とびらの言葉

善いことは断固として続けるがいい。

悪いことは決して続けてはいけない。

それが安楽な生き方である。




先月のことですが、埼玉で車道に自転車でひょっこり飛び出して交通妨害をしていた男が逮捕されましたよね。煽り運転防止の罰則が適用されたそうです。かの男性、ひょっこり車道に飛び出すところから「桶川のひょっこりはん」と言われ、知られていました。しょっちゅう道路へ飛び出しをして、車の通行を妨害していたようです。一度捕まったのだそうですが、保釈されて、その後またやっていたそうです。いい年をして、何でそんなことをやり続けるかな、と思います。そんなことをして何が楽しいかな、と正常な方は思うことでしょう。あんなことで快感や満足感を得られるのは、どこかちょっと歪んでいるのでしょう。まあ、歪んだ生き方をしてきた結果なのでしょうかねぇ。ちょっと依存症になっていたのかも知れませんね。
よくある話で、万引きをし続けるお年寄りもいます。何回捕まってもやめられないのだそうです。まあ、そこまでくると一種の病気なのかも知れません。依存症ですね。万引きも依存症になってしまうのですな。怖い話です。

依存症というと、薬物中毒やギャンブル、アルコールなどを思い浮かべるのではないでしょうか?。やめたくてもやめられない、ついつい手が出てしまう、そこへ行ってしまう・・・・。依存症になるとなかなか脱出するのが難しいようです。一人で立ち直るのは非常に難しいし、一度やらないと決心しても誘惑に負けてしまうことがよくあるのだそうです。そのたびに罪の意識や後悔の意識に押しつぶされそうにもなるのだそうです。まあ、本人にしてみれば、「手を出さなきゃよかった」、「一度でやめておけばよかった」と後悔の嵐なのでしょう。依存症からの脱出は容易ではありません。

悪いことや善くないことは、なぜか快感に感じるのが人間なのだそうです。やってはいけないことをやると、なぜか喜びや満足感が得られるのだそうです。背徳感というのが、快感になるのかも知れません。そういう話を聞くと、「あぁ、なるほど浮気とか不倫がなくならないのは、そういうことね」と納得できてしまいますね。不倫や浮気は、肉体的快感もあれば、恋愛をしていると言う快感もあるし、さらにやってはいけないことをしている背徳感による快感もプラスされますからね。快感の三乗です。無くならないはずですね。自分をしっかり保っていないと、いろいろな欲に負けてしまい、いずれは依存症になってしまうということもあります。欲は怖いものです。

やってはいけないことは快感かも知れませんが、それを続けていると、最終的にやってくるのは不幸でしょう。初めは楽しいかも知れません。やってはいけないことをやり始めた頃、またそれを続け始めた頃は、楽しく快感なのでしょう。だからやめられなくなるのでしょう。楽しいからやめる理由が見つからない、いや、やめなきゃいけないことだと、どこかでわかっていても欲望に負けてやめられなくなるのです。で、その先にあるのは不幸ですね。地獄かも知れません。
依存症の場合は、行き着く先は苦しみしかありません。何度もやめる決意をして、いったんはやめたとしても、再び、三度・・・・またやってはいけないことに嵌まってしまう・・・・。無限の苦しみに嵌まってしまうのです。
もちろん、周囲の協力や医療、自分自身の固い決意があれば脱出することは可能です。やってはいけないことから脱出して、平和に暮らしている人も多くいると思います。
不倫も続けて行くには、それ相応の覚悟や代償が必要になるでしょう。その代償を受け入れる覚悟がなければ不倫は不幸しか残らないですね。たとえバレなかったとしても、後悔や後ろめたさなどが心の重荷となっていくのです。隠し事を抱えるというのは、なかなかに辛いものだと思います。

お釈迦様は
「善いことは断固して、それをやれ。悪いことは断固してやってはいけない。それが幸の元である」
と説いています。また、
「今は不幸かも知れないが、善いことをし続けていれば、やがて徳の瓶がいっぱいになり、幸運が訪れるであろう。逆に悪をし続けていれば、いずれその報いが訪れるであろう」
とも説いています。
「善いことしたってちっとも幸運はやってこない」
と腐るのでは無く、継続することが大事なのです。少しずつの善いことの積み重ねが、やがて大きな幸運となってやってくるのです。逆に、
「これくらい大丈夫だろう、バチは当たらないさ」
と高をくくって悪をし続ければ、その悪の不徳がどんどん貯まって、大きな代償を払うこととなるのです。

善いことをし続けるのは、大変なことかも知れません。善いことの継続は、結構面倒なことが多いですね。また、やり難いことでもありますし、苦が伴うこともあります。逆に悪いことはたやすくできるし、快感です。大変、安易ですね。だからといって善いこともせず、悪いことを継続していれば、それはやがて苦を生んでしまうのです。
辛いことは避け、一時の快感や安易なことばかりを求め、将来の苦を得るのか・・・・。
今は苦痛かも知れないが、耐えて善いことをし続け、将来の幸福を得るのか・・・・。
よく考えて行動した方がいいですね。
もし、あなたが幸福になりたいのなら、決して悪の道や安易な道を選ばないことです。安易な道、悪の道は、快感を先取りしているだけです。その代償は、必ずいつかやってくるのですから。
合掌。



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