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20031002
東京ゲームショーで各社色々と目玉作品を出してきたところですが、オレがとことん脱力したのがスクウェア(エニックス)のFF7の後日談を出すってぇヤツです。もうね、ハァァァァァァァァァァ!?って感じ。さらにそれがゲームじゃなくて映像作品らしいという話を聞いてまた脱力。口から生霊が出るほど。
何で5作も前の作品持ち出して小銭稼ごうとするかスクウェアサイドは。]−2は当たったんだし合併もしたんだから余裕ありそうに見えるんだけどねぇ。そのうちスコールとリノアによるアゴが外れるほど甘ったるいラヴストーリーを展開させる小説とかをコバルト文庫とかスニーカー文庫とか電撃文庫で出しそうで怖い。
あとは、えーと、アレだ。ユウナのエロマンガとか。エロいの。凄いエロスで。それをエニックスが長年培った出版媒体で、ガンガンでデビューさせるはずだった秘蔵っ子の同人作家とかに描かせて、フィギュア付きで売るの。7種類くらいあって、100分の1くらいの確率でシークレットとか出るの。で、みんなが「シクレ出ねぇEEEEEEEEEEEEEE!!」って悶絶した所でヤフオクにシークレットが出品されるのな。出したのはもちろん社員だがな。これで家建つくらいはサクッと儲かるぞ。
と、ここまで調子こいて書いたのはいいが色んな方面の人達からガチで刺されそうだな。いやでもスクウェアはそれくらい汚くやっても良い。今更だし。コナミくらいに徹底的にやれ。剣神ファイナルファンタジーとか速攻で作れ。つうかオレ、未だにスクウェアとエニックスを別会社として捉えてるなぁ。住む時代を間違えてるかも。
20031004
秋のお楽しみ新番組攻勢ですね。しかしオタクのオレはアニメと特撮くらいしかチェックしてません。でもアニメは何だかよくわからなくなっているので放置。面白いのあったら教えて下さい。
で、本題だ。本日から始まった2つの特撮作品(ココ注意)について大いに語りたいのですよ。ええもう妻が寝つぶれとるのにバチバチとテキスト打ってるし。それほどぶっちゃけ話したい。しかし長くなりそうなので前後編でいきます。まずは前編、
「美少女戦士セーラームーン」(そんな目で見るな)
思えばオレが厨房くらいの頃にやっていて、しかも数年間続いたオタクとしては避けては通れないアニメの古典だったのだが、この度どういうワケか実写特撮作品として復活。多分だが何度か再放送しているうちに、今の子どもにも認知されてきたので商売になると偉い人が睨んだのだろう。もちろん特撮は東映がやってガキへのオモチャ洗脳はバンダイが担当します。ネットでも前々から話題になっており、アニメの時点で突き抜けちゃった感があるこの作品をどのように実写にするのかとオレも興味が出てしまい、見てみたんです。
しかし、何のこたぁない。原作をベースに、見事なくらいにスーパー戦隊フォーマットを応用した演出と時間の割り方にビックリ。出るヤツが男か女かぐらいの違い。そこにCGで適度なゴージャスさを醸し出して女子に対するツカミはオッケーって感じですね。しかし、喋る猫のルナもCGにするとは。まぁ生の猫に三日月貼り付けたら動物虐待と言われかねない世の中だからな。しかしCGや合成のつなぎが甘かったり、エキストラの人数がスカスカだったりと、売れるかどうか先が見越せないので低予算で始めましたってバレバレ。もっと金出してやれバンダイ。
しかし、監督は仮面ライダーアギトからファイズまで手がけた田崎竜太だけあって、戦闘シーンは中々のもの。アニメでは全然闘ってなかったけど今回は違う。バレエのようにクルクルと回るような動きで敵を翻弄します。主演の小娘とスタントの人との入れ替えの誤魔化し方はまさに職人芸。あ、でもスタントの人のほうはデカくて足太いのでアレなんですけどね。ライダーみたいに面かぶって鉄拳で闘えねぇから苦肉の策なんでしょうね。そしてトドメはこれでもかとメルヘンチックな背景の中CGでぶっ放されるムーンヒーリングエスカレーション。ここではさすがに腰が抜けた。
で、悪をやっつけて一安心って所で奇妙なヅラをかぶった悪の幹部から放たれるナイフ!セーラームーン危うし!
