日 記

(2014年12月)


<今野順夫の部屋>

◇ 2014年も大晦日です。1年が過ぎました。
 月曜日(29日)は、9時にコープ本部に出向き、専務とともに店回り。時間が足りなくなり、近くの笹谷店と本部のあるいずみ店を除く9店を訪問。方木田店、あだたら店、やのめ店、新町店、瀬上店、保原店、梁川店、国見店、桑折店の9店です。忙しい業務中なので、邪魔はしないようにして店の状況を概観。専務から、各店の状況等教えてもらい、インターンシップのような感じです。課題はあるのですが、それぞれの店の置かれた環境を踏まえて、努力されています。店舗も、順調な経営状況。頑張ってほしい。
 火曜日(30日)は、リサイクルに古新聞などを出すために、部屋の一部掃除。新聞の切り抜きが厄介物です。いろいろ事情があり、年末は新聞5紙。これは多すぎる。新聞に振り回されている。どうしても、残すべき資料と今はゆっくり読めないので切り抜いておいて後で読もうといのが問題。結局、読まないのだが。新年は3紙に戻るので、少し身の周りを整理できるかな。女川の次女が来る。久しぶりの帰省。
 大晦日の31日。塩竃の孫一家が、5人全員で来襲。体が大きくなっているので、狭くなる我が家。結局9人の集合。娘たちの仕事の関係で、お正月は年末に済ませる感じが続いています。塩竃に向けて4時頃帰る(日帰り)。女川へは、翌朝の早朝に帰る。少し風が強い。2014年はかくして過ぎさる。さようなら。(12/31)<26739>


◇ 年末までもう少し。28日の日曜日。官庁は28日が仕事納めだが、日曜日そして27日は土曜日。お陰で26日が仕事納め。かつ1月4日は日曜日なので、連休9日間。
 机の周りを整理しているが、なかなか進まない。塩崎賢明さんの「復興<災害>」を読んでいる。さすがに災害復興学の第一人者。
 年末までに、少しは整理整頓したいものだ。どうしてできないのだろう?(12/28)<26711>


◇ 多くの職場で、長い年末年始の休暇に入りました。1月5日再開というと、9日間の連続休暇です。それは公務員始め多くの企業でのことですが、我がコープマートなど小売店は、年末年始の一番忙しい時期で、休むことはできません。交通関係もそうですね。休みでも、誰かが働いていることにより、休みが支えられていることです。何も役には立ちませんが、29日月曜日は、専務らと一緒に、各店舗の陣中見舞いの予定。仕事の邪魔にならないように、そっと励ましてきましょう。
 昨日の金曜日(26日)は、夜のフォーラムの予定ですが、実行委員会をつくり普及していた映画「ひまわり」の最終日、再度見ました。試写会で見たのですが、やはり見落としがありました。いい映画です。夜の忘年会の際に、弁護士さんから私のフェースブックを見て、映画を見てきた。いい映画だと喜んでくれた。
 午後、監事をしている連携復興センターの理事会に参加。それを経て、第82回のふくしま復興支援フォーラム。いつも会場ではないので、無料ではあるが、会場づくり。忘年会シーズンでしたが、第82回ふくしま復興支援フォーラムは、21名の参加。佐藤政男さんから、「『福島のいま』を伝えつづけて」というテーマで報告してもらいました。福島をいかに全国に発信するかという点で、非常に有意義なテーマでした。続く、ささやかな忘年会。17〜8名の参加。和気あいあいの集まりでした。
 今日・土曜日(27日)は、訪問看護の方が来られるので、私は外へ。県立図書館で、地方公務員の給料の問題をとり上げた雑誌を読んできました。年末年始は図書館で過ごすのもいいなと思いはしましたが、28日〜4日まで休館とのこと。売れた映画の前売り券のお金を届けに行って、いろいろと雑談。何か、年末の雰囲気です。
 年賀状の添え書き、テレビでフィギュアスケートを見て、一日終了。(12/27)<26701>


