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さてさて、ここに開陳致しますのは、市販のLIVE VIDEOや、TV放送の記録など、いずれも主演クルセイダーズの「力」の入ったLIVE MOVIEの数々
とくとご覧あれ!

2010 JAZZ CRUSADERS(from FM)
2010 東京JAZZ LIVE
2010 SOUL POWER
2009 BUNKAMURA LIVE
2008 Montreux Jazz Festival from BS JAPAN
2008 David T Walker!@Billboard Tokyo
2008 Live at 名古屋Blue Note(後編 )
2008 Live at 名古屋Blue Note(前編)
2007 東京JAZZ
2006 覆面GPさんのDVD工房
2005 Joe Sample Trio Live
2005 Live at Blue Note福岡2
2004 Mt.Fuji JAZZ FESTIVAL
2003 Montreux Jazz Festival
2003 Montreux Jazz Festival
2003 Live At Blue Note福岡
2002 THE PARIS CONCERT
1998 MONTREAL IN JAPAN'98
1997 LEGENDS LIVE Crusaders姉妹篇
1997 MONTREUX JAZZ'97完全版
1997 MONTREUX JAZZ'97Larry Carlton篇
1997 MONTREUX JAZZ'97
1996 When We were Kings
1996 Bet on Jazz Central
1996 old places old faces
1991 LIVE UNDER THE SKY1991
1990 LIVE UNDER THE SKY1990
1990 GREAT JAZZ NIGHT
1990 大阪ブルーノート
1987 Ohne Filter Extra Germany
1985 LIVE UNDER THE SKY1985
1984 LIVE IN TOKYO SUPER JAM
1983 LIVE UNDER THE SKY1983
1982 MIDNIGHT TRIANGLE
1982 SHARKY'S MACHINE
1979 ロック年鑑1979
1975 SOUL TRAIN
1962 Frankly Jazz
これがラリー・グラハム
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
東京JAZZphoto 東京 JAZZ from FM ←back next→
クルセイダーズは恋人
東京JAZZ from FM

あの東京JAZZの夢のような一日から早くも一ヶ月が経ちました。Wilton Felderが急遽入院し来日が困難になったとの 報を聞いたとき、年甲斐もなく涙に咽びました。それでも気を取り直して東京JAZZに馳せ参じました。 そこでのラ・マンチャの男さんとの出会いも嬉しかった。クルセイダーズの縁です。
その後半斤八両さんからの報で、NHKラジオFMで東京JAZZがリアルタイムで放送されたことを知りました。 そして録音ファイルを聞かせていただきました。まぁ吃驚しました、実にクリアーな録音でライブでのクルセイダーズ の空気感が見事に伝わってきます。この時の感慨は「いやぁ、やっぱりクルセイダーズだわ、闘魂むき出し、 さすが!」。
「On Broadway」、「Sunset In Mountain」「The Thing」での2管ユニゾンを前面に据えて畳み掛けてくるとこなんざ、「殴り込みサウンド」の面目躍如です。 「Scratch」でのJoe Sampleの豪腕の鍵盤タッチから始まり2管ユニゾンが斬り込むあたり正直鳥肌たちました。 Wayne Henderson元気あるわ!クルセイダーズのファンでありWilton Felderを尊敬する 一宿一飯のGerald AlbrightもWilton Felderに代わって文字通り全身全霊で ブローする。テナーが熱い。クルセイダーズ魂が奔流する。胸熱くなってきます。 Gerald Albrightさん、アンタ男だ。
それにしてもこの一夜Joe Sampleのハッスルぶりには目を見張ります。傍目には怒っているようにさえ見える ほどでした。鍵盤を弾くJoeさんの躍動的な姿はまるでボクサーでした。 放送中の住吉ミキアナンサーのインタビューでWayne Hendersonが語った言葉が脳裏をよぎります。 「Joe Sampleが後ろからブロウ、ブロウ、もっと吹けって煽るんで吹かされたヨ」。
「Street Life」は思い出のゴブラン織り、クルセイダーズのバラッド。 Gerald Albrightのテナーが有楽町の夜景を色っぽく染め上げる。Joe Sampleの情感サウンドが アルコールのように体内に染み渡ります。
「Way Back Home」の演奏をバックに、Wayne Hendersonが各プレイヤーの紹介をする際、Joe Sampleのことを 「子供時代の恋人」(my childhood sweetheart)と言ったその一言を聞いただけも、心底東京JAZZに行った甲斐がありました。
ライブ直後のバックステージで、 住吉ミキさんがJoe Sampleにこれまで50年にわたってクルセイダーズが続いてきた 秘密を尋ねると、5月の数日間のオークランドのライブ後でのベーシストであり息子でもあるニックとの 会話を引き合いにしてJoe Sampleが語ります「ニックが、お父さん、僕もうヘトヘトだよ。足もがくがく で立てないよ、どうしてお父さんたちこんなにパワフルで力強く元気に演奏できるのと、言うんだヨ。 ・・・その強さが秘訣じゃないかな」と。
まさにわが意を得たりのインタビューで、自身、クルセイダーズファンであり続けてきたのが パワフルで元気、つまりは強さの素「闘魂」の所以。だからクルセイダーズは、 いまも恋人です。


1On Broadway
2Sunset In The Mountain
3The Thing
4Scratch
5Snowflake
6Street Life
7Weather Beat
8Way Back Home
9New Time Shuffle

Joe Sample(p)
Wayne Henderson(tb)
Gerald Albright(ts)
Moyes Lucas Jr.(ds)
Grady Reginold Sullivan Jr.(b)