で、
タキシード仮面、
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
もうコレを楽しみにしてたと言っても過言ではない!すげぇよ!本当にタキシード着てマント着けてアイマスクしてますよ!しかもステッキなんて持っちゃってるよ!間違いなく変態だよ!そして例のごとくお互いほぼ素顔だっつうのに正体を見破れないバカ2人。そして次回は早くもマーキュリーが登場ですってよ。早っ
結論
美少女仮面ポワトリンで耐性が出来ているこのオレでもくじけました。むしろポワトリン2号の名を与えても可。いぱねま2号でも可。
そんな事よりも、バンダイの商品CMで「あなたも一緒におしおきよ!」って言ってるのが一番の問題だと思うのですが皆様どうでしょうかってそもそも見てねぇよな。
では、次回の更新ではもう一つの問題作「超星神グランセイザー」について語っていきたいと思います。しばし待て。
20031007
えー「ユウナのエロマンガ」で検索してきた人、残念ですがそんな物はココには無い。帰れ。
で、「超星神グランセイザー」の話をします。東映がバンダイとつるんでイケメン攻勢でウッハウハなのを、水爆大トカゲとハムスターで食いつなぐ東宝さんはハンケチを噛みながらキィィーと悔しがっていました。しかし自分達は過去にTV特撮でサイバーコップやらガイファードやらをやってみたが、割と痛い目を見たので参入に尻込みしていた所に、金になりそうなら何にでも首を突っ込みたがるコナミさんという強力な金蔵を手に入れたのでその気になっちゃって生み出された作品が今回のグランセイザーであります。
それにしてもスポンサーのコナミがエグい。自分の傘下にタカラという老舗のオモチャ会社を持ちながら、今回はコナミブランドで商品展開をするんですよ。やっぱアレですか、自前で売ったほうが儲けがデカいからでしょうか。お前らはそこまでして金が欲しいかと小一時間(略
しかし特技監督は平成ゴジラシリーズでおなじみの川北紘一氏だったりするので特撮オタとしては目が離せなかったのです。で、見ましたよ、第一話を。そしたらね、冒頭からいきなり超古代文明が宇宙からの侵略で滅んだという80年代を彷彿とさせる設定の解説から始まりまして、スターウォーズとガンダムを足して2で割ったような宇宙戦争が展開。もうこの時点で不安の嵐がギュンギュン吹き荒れまくり。タルいオープニング曲を脳停止の状態で聴いた後にいよいよ本編が始まりました。
主人公らしき兄ちゃんがバイク便でかっ飛んでます。届ける時間にこだわりを持たれているようで、また子供好きでもあるようなのですが、一方通行の道路を逆走してきたチンピラの車に「なにしやがんだテメー!!」とマジギレしてチンピラをボコボコにして「交通ルールは守れ!!」と一喝。
DQNが主人公かよ _| ̄|○
と、思う間もなくヒロインらしき女性がDQNをビンタ。「アンタも似たようなもんでしょ!!」ってお嬢さんも同じ穴のDQNです。で、2人がいがみ合ってる所でハゲのオッサンがなだめてその場は丸く収まって別れることに。しかしその後DQNは怪しげな企業人から怪しげな物を山奥に宅配することを頼まれます。実はその場所ヒロインDQNとハゲのオッサンが山奥で超古代文明の発掘作業をしている場所なワケで、黒い陰謀と共にDQN2人が運命の再開です。
そしたら何か発掘現場に黒いコートの若オッサンとしか言いようが無い人がやってきて警備員と格闘に。警備員のウザさにキレた若オッサン、セイザーレムルズという怪人ヒーロー形態に変身して警備員とショベルカーを手から発する台風で吹き飛ばしました。ええと、オレが知ってる限り警備員相手に変身するヒーローは初めてだと思います。どいつもこいつも着火点早すぎ。
なんだか凄い現場に出くわしたDQNの右手に謎の反応が。それを見たセイザーレムルズはDQNを殴って拉致して逃げ出します。ヒロインDQNもそれを追うようにいきなりセイザーミトラスとやらに変身して追走。この辺でいい感じにオレの頭があったまってきましたよ。
所変わって廃墟。DQNが目を覚ますと若オッサン含む怪しげな男女が数人。「仲間になれ!!」と脅迫しますがDQNは「もう帰る!」とやっぱりキレてドアを蹴飛ばして廃墟を出ようとしますが、逞しげなネーチャンが無空脚で行く手を阻みます。さらに畳み掛けるようにセイザーヴェルソーに変身。ヴェルソーイリュージョンという大層な名前の念動力でDQNを壁に床に叩き付けまくります。
そして、遂に怒り爆発のDQNが「うおぉぉぉーーーーーっ!!」と雄叫びと共に両拳をぶつけた瞬間、メインヒーローのセイザータリアスへと変身しました。そしてセイザーヴェルソーへ反撃の鉄拳。ヒットした瞬間あからさまなマトリックスもどきのマシンガン撮影(時代遅れ)になって、その後壁をブチ抜いてヴェルソーが吹っ飛びます。しかし炸裂したDQNの怒りは収まらず、「まぁてぇぇぇーー!!」と分身しながら走ってヴェルソーを追っかけて第一話は終了しました。