◇ クリスマスです。朝一番で、ラジオ福島に参り、「通りゃんせ基金キャンペーン」にコープの募金を届けてきました。組合員理事・常務・部長と参りましたが、立場上、私がインタビューを受けました。ラジオ中継なので、通勤途上で聴いた人もいた様です。菅原美智子アナウンサーや、ナスビさん、沢田千加子さん、ボンカーズも一緒。24時間のイベントです。
 福島大学に参り、被災地での要介護認定が急増していることの原因分析の検討会。あまり自主的ではなかったのですが、依頼されたのと、課題に関心があったので入りました。時間がないのですが、年度内にできるところまで頑張るしかありません。実質は作業部会の頑張り次第ですが。
 松川事件を後世に正しく伝えるため、「松川賞」を募集することになり、予定された記者会見場に行ったのですが、記者は皆無。ビデオ撮りのスタッフのみで、記者はいません。幹事社もいません。仕方なく、4人で行ったのですがビデオ撮りのみ。これでは宣伝にならないと思い、地元2紙を訪問。宣伝方お願いしました。
 慌ただしく過ぎたクリスマスですが、年末までもう少し。河北の「座標」の記事について、仙台の小田中先生から、感想など有難いはがき。いつも恥ずかしい限りです。(12/25)<26674>


◇ クリスマスイヴ。会津若松での非常勤講師。雪を心配したが、空には晴れ間がでて、磐梯山も綺麗に見えました。磐越道も雪なし。快適に行き帰りしました。
 夜は、晩白柚(ばんぺいゆ)のお酒で、乾杯。晩白柚は、熊本県八代地方特産の柑橘。沖縄から頂いた琉球泡盛「御酒 瑞泉 うさき」、金沢の先生から頂いた「山廃純米 農口」(石川県能美市)と、珍しい酒が揃う。少々アルコール中毒になってもいいか。それほどの量はないのだが。(12/24)<26645>


◇ 昨日・月曜日は、夕方のコープの常任役員会のみの予定だが、午後から訪問診療でお医者さんが来るので、昼過ぎに出て、映画「バンクーバーの朝日」を見る。以前、福島で開催されたアメリカの強制収容所の展示会とダブる。また、日本での在留外国人問題とダブる。立場を変えて、相手の立場に立って時考えてみると、極めて身近に感じる。戦争のもたらす悲劇は、このバンクーバーにも。
 早めのコープ本部行き。6時半頃までの業務報告を聴く。来週は、お休みにして、各店舗の挨拶に回る。コープだけではないが、商店の年末年始は、大忙し。
 今日・火曜日は、天皇誕生日。天皇は81歳。お元気な様子。クリスマス気分と正月気分が重なっている。
 今朝の河北新報は、「座標」欄の最終回の掲載。月1回、半年の依頼だったが、テーマは自由なので、テーマ設定自体で頭を抱える。7人で回しているのだが、他の執筆者は、地についた論評で、読ませる。私の今度のは、締切り1日遅れ、会津若松から帰ってからの執筆。1000字程度だから、それほど時間は要しないが、夜中の作業。新聞社がつけてくれた表題は、「生活者視点で復興推進/協同組合間の連携」。コープふくしまの復興への取り組み。編集者から、半年ありがとうとの丁寧なお礼のメールが来たが、一つの思い出かも。河北新報との付き合いも、一応切れる。寒さが身にしみる。
 娘からクリスマスの花とチョコレートのケーキが届く。(12/23)<26626>


◇ 年末の忙しさ。師走であるが、教師を辞めても忙しい感じ。せわしい感じである。あっと日は過ぎてしまう。
 水曜日(17日)、会津での非常勤講師。磐越道が心配。思ったよりは良かったが、磐梯山SAと磐梯河東ICの間は緊張。行き帰りとも。地吹雪ではないが、二車線の道路が、新雪で真っ白。轍の跡が見えない。追い越し車線を走るトラックなども来るので、左に寄ると、吹き溜まりの雪に入る。なんとかおそるおそる辿り着く。
 木曜日(18日)、第81回のフォーラムだが、報告者は、いわきからわざわざ来てくれる。道路が心配で、ならなかったが、何とか無事着いてくれた。民間の会社で、旧警戒区域での復興への挑戦をリアルに話して頂き、感想も良かった。終了後、いわきから来てくれた数人を含め、15〜6人で夕食懇親会。報告者が宿泊するので、そういうことになったが、聴衆の4人は、11時にいわきに向かう。無事、辿りつくことを祈る。いわき中心に復興支援の方々と、福島の方々の交流。いい懇親会だった。私も帰宅11時半。
 金曜日(19日)、県議会の閉会式。副知事の辞任挨拶、本宮市長選挙に立つために県議を辞職する方の挨拶などあって、3時半までかかる。4時から委員会の開催。外は暗くなる。
 土曜日(20日)。JSAの忘年交流会。知事選挙の話など、県民の状況について話し合う。重い課題。出れなかったが、他の会場での講演に来た金沢の井上さんと昼食。双方、会合終了後、落ちあって、飯坂の老健施設内に併設された温泉に行く。駅前のホテル近くで夕食懇親。今日は、食べ過ぎてしまった。
 今日、日曜日、少し疲れたのかボーっとしているが、灯油7缶の購入に出かけた。あとは官兵衛の最終回を見るだけ。(12/21)<26595>


