このアルバム、ヤフオクで落札した一品ですが、
おそらく居酒屋で不惑こえたベーシストさんからMonk Montgomeryの話を聞かなかったら気にも留めなかった
でしょう。それでも
入札する際、このアルバムを編集したのがわがWayne Hendersonと、あのクルセイダーズ大鑑「Way Back Home」を
編纂し、クルセイダーズには馴染みのプロデューサーStewart Levineであること、それに、
それぞれの曲をアレンジしたのがJoe Sample、Wilton Felder、Wayne Hendersonだと知るにつけ、これも縁だと、奮発しました。
落札額は1700円也。
クルセイダーズのアルバムでMonk Montgomeryがベースで参加したのが、「STRECHIN'OUT」
と「The Thing」。今回初めて、ソロアルバムを聴きましたが、初印象は、
瑞々しさで、
気になったのがベースサウンド。今までベースは地底を揺るがすような重低音の印象を持っていましたが、
弦の轟きを感じず、その「人見知り」したようなおとなしさに「弦の振動」を抑制して聴こえるのは、
思い過ごしでしょうか、それとも古くなったレコード・プレイヤーの不具合なのでしょうか。
好みでいえば、「Can We Talk To You」、「Your Love」、「A Place In The Sun」が好きで、当時の、今となっては
初々しくも感じられるクルセイダーズ的な感触があり、ニヤリとしました。
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