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２００２０９０２
思い出してみよう、あの日のことを。
祖父母の年金から貰った２０００円。
それだけで、僕はどこへでも行くことが出来た。
走ろう。急ごう。横町の駄菓子屋へ。
山ほどのお菓子を買い込んで、
一瓶のドクターペッパーを抱え込んで、
１０円玉をポケット一杯に詰めて、
そして、僕はコンセントを差し込む。
映し出される光と音に酔いしれた。
思い出してみよう、あの日のことを。
親父とケンカした。
「こんなものがあるから！！」
そう言って、親父はファミコンをブチ壊した。
僕は泣いた。
いつまでも泣いた。
泣き疲れて、眠った。
目を覚ますと、中古の本体と、新品のカセットがあった。
”親父、このゲームつまんねぇよ”とは言えなかった。
思い出してみよう、あの日のことを。
初めての乱入者。
胸が高鳴った。
筐体の向こうの相手のことを考えた。
でも、どうでも良くなった。
倒すべきは、モニターの中の挑戦者。
勝つ。
勝つ。
勝つ！！！
てめぇになんか負けるものか。
「迷える電人」どうにかこうにか三周年を迎えました。こんなダラダラとしたサイトに６万人もの人が遊びに来てくれるなんて、開設当初は考えもしませんでした。本当にありがとうございます。
そして、これからも、時々でいいから覗きに来てくれると嬉しいです。オレもいい歳した大人です。仕事があります。皆さんの思うように更新は出来ないかもしれません。だけど、忘れてほしくないんです。
ゲームを愛する気持ちってのを。
拙い文章ではありますが、今後もこのサイトが皆さんのゲーム魂に少しでも熱を与えられる場所であるように頑張ります。
え？最近はオタクネタばっかり？ うるせぇ。
２００２０９０４
「新・空手バカ一代」が映画化されるそうです。しかも主演が最近調子こいてるタイムレッドこと永井大。いや、最近の特撮上がりの俳優はどいつもこいつも調子こいてるか・・・オダギリとか
それはともかく、舞台を現代に置き換えるって設定らしいのですが、すげぇ不安。だって、清澄山に篭って、片方の眉を剃って人との関わりを断って修行とか、フランスの地下闘技場で殺人レスラーにジャイアントスイング食らってもリングのロープに脚を引っ掛けて逆襲の空中三段蹴りとか、四国にケンカ空手を広めようとしたけど、暴れすぎて山狩りされたり、金があまりにも無いので大衆食堂でライスだけ頼んでオカズは塩だけの塩メシ涙メシとか。そんなシーンはほとんどカットされちまうんだろうなぁ。何より永井に片眉剃ったり塩メシ涙メシをやる根性があるように思えん。
まぁ、間違ってもＣＧなんぞ使わずに、生身の人間がぶつかり合うガチンコの映画に仕上げてもらいたい所です。ワイヤーアクションは大好きだけど、空手バカ一代くらいはリアルがいいなぁ。もしも永井が無空脚とかやり始めたらオレは迷い無く上映途中で席を立つね。
２００２０９１０
メタルファイヤー！燃えてきたぁ！メェタルフゥゥゥゥゥルゥゥクゥオオォォォォォォト！！
失礼。ＷＯＷＯＷで放送が開始された「オーバーマン キングゲイナー」のＯＰ動画を入手いたしまして、昨日からかれこれ４０回以上は観ております。
キャッチーかつ燃え燃えなＯＰテーマもさることながら、映像に出てくるキャラクターの８０パーセントが理解不能な行動をしている所がたまりません。ロボットがゴーゴーダンスをする所を初めて見ました。もうダメ。富野監督、大好き。
残念なのは、こんなイカス作品が地上波じゃねぇって事です。オレのような貧乏者は、キングゲイナーのビデオ・ＤＶＤが出るまでガンダムＳＥＥＤというクソアニメで飢えをしのぐしかないのです。ああ畜生！リアルタイムで観られる奴らが羨ましい！！
まぁガンダム種も見ますけどね。一応ガンダムだし。だけど不安な部分多すぎ。ストライクガンダムって状況に応じて換装できるみたいだけど、その武装が近距離のダブルダガーに、遠距離の大砲に、一撃必殺の対戦艦ソードって、ホビージャパンのオラザク選手権でモデラーが散々やり尽くしたネタかよ。既に見飽きているワナ。どうせだったら背中にコロニーレーザーとかやりゃあいいのに。
２００２０９１７
ボケーっとフジテレビを見ていたら連ドラの予告に「アルジャーノンに花束を」が！！あの名作ＳＦ（オレはＳＦと解釈）を日本のドラマにだとぉ！！それだけでもすげぇ不安なのに、主人公のチャーリィ役に何とユースケ・サンタマリアだと！！
ぐがぁぁぁぁぁぁ！！止めてくれ！ユースケだけは止めてくれ！！あんなアホ俳優にピュアなハートの持ち主の代名詞であるチャーリィをやらせないでくれ！まぁユースケが元々痴呆っぽいツラである事は認めるが、それにしてもミスキャストだと思うなぁ。
つう事で、タイトルだけならすげぇ気になるので第一話はとりあえず見る予定です。でもなぁ、フジテレビのやる事だから犬も食わねぇようなクソ恋愛中心のドラマになりそうですな。どうせドラマやるんだったら「夏への扉」とか「われはロボット」とかはっちゃけたのを題材にして欲しかったなぁ。
２００２０９２６
「パトレイバー３」がビデオ化されてたので早速観賞してみました。可も無く不可も無いような出来栄え。つうか、特車二課の連中の出所少なすぎ。全部トータルしても１５分くらいしか出てねぇじゃねぇか。ただの刑事ドラマにレイバー無理矢理絡ませている印象強し。
監督は押井氏ではないんだけど、やっぱりジャパニメーションでーっすって雰囲気もオレには馴染めなかったです。いや、作品としてやりたかった事は分かるんですけど、わざわざ映画にするほどのものかなぁって感じ。
でも、何より「パトレイバー」を観ているのに「パトレイバー」って感じがしないのは、メガネ面のイカス奴、シバシゲオが不在だってことでしょうな。奴が引っ掻き回してくれないと物足りないんですよ。
しょうがねぇので「ミニパト」を今度借りてきて不満を解消する予定。しかしあのワリバシアニメをＣＧでやるってのがイカレてるよなぁ。まぁ、ホントに紙に絵を描いてそれを動かしているだけだった「彼氏彼女の事情」の某エピソードよりは何億倍もマシでしょうが。
蛇足だけど、イングラムの活躍シーンが少なかったのも心残り。ロボ大好きっ子としては次回があれば是非太田のブチキレ銃乱射を見たいもんです。