◇ ああ、サボっているうちに3日が過ぎた。
 日曜日(14日)は、野暮用で外に出ました。野暮用もやらざるを得ません。夜は、総選挙の開票速報。結論が先に出されている選挙で、投票率も低いし、こちらも真面目に速報は見ていませんが、気になります。翌日の授業の準備とテレビと行ったりきたり。
 月曜日(15日)、2コマ連続の福島大での非常勤。年内最後の授業です。そのままコープへ。常勤役員会。
 今日は、雪がきつい。午前中は、県議会の常任委員会への参加。事務方が答弁しますが、問われない限りは、じっと我慢しているのは辛い。委員会も議会方式の準用。昼にコープに行き、コープみえから被災地支援で見えた18人の組合員理事さんらと情報交換、交流。皆さんは、懇親会に行くが、そのまえに私は県知事主催の懇談会に1時間ほど参加。また、引き返してコープみえの皆さんとの懇親会に遅れたが出席。愉快な、和やかな懇親会。一貫して福島支援をしていただいて、本当に有難い。その支援をバックに、復興に頑張らないと。(12/16)<26540>


◇ 昼から駅前「コラッセふくしま」で、福島大学教職員組合退職者の会の忘年懇親会。
 せっかくなので、2階の期日前投票所により総選挙の投票。大雪の恐れから、早めの行動か?投票率の低下が心配。県内全市町村が投票時間の繰上げしているのは、福島県と群馬県と聞いて、投票率への影響を心配。
 忘年会は、26名ほどの参加か。例年よりも少ない。年末の忙しさの故か、退職者の会に対する期待がうすくなってきているのか。退職者は、社会では孤立しがち、もう少し企画の充実が必要と感じています。(12/13)<26503>


◇ コープふくしまの定例の理事会。月一回なので、今年最後の理事会。所用で2名の欠席はあったが、皆さん元気な様子で安心。
 できるだけ多くの人が発言できるように、20人ほどを3グループに分けて報告・提案事項について、質疑・討論。1時間ほど後、再開の理事会で、各グループの内容をプリントして配布して報告してもらう。常勤の役員が会議の進行中にその内容を作成して配布するのだから脅威。他のグループの内容が、ほぼ把握できるので、私としてはうまくいっていると満足。毎回、メンバーを変えるので、また交流の場にもなる。
 細かい店の対応や、大きな経営上の問題まで、多彩なので、それもいい。会議の手法というよりも、それぞれが活発に活動していることの反映だろうが、生き生きしている。これが、生協らしい発展に結び付けたいところ。立場上、分からないこともあるのかもしれないが、相互の風通しがいいのではないかと思っている。
 新年向けの理事長としての挨拶の原稿の締め切りを過ぎたが、総選挙も終わらないし、何かまだ新年の気分に慣れないので、気分が乗らない。しかし、担当者に迷惑をかけるので、何とか書いて送信。
 夕方、宮城に住む中学校時代の同期生のWさんから電話。随分久しぶりだが、元気に活動している様子。いつまでも元気でいてほしい。(12/12)<26495>


◇ 木曜日、震災後3年9か月。一日中、福島県庁内におりました。
 午前中は、担当している委員会の定例会議。恒例の審議事項と、懸案の課題のフリーデスカッション。制度は、状況に応じて変化していかなければなりませんが、本来の制度趣旨をいかに貫いて、かつ効率化していくか、何事にも共通する問題ですが、重要だと思いました。青臭いですが、そもそもの議論が出来るのは、有難いです。面倒臭いといえばそうなのですが、自由に議論が出来るはうれしいです。
 県庁内で昼飯のお弁当をたべ、午後は県議会出席。一般質問の日で、各会派5人の質問者。20分の質問時間ですが、答弁が20分ほど。再質問・再々質問もあり、4時半頃の散会。県の動き、各会派の考えが良く分かります。議論を詰めて、復興への道を進んでいきたいものです。(12/11)<26478>


◇ 水曜日。会津若松での講義。雪が心配でしたが、磐越道もほとんど雪なく、スムーズな運転でした。ただ、磐梯山は、雲に隠れていました。気温も3度前後で、それほど寒くはありません。この状態が続いてくれればいいのですが、2月上旬まで続きます。
 教科書のなかで、元ゼミ生の書いた部分「障害者福祉」の講義。短いがよく読むと、よく考え抜かれているなと感心。さらに頑張ってほしい。
 睡眠不足のせいか、ドライブの途中は睡魔が襲い、結局、安達太良SAで小仮眠。書かなければならないものがありますが、少しサボって、早寝することにします。(12/10)<26464>


