日記

1999年 9月 10月 11月 12月  

2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月


20030803

 夏の映画感想2連発。

 「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを閉鎖せよ!」
 
 やりすぎ。 いや、TVから見続けてきたファンにとっては後半の展開は実に熱いものがあるんですが、同時に青島刑事がかなりヒーロー色に染まってしまったのが個人的には寂しかったり。予告編でご覧になったでしょうが、日本警察の虎の子SATと所轄の始末書製造機が一緒になって犯人を追うというのはあまりにもワンダーなんですよ。どうでもいい書類の山を黙々と片付け、上からの命令を「ありえねぇ!」と不満を持ちながらもやらざるを得ない、ある種ヒラのサラリーマンたちの代弁者であった青島がちょっと遠くに走りすぎちゃったかなぁって気がして寂しかったり。ま、色々と小ネタは満載なのでつまんねぇって事はありません。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」

 イエッフー!!クソ暑い夏に観るには単純明快でスカッと爽やかなアクションムービーに仕上がってます。貴族は小奇麗で小生意気で、海賊は薄汚く豪快で潮の臭いがプンプンしそうな野郎どもばかり。剣と鉄砲と大砲でガッチャンガッチャンと戦います。実に正しい。伏線も上手いことこなして最後は大団円と見事なまでにディズニー映画ですが頭カラッポにして観る分には問題なし。アルマゲドンとパールハーバーを世に送りだしたアホプロデューサーにしてはやるじゃん。ジョニー・デップ演じる海賊ジャック・スパロウ船長は一見の価値ありです。動機はどうあれただ一つの信念を達成するために闘う男のいやもう美しいこと。ゴムゴムパンチでとりあえず解決させてしまう海賊モノにちょいと飽きた人は是非。 


戻る