さてさて、ここに開陳致しますのは、市販のLIVE VIDEOや、TV放送の記録など、いずれも主演クルセイダーズの「力」の入ったLIVE MOVIEの数々
とくとご覧あれ！

さてさて、今回は、 David T Walker!＠Billboard Tokyo ,21 Nov.2008にひき続きましての 「ラ・マンチャの男さん劇場」。去る3月20日、東京は渋谷のぶんか村で催されました 「Joe Sample & Randy Crawford & Steve Gadd」ライブのできたてほっかほっかのレポート。 ご自身は不完全燃焼とおっしゃるも、いやいやラ・マンチャの男さん節炸裂の「現場レポート」。 まさに「ライブは現場で起きているんだ」を地で行く熱い「事件簿」をとくとご覧あれ！

今回は、参加への逡巡、迷いなど、決断遅れとなった「コンサート」。 なにが後悔かっていいますと・・・・ 席が３階だったんです！前回のデビ爺に続き、高所づいている・・・煙となんとかは高いところに 昇りたがるって言うから、仕方がないのか・・・ ゴッドファーザーPart�Vの殺し屋の気分。
しかも、開演前だというのに、「他のお客様のご迷惑になりますので写真撮影はご遠慮下さい」 とスマイル０円のような注意を受ける始末。
最初は姐さん抜きで３人がいつもの黒いTシャツ＆パンツ姿で登場。 （あっと、３人目はクレジットにもないNick　でっせ、念のため） まさに「Men　In　Black」だな、などどアホなことが頭をよぎる。
で、徐にはじまりましたが・・・あれ？この曲何？？(実は「Hipping The Hop」でした） と、気持ちがノーアンサー状態。 ２曲目は「スペルバウンド」、 5曲目のJoeの「Melodies　of Love」でやっと落ち着きをとりもどすも、なんだかここまでJoeもSteveも、 ブルペンでのウォーミングアップのような感じ。 Joeが気を遣っていたのか？Steveも日本での人気を鼻にかけず、食客の身分と思って引き気味なのか？ それともハコの大きさのせいなのか・・・ やっぱりライブでなくコンサートという邪念が湧いて曲に集中できん！
で、７曲目から、らんでぃ姐さん登場。 最近の「feeling good」や「no regrets」を中心に歌ってましたが、 姐さんたら、気分が良いのか、ハイなのか、酔っているのか、ってなくらい、 なんかアヤシいスッテプにアドリブ、つぶやきいれまくりで、楽しくやっていらしゃいました（＾＾； (※注）
「Everybody ’s talking」で、それが主題歌の映画「真夜中のカウボーイ」を思い起こし、すこしほっとしました。
最後の２曲は「One Day I'll Fly Away」と「Street Life」。 流石にこいつを外さないのは、客層を考えれば当たり前といえば当たり前。 そうでないと暴動が起きるかも、っと思ったに違いない。 先の東京JAZZの某国営放送のように、「One　Day」を外すという暴挙、 愚挙はさすがに呼び屋さんはなさらなかったようで、慶賀の至り。 しかし、大方の予想通り、あの突き抜ける高音のシャウトは望むべくもなく、 まあ、200X年バージョンとして拝聴してました。
Blue　NoteやらCotton　Clubのハコを大きいと見るか、小さいと見るかは意見があろうかと思いますが、 Bunkamuraというのはいかにも大きい。 全盛期、フルメンバーの十字軍ならともかく、抑え気味の３人＋姐さんではちょっと違う気がする。 しかし、それはこっち側（客席側）の所為かも知れぬ。 モントルーのジャスフェスなどのハコはけっこうありそうだし・・・ 意外にも？？JoeもGaddも人を呼べるトップクラスのアーティストだそうで、 だから大きなハコで儲けることもあるのかな・・・ などと、またもや曲の感想より、邪念がよぎってしまう。 （もちろん、客観的にみたら、良いコンサートでしたよ！お客さんも８〜９割りは入っていたし、 多数派の熟年ファンも満足気で帰っていましたから）。 今回、サイン会は参加せず。
ｂｙ　ラ・マンチャの男
(※注）こんな状態だったのでしょうか？