◇ 火曜日。午前中は、約4週間毎の病院での定期診察。血液検査の結果は、前月同じ。主治医は、問題はないということですが、標準値にあと0.2のところで止まっています。ほぼいいとしましょうか。この頃、物忘れがひどくて、認知症の前期症状かと相談したら、認知症の人は、そう気付かないと、慰められる。まあ、内科の先生だから、あまり安心してはいけないが。
 自宅に戻る時間がなかったので、飯舘村等阿武隈山地の避難者中心の「かあちゃんの力」の店で、ランチ。
 午後は、県議会の代表質問に出席。共産党と自民党代表だが、新しい知事のもと、継続する課題に新体制がどのように対応するのか注目。(12/9)<26452>


◇ 昨日の日曜日、月曜日の講義の準備と義母のショートスティからの退所の手伝い。講義の準備で、前回の学生の質問・感想のタイピングと、それに対する回答を書いて、深夜になってしまいました。勉強になりますが、勉強不足を感じます。労働法が専攻で、社会保障法はそうではないという言い訳は成り立たないでしょう。労働法もですから。
 今日の月曜日は、忙しかった。朝イチに、コープ本部に出かけ、月一回の朝礼。そこでの挨拶。もう少し準備をしていればいいのですが、車を運転しながら考えているので、間に合わない。主には専務理事の経営状況報告ですから、理事長挨拶はそれほど重要ではないのですが、何とか皆さんと協働して働く意欲を出せたらとは思うのですが、そう簡単なことではありません。30分の朝礼を終えて、30分後に始まる組合員の交流集会へ。
 組合員さんが、駅前のコラッセに集い、まずは人形劇(劇団「赤いトマト」)を鑑賞。田村市船引に住む仲のいいご夫婦。かなり、工夫して、全国展開にふさわしい芸術になっているようです。大河原多津子さん大河原伸さんのご夫妻。いい企画でした。
 理事長として最初の挨拶をしたのですが、絵本や子ども文化の重要性を話そうとして、「三匹のやぎのガラガラドン」、「スイミー」等まではよかったが、「***のひとしずく」といって、***が出てきません。恰好悪い挨拶になったのですが、「ハチドリ」ですよね、と後で同年代の組合員さんに言われて赤面。う〜ん。少し多いな、ミス・度忘れが。そういえば、2006年11月に女川の生涯学習センターで、小学5年〜中学生を集めて講演をした時に、引用しました。親戚の子たちは、「ハチドリ」に感動してくれたので、忘れてはいけないのですが、もう一度講演録を読んでました。それにして、あの子たちは、5年後に襲った大津波でどうなったのでしょうか。そのころ15歳から20歳ですね。(いまは20歳以上かな)。話をした生涯学習センターも流され、4万冊の本も流されました。ハードはともかく、助かった子どもたちがすくすく育っていてくれていると信じたい。
 交流会は、人形劇だけにして、福島大へ。非常勤講義です。13時から16時まで。その後、コープ本部での常任役員会。何か、忙しい1日が終わりました。(12/8)<26436>


