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20031105
「キル・ビル Vol.1」
(今日の日記のバカは褒め言葉)
バカのタランティーノが自分だけのために作ったバカ映画です。いやもうそれ以外に表現のしようが無い。オタク野郎に金と時間を渡すとロクな事をしねぇって事の見本。
まず耳に飛び込んでくるのは激マイナーな60年代・70年代の古今東西の映画作品から引用された曲の数々。日本映画からも柳生一族のナンタラとか影の軍団とか女囚さそりの「怨み節」だとかオレにはさっぱり分かんねぇが40代の人でも覚えてるのが珍しいアレでナニな楽曲が使われている模様。元ネタ知りたくてパンフレット買っちゃったよ。
さらにアクションで使われるのは日本刀です。「キル・ビル」の世界では銃よりもサムライブレードのほうが強いようです。つうか日本人は刀を普段から所持してるって設定らしい。で、刀である以上チャンバラが始まるのですが、運動会のお手玉のように人の手足や首や血液が宙に舞う地獄絵図。しかし見せ方が妙に爽やか。BGMはとってもご陽気なロッケンロールでとにかく笑える。オレがニヤニヤしている隣で妻は引きつってましたがね。
コレはかなり人を選ぶ映画だと思います。なにせ2時間延々とタランティーノのオナニーを見せつけられてるようなモンですから。オレみたいに散々アホな映画ばかり見てる奴ならいいが、配給会社の編集したオシャレな予告編に騙されてやってきた沢山の勘違いしたカップルが不憫でなりません。映画終わったら呆然としてたぞ。
とりあえず以下の事で怒らない人は見に行ってよし。
外人の必死な日本語。
千葉真一。(重要)
アニメ。
血。
内臓。
飛行機模型に吊り下げられてるピアノ線。(重要)
これがダメな人や真面目な映画ファンは絶対に頭痛が痛い思いをする事になるので注意しましょう。オレは超A級だと思うが。
20031111
そろそろ新作ゲームラッシュの時期ですな。結婚して月々の小遣いが決まっている状況では沢山買うわけにはいきませんので、厳選して買っていきたい所です。とは言っても雑誌やネットの評判なんてブッチぎって本能でゲームを買ってしまうのがオレ流。しかもここ数年激しくハズレなゲームにブチ当たっていないのが流石だなオレ様と自画自賛。と言うワケで、購入を迷っている貴様ら方はオレのお勧めするゲームを買ってみるがいいですよ(師匠発言)
(上からオレの欲しい順番)
「スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団」
長い上にいい歳こいた大人がお店で聞くのがためらわれるタイトルです。今や日本一有名な単細胞生物スライムを主役に抜擢したアクションRPGです。誰も話題にせずオレ一人だけで大盛り上がり中なのがちと不安ですが、「ゼルダ」風味の良質なゲームとなりそうな予感。ガキ向けっちゃあガキ向けだが、食わず嫌いはイクナイです。文句は遊んでから言おう。妄想だがメタルスライムでGBAの性能の限界に挑戦した高速ダッシュとか見られたらいいなぁ。
「機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ」
一応新作って事になってるが「連邦VSジオン」のバージョンアップだよなコレ。バーチャ4がバーチャ4エボになったように。しかし、簡単な操作体系で間口は広いが、やればやるほどモビルスーツの選択や戦い方など底なしの深い戦略性が潜んでいるというイカスゲーム。オールドタイプにとっては、ホットスクランブルからこんなにも進化したのかと感慨深い1本でしょう。ネット対戦も出来るそうですが、オレがやったら間違いなく廃人になるしその前に妻にシバかれるので一人プレイでじっくり楽しみたいですな。ところで予約特典はフォウ・ムラサメならぬ悩ましのロザミィのポスターで是非(アニオタ)
「バーチャファイター10thアニバーサリー」
本の付録にゲームという一見豪華そうだが中身は1stバーチャのルールでバーチャ4エボやっちゃいましたというセガらしい暴走じゃーなくて、お遊びですな。折角だから買うよオレは!バーチャファイターという人の人生までクラッシュさせるゲームが生まれてもう10年にもなったことを心から喜びたいですね。遊ぶ時間は確実に減ってますがまだまだやっていきますよ。だがこのままシリーズが続いてバーチャ8とかまで行くと、最強という夢を捨てきれない40代くらいのオッサンが揃いも揃ってカード持ってゲーセンに行って「あーーりえねぇよーーーー!!」と筐体バンバン叩きながらキレてるという光景が展開される危険性があります。現在のメインプレイヤーである20代の諸兄には時々冷静になってこの先の人生を真面目に考えるか、このまま燃えさかるマグマの地獄道を全力疾走し続けるかのライフプランの二択を考える事が最重要課題かと。あ、その前にセガが潰れるって選択肢もあるかもな。オレとしては次世代に託すという意味でガキが産まれたら英才教育を施してばぶ吉もビビるくらいのプレイヤーに育てるという野望もあるがこれは冗談半分で(半分は本気)
何か長くなりそうなので続きは次回の更新で。
20031117
この前からの続き。余裕があったら買いたい物リスト
「鉄腕アトム」
知名度はやたら高いが今ひとつブームになりきれない鉄腕アトム。人気が爆発しないのはやはりオタク共の陰のバックアップが足りないからじゃないでしょうか。まぁ今の絵のノリ的にウランちゃんでは萌えのパンチ力が絶対的に足りないのでしょうな。それはさておきゲームはGBAソフトでセガ販売だが開発はゲーム業界屈指の漢集団トレジャーという布陣。今回ばかりは十字キーで攻撃とかキテレツな操作ではなく、オーソドックスなアクションになりそう。特別出演でワンダー3とかビックXとか出るらしいけど流石に我王(ノミで攻撃)とかは出ないよなぁ。
「新世紀エヴァンゲリオン2」
リニューアルDVD発売に便乗して、それなりのモノを作ってそれなりに売れればいいやってバンダイさんの空気が見え見えの一品。幼児雑誌の「ボクがかんがえたエヴァンゲリオン」みてぇなゴチャゴチャした後付け設定の武装がいい味出しすぎです。特にチェーンソーとか。使徒(神)をチェーンソーでブッタ切るってのは「魔界塔士SAGA」へのオマージュか何かでしょうか?ちなみに製作は「ガンパレードマーチ」などを製作したチームのようで、オレはよく知らないがガンパレのネット上の評判を見る限りではエヴァ2でもオタに特化したゲームを見せてくれると思います。でもオレはミサトさんとの「大人のキスの続き」のあるシナリオが無けりゃ買いませんけどね。こらキモイとか言うな。貴様らもどうせそうだったんだろう?あぁ?
