David T.Walker |
この世に奇跡的な出来事がホントにあることを実感しました。
今回のDavid T.Walkerのライブには「行く予定でした」なんて気軽な言い方では言い尽くせないほど、しゃにむに行きたい
気持ちが高揚していましたが
、公私ともどもの事情でどうしても行けませんでした。しかし今となって思い返せば、「行けなかったこと」で、
「神」が、その時の「感動」を、遠まわしに実生活上で与えてくれたとしか考えられないほど、行けなかったことが必然のように思えてなりません。
いよいよ福岡でライブが始動する19日から終了間際の27日まで、これが
「塗炭の苦しみ」とでも言うのだろうかと天を仰ぎたくなるほど、もがき苦しんでいました・・・こう書きながらも、
母が入院したあの
5月15日からのこれまでの経緯を思い出すと、涙が頬を伝います。やはりこの奇跡には母が笑顔で潜んでいたとしか思えないほど必然の糸
が張り巡らされていたのです。それをここで詳述するわけにはいきませんが、ライブに行けずじまいだった「塗炭の苦しみ」の
状況に、まさにDavid T.Walkerが奇跡的な運気を運んでくれたとしか思えない出来事があったとだけご報告しておきます。
そんなこんなを思えば、わが誕生日の11月5日にDavid T.Walkerの13年ぶりの新譜が発売されたというのもあながち偶然とばかりも
言えないのではと感慨深くなります。
そんな最中に居酒屋常連のkenokenoさんから新譜「THOUGHTS」をプレゼントいただき、またラ・マンチャの男さんからは鮮度抜群の
東京ビルボードでのライブ体験記を居酒屋でご披露いただきました。嗚呼、居酒屋クルセイダーズ幸なる哉!です。
このラ・マンチャさんのライブ体験記を居酒屋だけの「酒の肴」にしとくのは甚だ勿体無いので、クルセイダーズコーナーの縄張りに
あえて刻印させていただきます次第。快諾いただきましたラ・マンチャさんに心より感謝いたします。
それでは、「ラ・マンチャさん劇場」の始まり始まり!
David T Walker!@Billboard Tokyo ,21 Nov.2008
東京Billbord初日(21日)の2ndに行ってきました!
六本木のミッドタウンと言うバブリーなハコの4階に店があるんですが、いやハコ自体がやたら吹き抜けが多く、
空間的バブル満載。
で、開場時間をややすぎて店に入ったら・・・・・席に通されたら・・・・・・・・
「え゛〜この席、ステージを見下ろすじゃん!」
公演に気がついて慌ててweb予約した際に、今回は1人であること、仕事が何時に抜け出せるか判らないので、
奮発して指定のカウンター席を選らんだんだが・・
江戸っ子のうっかり八兵衛のDNAが悪戯したのか、席が3フロアに分かれてるのをよく読まず、
Blue Noteと同じ1フロアの平面図と勝手に思い込んでた!
がーーん!しかも最前列ながらカウンターの奥行きがけっこうあって、椅子の背もたれに寄りかかると、ステージの前が見えへんし!
席の向かい(ステージの上)は高透過ガラスのカーテンウオールで、夜景が綺麗だったが、
そんなもん観に来た訳ではない! これじゃ、握手もできんじゃん!しかもここより安い自由席がステージの目の前じゃんと、
自分のそそっかしさを棚に上げ、モヤモヤ状態・・・
しかし、そんな気分もあっと言う間に吹き飛ばしてくれたのが、デビ爺でした!!
出だし4曲は、新譜オリジナル1曲(Global Mindfulness?) と、おなじみの3曲(ははは、曲名が思い出せん)。
しかし、ここまではウオーミングアップ。ここからが怒涛の寄り!
ルー・ロウルスの「別れたくないのに(You’ll never find another love like mine)」からバリー・ホワイトの「Love’s theme」へ。
次はスタイリスティックスの「誓い(You make me feel brand new)」から「Loving You」へ。
最後は「Street Life」から「What’s goin’ on」と2曲づつ見事なメドレー風アレンジで、ドラ、
裏ドラのりまくりの七対子!で親の倍満であがり!どうだっ!まいったかっ!
(って誰に言ってるんだ???)
にこやかに全員引き上げるとき、途中で脱いだジャケットを置きっぱなし・・・
と思ったら早々とアンコールへ。(あーーん、この曲も思い出せない!)
アンコールも終わって引き上げるとき、二階席、三階席にも遣ってくれたのは嬉しく
(そう、2階席の一番前でスタンディング・オベーションしてたのは私です!)あったのですが、
今回、爺はなぜか若い?女性とハグしまくり、キスしまくり・・・(^_^;)
しかーーし、このままでは、不完全燃焼。「神の手」に触れずに帰ってしまったら、これが今生の別れやも知れぬ。
と、いうことで、生まれて初めてのサイン会へ!新譜のCD,持っているのに1枚買って、並んだらこれがまた長蛇の列。
CDにはみんなのサインを書いてもらい、ジャケ表面には爺だけのサインをしてもらいながら、「ソロ来日3回ともきとるがや。
新譜も嬉しいぞな。次のアルバムも13年でも待っているぞ」と、言うような意味を、
この半分くらいの長さの台詞(というより単語の羅列)で伝え、「神の手」と握手して家路につきました。
(雑感)東京BillboardはBlue Noteにくらべて格段に平均年齢若い。
デビ爺のライブに来る、というよりギロッポンのミッドタウンのライブハウスに来たって感じがしないでもない。
それが証拠に、サイン会の列にワシの後ろに並んでいた学生風のグループが、「What’s goin’ onは判ったけど、そ前の曲なんだっけ?聞いたようなきもするけど、判んないから、あんまし有名な曲じゃないんじゃない?」とホザキよった!
ゴルァ!てめ〜らっ!十字軍とらんでぃ姐さんのStreet Lifeも知らんで来るんじゃねえ!」
と心の中で叫び、頭の中で回し蹴りをくれてやりました。(曲名が思い出せない自分をすっかり棚に上げてる。あーーだから大人ってイヤだ)
しかし、ほんと、オリジナルの歌と同じくらい、あるいはそれ以上に雄弁且つ饒舌な爺のギターでした。
また来春あたり、会おうねえ〜。
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