◇ あっという間の土曜日です。時の流れは早い。
 木曜日(4日)、新知事の下での初めての県議会。開会式に参列しました。新知事は、前副知事なので、あっと驚くような施政方針ではなかったが、年代の若さを感じさせる意欲的な演説でした。終了後、コープ本部により、翌日の二本松での学習会の資料作り。
 金曜日(5日)。前日の朝、ストーブが消え、温水器も使用停止。ストーブの故障かと電気屋さんに来てもらい、部品を発注する。金曜日は、風呂屋さんに来てもらい、温水器の点検で、結局、灯油欠が原因と判明。その可能性もあり、確かめたのだが、ゲージが引っ掛かっていたのと、灯油缶の中が暗くて、十分に確認できなかったのが、原因。単純な解決だが、ドジな自分に腹が立つ。
 午前中は、コープ二本松ブロックの委員さん達の勉強会。35人ほどの会合ですが、年代は私と同年代、そしてより若い方々、また幼稚園児を抱えるお母さん、比較的バラエティに富んでいます。全員女性です。1時間半という長い講演時間ですが、何とか過ごせました。お世辞かもしれませんが、表題は難しいと思っていたが、良く分かったと言ってくれる人もいた。終了後、商品の話にになると元気いっぱい。一緒に昼食をとり、懇談して散会。楽しいひと時。
 自宅に戻り、県の委員会に参加。職員の勤務状態等の調査結果も出され、どのように改善していくか、有意義な会議。夕方、若い職員も含め忘年会と永続勤務者のお祝い。若い職員にも、いろいろと話してもらう機会をつくったので、非常に新鮮。ここも楽しかった。ただ、冒頭のあいさつで、お名前を間違えるという失敗。その後、修正して話してはいたが、本当に失礼した。別の機会に謝っておこう。どうして、こういうミスをするのか、前回の議会での挨拶でも、短い挨拶での失敗(言葉が出てこない?失念?)を繰り返している。歳のせいもあるが、もっと注意を集中して行わなければならない。
 土曜日の今日は、仙台での憲法の講演会。講演会というほどの大袈裟なものではないが、仙台の吉田さんから頼まれて、宮城・研究者9条の会等の主催の講演会。「震災復興と憲法」のテーマで話しさせてもらったが、憲法の内容というよりは、副題に付けた地元研究者の役割について話す。特に、宮城・仙台の研究者が、東北全体の研究者を引っ張っていく必要があるのではないかとの期待(お願い)。十数名と、少人数だが、開店休業だった同会が再開するきっかけになればと思う。
 参加していただいた仙台の伊藤さん、山形の高木さんと一緒に、喫茶店に入り、コーヒーとケーキセットで歓談。70歳〜80歳の男たちが、ケーキを食べているのは、少し滑稽かなと思いつつも、まあ、人の目は気にしない、気にしない。糖尿病は気を付けないければならないが。
 仙台駅で、夕食を食べて、新幹線で帰宅。仙台の山田君と電話で話す。買い物に行っていたらしいが、新たな状況で、どのように生活をつくるか。仕事が一段落したら、じっくり考えてみたいと言っていた。元気な様子だったので、まずは安心。今晩は、とりわけ寒い。(12/6)<26403>


◇ やはり師走になると、日の経つのが早いです。
 昨日の火曜日は、午前中に、郡山市立美術館に行き、「大判じ絵展」を見てきました。解説によれば、「判じ絵―それは文字代わりの絵で、ダジャレ、こじつけを交えながら、知恵を絞って考えて答えを導き出すことをねらった知的なアート。歌川派などの浮世絵師が描いた地名や人名、物の名前などを判じた作品がよく知られていますが、ほかにも岩手県に伝わる「絵暦」や、寛政以降の歌舞伎役者の着物柄にとりいれられた謎染など、さまざまなパターンがある。」とのことです。いつもの美術鑑賞と異なり、なかなか知恵が必要です。1時間ほどの行程なので、昼ごろ帰宅。
 夕方は、「ふくしま復興支援フォーラム」の第80回目の例会。福大の本多環先生に、子どもたちの現状について報告していいただきました。質疑の中で、大人(教師・保護者等)への支援の必要性、学校と保護者、そして地域との連携の重要性が出ていました。31名の参加者でしたが、「心の問題」に収斂しない課題があると感じました。子どもたちの、この3年以上の空白期間、単に復旧・復興といことでは解決できないこと、また「復育」が必要だとの話も肯けました。皆さんの復興にかける持続的な熱意に動かされます。
 今日の水曜日。会津短大での非常勤講師。会津は雪だということで、かなりの覚悟で参りましたが、道路にも雪はなくびっくり。喜多方・米沢は大雪のようですし、仙山線は8時間も缶詰停車。木が倒れて架線にかかり停電とのこと。冬の入口で大災難。喜多方と会津若松は隣町。歴史が違うのですが、ここまで天候も違うとは、会津外人には予想もしていません。丁度、妻が会津若松市の県立博物館の企画「みちのくの観音さま」の展示を見るというので、往き帰り同乗(私は講義)。
 随分、寒くなってきました。風邪を引かないように頑張ることにします。(12/3)<26362>


◇ 12月になりました。師走です。
 昼からの福大での非常勤講師。2コマ3時間の長さは、準備が大変。やはり1コマの準備に慣れてしまったのでしょうか。学生は、こちらの準備不足も問題にせず、頑張っています。期待に応えないと・・・。
 コープの常任役員会に遅れて到着。事業活動は、順調なのでホッとしていますが、確実な地歩を固めないとと思います。
 カーラジオから、菅原文太さんがなくなったとのニュース。井上ひさしさん、菅原さんと、高校の大先輩の訃報に、落胆しています。権力に阿ねない先輩に見習って、遺志を継いで進まないと・・・。(12/1)<26339>



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