「フロントミッションフォース」
スクウェアのロボシミュレーションの第4作目ですね。第1作は最高だったのですが、「ガンハザード」から微妙な気分になって「2」でトドメを刺されて、「3」でもういいよって気分になった経緯があるだけに即買いという気分ではありません。現在はムービーを見られる程度ですが、FFの気合いの入れっぷりと比べるとどうにもやっつけ仕事臭さが漂っていてまたもや微妙。生暖かく見守ってワゴンセールに並ぶようだったら買おうかと。
あとは2chのスレで異様なテンションで盛り上げられている熊が演歌を唄うゲーム「くまうた」やら、旧来のファンの愛を踏みにじるタイトル変更という暴挙に出た「悪魔城ドラキュラ」改め「キャッスルヴァニア」とか、もはやケツしか見所が無いんじゃないかと思えるくらいエロい「Kunoichi」などが気になりますがいちいち突っ込むのも面倒になってきたので止め。
「スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団」
やっべスライムちょうカワイイ。ゲーム自体は「ゼルダ」タイプのアクションですが、強力に甘い。謎解きやパズルはあるものの1分も考えれば解けるものばかり。完璧にターゲットは小学校低学年向けなんですな。
アクションはスライムが伸びて体当たりするか、頭にモノを乗せてブン投げるかの2つのみ。肉弾戦に特化していて無駄に男らしいです。しかし動きがムニョムニョしてて可愛らしいので意外に見ていて飽きません。敵も体当たりで浮かせて乗っけられるのですが、乗せられた魔物もやたらキュートでお兄さんトキメキしっぱなしでどうしてくれようかこの野郎(落ち着け)
ストーリーも発売から1週間で早くも終盤ですのでボリュームも少な目ですが、敵のしっぽ団を倒す以外に荒らされたスライムの町を復興するというオマケがありまして、ダンジョンから資材や敵をかっさらってきて建物などを増改築していきます。これがちと面倒だが次第に町がスライムや魔物で溢れ活気づいてくる様を見るといい感じに和みます。
「ゼルダ」に近いものの、かなりライトに出来上がっているのでメインでガッチリと遊ぶのではなく、本当に欲しいゲームが出るまでの2〜3週間暇つぶしのためにやるのだったら丁度いいかも。あとドラクエへの愛に満ちあふれている人は即買いでも問題なし。
20031126
巷で噂の激辛スナック「暴君ハバネロ」を購入。最近スナック菓子を控えていたのですが世界一辛いと言われる唐辛子を使用と言われちゃヒートジャンキーのオレ様は買わずにいられなかったのさ。
形はポテコのようなリング状。ただし真っ赤です。恐る恐る最初の1個を試すようにポリッとな。が、全然辛くない。むしろポテトとオニオンの香りが実に良い具合だったので、「だったらイケるぜ!」と勢いよく6個ほど口に放り込んでボリボリと咀嚼したら、
着 火
一気に喉に来ましたよ ('A`) 更にお腹のあたりがポカポカしてきたし。暴君恐るべし。まぁ慣れたらカラムーチョよりちょい辛いくらいかなって感じで大変美味しく頂きました。辛いもの好きな人なら買って損はなし。ただ健康のために一回の摂取は1袋がよさそう。それ以上は口も喉もそしてケツものっぴきならない事態になってもオレぁ責任取れんからな。
20031130
「マトリックス レボリューションズ」
周りのみんなは駄作と言うかもしれませんが、少なくとも先生の心の中では100点満点です。
いやだってさ、予告でも散々既出の雨の中でのネオとスミスの殴り合いは言わば夕焼けの中河川敷で殴り合う番長同士の絵ヅラのハリウッド的アプローチだろうし、その他のシーンはほとんどがウォシャウスキー兄弟が影響を受けた日本のアニメやら漫画の印象的シーンのオマージュっつうか丸パクリだし。どうせ最後だからやりたい事やっちまおうと吹っ切れた監督兄弟のオタクハート大爆発を垣間見ることが出来てオレは満足でした。
解かれない謎や微妙なラストシーンについて不満の多い人はいるでしょうが、それは多分真面目な映画ファンなのでしょう。が、オタクにしてみればそんな投げっぱなしな終わり方なんて監督兄弟の大好きな大友氏や押井氏のお家芸だし、更に言えばイデオンとかエヴァンゲリオンとかガメラ3とかでこれでもかと「ウソーーーーん!!」って言わされてきていい加減耐性の出来たオレにとってはそんな大騒ぎする事でもないじゃんと思うのですがどうでしょうか。
しかしハリウッドっていい所だよな。需要が見込めればどんな狂った映画でも作れるんだから。観た人は分かるだろうけど、あのスミスの殴られるところだけでオレの年収以上の金かかってるぞ。羨ましいったらありゃしない。畜生。