ええとね、何と言うか、東宝張り切ってるの分かるんだけど本気が空回りしすぎです。今の時代に合うようにイケメン出したつもりなのだろうが、どこか倉田てつを(ライダーブラック)風味な暑苦しさが漂う俳優だし、若オッサンは明らかに10年前の特撮ツラだし。スーツのデザインもサイバーコップやガイファードの影響から抜け切ってないし、そんなヒーローが12人も出る予定でさらに巨大ロボ戦も予定してるってぇんだから贅沢なものです。コナミ様バンザーイですね。つうか放映したその日に変身アイテムから武器からフィギュアからロボまで怒涛の商品ラインナップでビビった。コナミも本気が空回りっつうか必死すぎです。親子連れが結構買ってたのが微妙な気分をより煽ってくれました。
セーラームーンもそうだけど、コレもヒーローが出揃って群像劇にならないと完全な評価が出そうにないです。が、どっちにも言えることは、こんなイカれた2作品が見れる日本は本当に平和な国なんだなぁって思いました。お前らも是非見てください。個人的にはセーラームーンがどれだけ爆笑のネタを持ってきてくれるかに期待してます。ポワトリンとかみたいに「ああっ!ラーメン(寿司でも可)が空を飛んでいる!!」などの酔狂な話が出れば神番組確定。
20031015
久しぶりの投票企画でしたが、投票数の少なさとネタのひねくれっぷりにこのサイトが改めてゲームテキストサイトの極北であることを改めて痛感。こんな企画するオレもオレだが投票していただいた貴様らもいまだにファミっ子大集合というヤンチャっぷりは如何なものでしょうか。別にいいけど。
実はすでに次の投票ネタも考えてあるんですが、順位別にいちいちコメント付けるのがめんどくせぇのでもうちょっと後にやってみようと思います。その他「こんなネタはどうよ?」ってのがあれば是非教えていただきたい。が、ますます客が引くようなのはナシだぞ!!
話をガラリと変えて、コンビニ寄ったらムーミンズランチとかいう海洋堂のムーミンの食玩が出ていたので早速購入。開けてみるとスナフキンいきなりキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!スナフキン激萌えのオレとしては嬉しい限り。自由を愛する彼が余す所なく立体化されているのにとにかくハァハァしました。
で、妻はというと「また変なもの買ってきて!!」と怒るんです。ムーミンは知ってるだろうがと返したら、「フィギュアは掃除の邪魔」とまた怒られる。男のロマンは形見が狭いのう。その割にはムーミンパパ型のビスケットを「わーい」と頭からボリボリと食らう妻。自由には生きられないという現実を痛いほど知った秋の夜でした。
20031018
突然ですが当方の不治の病「ガンヘッドが見たい病」が発病しましたので明日ビデオ屋で借りてきます。
分からない人に説明しておくと、東宝が15年くらい前に世界に通用する特撮を!と大金出して製作したSFロボ大作。まぁ結果は面白いくらいにコケました。つうか「さよならジュピター」で懲りてなかったのかよ、というのが当時のオタ人の意見だとか。
そんな事情を知ることもなく、当時小坊だったオレはコロコロコミックのカッチョエエ煽りの入った紹介文を見て一発でヤラれまして、ダルそうなお袋を引っ張って映画館に大興奮で突貫していったのです。
が、最後のラスボス(ロボ)の名前がエアロボットという腰抜けな名前の上に、そいつとの戦闘がミサイルとかチェーンガンとか電磁砲とか持っていたのにも関わらずただの体当たり合戦(大人の予算の都合上ってヤツ)という事実にヘナヘナに。呆然と映画館を離れたわけですが、今考えてみるとガキの頃からオレはB級の臭いに敏感だったのかと胸がキュンとします。あと同時上映が「彼女が水着に着替えたら」だったというのも追い討ち。観ちまったじゃねぇか。
その他にも主演の高島政伸がしょっちゅうニンジンのスティックをかじってたり(放射能除去剤という設定だがどう見てもニンジン)、バイオドロイドとか言うハエの出来損ないみてぇな奴が光子魚雷をぶっぱなしたり、謎の液体のプールの色がどう見てもバスクリンだったりと痛々しい思い出がいくらでも蘇ります。
でも、主役メカのガンヘッドはとっても素敵な造形だったし、しかもAI積んでて喋るメカだし、高島がオイルにまみれながらガンヘッドを修理したり、つうかその修理が燃料が無くなったからアルコールタンクを取り付けて「酔っ払うなよ」とイカス台詞を吐いてくれたりと、いい場面もあるんですよ。だから数年ごとに急に観たくなっちゃうのです。いや全体的にはクソなんですがねぇ。
ゲーマーとして忘れてはならないのがPCエンジンのガンヘッドのほうは神ゲームということ。コンパイル製作だったのですが元ネタなんか放り投げて「ザナック」の進化系とも言える漢シューティングに仕上がっております。ハドソンの全国キャラバンにも使われたしね。あ、ラスボスの第二形態がドレス姿の女で手からミサイル飛ばしていたという不条理を誰か分かりやすく教えてくれませんか。未だに気になるわい。
とにかくお前らも「マトリックス リローデット」なんぞにハァハァしているヒマがあったらガンヘッド観ろ。最低でも6回は爆笑できることを約束する。いやそうじゃなくてロボがいいのロボが。
20031021
先日の休みの夜、ネット巡回をしていて妻より遅くベッドに入ってしばらく経ったあと、それは起こりました。
「ブヒャハヒャヒャヒャハ!!」
妻の爆笑で目が覚めました。何事かと聞いてみても
「ベーコンが!ベーコンが!!」
ベーコン?
