴木さんが、1時間前に自宅で亡くなられたとのニュースをお聞きし、ショックをうける。
 1963年9月12日の最高裁で無罪が確定し、いままさに50周年(半世紀)の記念行事の準備の最中。お元気で居て欲しかった 。92歳というが、20代の若き青年が、1949年8月の事件の被告人としてでっち上げられ、無罪確定するまで14〜15年。確定し てから50年。冤罪事件が人生を狂わす犯罪的なものとの憤りが改めてこみ上げる。お家族の苦労も筆舌に尽くしがたい。い まは、ご冥福を祈り、安らかにお休みになることをお祈りします。(7/2)<19433>


◇ 今日から7月。夏休み前1ヵ月。汗を絞って、次へのステップ。
 午前中にコープマート笹谷店に出来たリサイクルコーナーへ、古新聞等を持って行く。特別に10キロ以上の時は景品だというので、張り切って集めたら20キロを超えていた。園芸店に腐葉土を買いに寄り、午後からの授業の準備をして大学へ。
 講義の今日のテーマは、懲戒と労働関係の終了。講義もそろそろ最終番。加点のための自主レポートを出し、試験は7月29日。講義はあと3回(6コマ)となった。講義内容で燃えないうちに最終番。話し手の感動レベルは、受講者の感動レベル。週1回の対峙では、少し無理かな。淡々と終わることになるのかな。
 コープふくしまの常任役員会に寄り、会議後、人事担当者からの相談を受け帰宅。最近は、人員を募集しても人がなかなか得られない。何が問題なのか、一般経済状況なのか、調べてみたい。一般情勢に解消されない、解決すべき問題点があるのかもしれない。(7/1)<19417>



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