落ち着いた後に改めて聞いてみると、夢の中でありえないシチュエーションに出っくわして大笑いということらしいのです。で、その夢で見た光景というのが、
「小屋の中で人が一列に並んで直立不動でしかもペットボトルを頭に乗せていて、さらに何故かゆうパックのトラックがその横に停まっていて、そのトラックのそばに人が沢山座っていて、ついでにトラックの後ろに折りたたみイスが並べてあって、そのイスの下に人が入り込んでいた。そして、ペットボトルを頭に乗せた列の一人の携帯が鳴って、話をしているのが聴こえて、その会話が「いやあさっき”ベーコンよりもっとダブルバーガーって言ったの聞こえちゃったんだよねぇ”と言っていて、それでスイッチが入って爆笑したの」
・・・。
結論:妻のほうがセンスがある(脳とか)
20031027
「超時空要塞マクロス」
かつて夢と消えたセガバンダイという、今更なコラボレーションによって生まれたアクションシューティングです。ガンダムのゲームはやたらと数が出ているのですが、マクロスは版権がゴチャゴチャして裁判沙汰になっているので、ゲームとして出ることが少ないマイノリティな存在です。夏に発表されて以来、ファンたちは発売日を指折り数えて待っていたものなのです。
しかし、発売されたのはいいが、今のゲームには珍しくあっという間に終わってしまいます。1つのミッションが平均10分で、全部で20ミッションですから、上手い奴がやったら3時間弱で終了。待たされたわりにはアッサリしすぎです。また、一応TV版と劇場版のストーリーに沿ってはいるのですが、アニメムービーなどは無く、ミッションの途中に静止画が入って簡単なあらすじが語られるだけだし、主要キャラは戦闘時にちょこっとしゃべる程度。
さらに可愛い顔して実はDQN入っているヒロイン、リン・ミンメイは全くしゃべりません。まぁコレには込み入った事情があって、放映の後アニオタにハァハァされまくったミンメイの中の人がウザがってアメリカに逃げて、しかしアメリカのアニオタにもハァハァされて「もうミンメイでいいや」と開き直って帰国したものの当時フッたアニオタ及びマクロス関係者から総スカン喰らって仕方なくバンダイとあんまり関係ない所で細々と営業中とか。ミンメイはTVシリーズでも人気絶頂のアイドルから急転直下でドサ回りというキャラクターでしたがリアルでもやってくれちゃいました。
それはさておき、マクロスファンとしてはアニメの再現度もかなり薄めで物足りないかも知れませんが、TV放映されてからの生え抜きのバルキリー大好きっ子な人は問題外。ファイターでキューンキューン飛び回ってバンバンミサイル撃って、ガウォークでズギャッと急減速してバランス取って、地上や近くの敵にはバトロイドでゴロンゴロン転げまわりながらガンポッドを連射できます。楽しすぎです。これ以上の何を望むと言うのか。面数少なかろうが何度でも遊べるわい!!
つう事で、純粋にバルキリーのカッチョいいアクションを楽しみたい人なら定価で買っても損はありません。ただし、「マクロス」そのものを愛してやまない人はバンダイが血迷ってギャルゲー風味にしてくれるまで何年でも次回作を待ち続けて下さい。オレは今回ので大満足ですよー。
P.S 柿崎だけはガチ 漢の中の漢の犬死にっぷり